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どうして猫を持ち上げると伸びる?|おとなしくなる猫の好きな持ち方

更新日:2024年09月15日

猫を抱っこしようと持ち上げたら凄い体が伸びて驚いた、という経験をしたことのある方は多いでしょう。上半身を持ち上げただけでは一向に後ろ足が地面から離れないのが猫の体です。なぜ猫の体はこんなにも伸びるのでしょうか?また、猫の抱き方についてもご紹介します。

どうして猫を持ち上げると伸びる?|おとなしくなる猫の好きな持ち方
猫が持ち上げることを嫌がる理由として、2つ目は「苦い経験があるから」です。いわゆるトラウマというやつで、持ち上げられることによって嫌なことが起こると認識してしまっています。

猫には人間の言葉が通じないので、過去のトラウマを克服させることはまずできないでしょう。無理に持ち上げることで慣れさせる、という強硬手段もできません。

持ち上げることに強い拒否反応を示すのであれば、抱っこはできないものと諦めてあげる方が猫のためにも良いでしょう。

猫が抱っこを嫌がるときの気持ち3:飼い主の匂いが嫌い

猫が持ち上げることを嫌がる理由として、3つ目は「飼い主の匂いが嫌いだから」です。人によっては持ち上げることができる、という場合には匂いの可能性を疑いましょう。

普段から持ち上げることを嫌うのであれば、そもそもの体臭から相性が合わないということになります。時々持ち上げることを嫌がられるとすれば、その時の匂いに原因があるでしょう。

化粧や香水などの匂いを確認してみてください。

猫が抱っこを嫌がるときの気持ち4:抱き方が悪い

猫が持ち上げることを嫌がる理由として、4つ目は「抱き方が悪いから」です。安定感がなく、落ちてしまいそうと感じれば、猫はその場から逃げてしまいます。

猫を抱っこするということは、猫にとっては空中に持ち上げられるということです。不安定な抱き方では安心できず、不快感を覚えてしまうでしょう。

猫にとって安心感のある、安定した抱き方を習得してあげることで改善する場合があります。

猫が落ち着く抱き方

猫は体がよく伸びるため、持ち上げることにもコツが必要です。抱き方がしっかりしていないと猫は不快感を感じ、直ぐに逃げてしまいます。

では、どのような抱き方が良いのでしょうか。愛猫との相性を分析しながら挑戦してみてください。

猫が落ち着く抱き方1:安定する持ち方

猫が落ち着く抱き方1つ目は、「安定する持ち方」です。体を密着させ、重心をしっかりと支えられるように意識しましょう。

まずは片手をわきの下へ差し込み、上半身を持ち上げます。すかさずお尻のあたりに手を添えて持ち上げます。または、後ろ足をたたむようなイメージで持ち上げてください。

ポイントは、お尻から後ろ足にかけてしっかりと体重を受け止めながら持ち上げることです。抱き上げた後も下からずり落ちてしまわないように意識することで、猫の不安を解消できます。

猫が落ち着く抱き方2:わきの下に手を入れる持ち方

猫が落ち着く抱き方2つ目は、「わきの下に手を入れる持ち方」です。体が大きい猫など、上半身を片手だけでは持ち上げることができない場合に有用です。

持ち上げる際に、両手でわき下を掴みます。あなたの体を使って猫の体重を支えつつ、片手をお尻の方へ回してあげましょう。人間の子供を抱っこするような感覚です。

猫の伸びに慣れるまでは難しいですが、習得すれば大きくなった猫でも抱っこすることができます。

猫が落ち着く抱き方3:おなかを隠してあげる持ち方

猫が落ち着く抱き方3つ目は、「おなかを隠してあげる持ち方です。」猫にとってお腹は弱点なので、抱っこによって晒されてしまうことを嫌う場合があります。

猫のわき下からお腹にかけて手を添えたり、腕を回すようにしてあげるとよいでしょう。前かがみの体勢にしてあげると、お腹が隠れます。

または、肩に乗せるようにして抱いてあげると、お腹がしっかり隠れます。

猫が落ち着く抱き方4:首根っこを持ち上げる

猫が落ち着く抱き方4つ目は、「首根っこを持ち上げる持ち方」です。猫には首根っこを持ち上げられても大丈夫という性質があるため、首から持ち上げることも問題ではありません。

首の皮と肉を掴んで持ち上げてみましょう。このとき、筋肉を掴むことのないように注意してください。正しい持ち方ができていれば、猫は自然と大人しくなり、後ろ足をたたんでくれます。

腰を支えるようにして抱き上げてあげましょう。

※ただし大人の猫ちゃんの首を掴んで持ち上げることは、体に負担がかかるので決してしてはいけません。

猫が落ち着く持ち方をしてあげよう

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初回公開日:2019年08月08日

記載されている内容は2019年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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