大きくならない猫の特徴とは？｜大きくならない猫の種類5選

猫には色々な種類があり、体格ごとで猫種を分類することができます。体格で分類する場合は、大きく分類して大型猫と小型猫の2種類があるでしょう。

成猫になっても大きくならない猫は、いつまでも仔猫のような可愛らしさが特徴的です。有名な大きくならない猫は、シンガプーラが主に有名だと言われています。

この記事では、上述のシンガプーラの他にも大きくならない猫種を紹介します。

大きくならない猫には、人工的に交配させて生み出された猫種と、仔猫の時からあまり大きくならない猫種の2種類があります。

昔から世界最小の猫種と言われているシンガプーラは、元々シンガポールで野生の猫として生活していたため、自然に生み出された猫種です。

現在は家猫として有名なスキフトイボブテイルは、シャム猫を品種改良して確立された猫種です。しかし病気などで、大きくなれない猫もいます。

大きくならない猫は、成猫になっても体重が数キロにしか成長しません。一般的な猫種では成猫になった段階で平均体重が約3～5kgになるので、小型猫は体が小さいです。

ちなみに大型猫は成猫になった段階で、体重が約4～8kgに成長し、小型猫の4倍の体重になると言われています。同じ猫でも、猫種ごとで体格や体重がバラバラです。

大きくならない猫は、成猫になっても体重があまり増えないでしょう。

シンガプーラは、成猫になってもあまり大きくならない猫として有名です。シンガポールが原産で、自然的に生み出された猫種として確立されています。

下水溝でネズミ捕りなどに利用されていた猫で、成猫になっても小さいままなので陽性と言われるのが特徴的です。

シンガプーラの成猫の体重は約3kg程度で、平均的な猫種よりもあまり大きくなりません。ネズミ捕りに利用されていたほどなので、とても俊敏に動くことができます。

シンガプーラの値段は、他の猫種と比べて18～30万円で販売されています。現代は個体数が少ないですが、が高く飼いやすい猫種です。

ケージやトイレなどの環境を整えるだけで、平均的に24万円はかかるでしょう。シンガプーラはブリーダーやペットショップだけでなく、里親になることができます。

シンガプーラを迎え入れる前に、実際に本物を見学してみましょう。

シンガプーラは世界的に大きくならない猫として有名で、成猫になった段階で体重は数キロ程にしかなりません。

体格は小さいですが、運動神経が良く筋肉質です。尻尾が長く先端が細くなっており、丸みのある頭部は付け根が広い耳が付いています。

シンガプーラの最大の特徴は、アイラインを引いたようなアーモンド形の目で綺麗な瞳をしているところです。生後2か月までは青ですが、成長するにつれて緑や銅色になります。

シンガプーラは甘えん坊でとても大人しい性格です。さらに好奇心がとても強く、人懐っこいため、飼い主の行動を注意深く観察する傾向にあります。

遊んでほしくて膝や肩に乗っかったり、仕事や読書の邪魔をよくしてくるでしょう。しかし大きくならない猫なので、重さをあまり感じなくそんなに邪魔に感じません。

元々ネズミ捕り用に飼育されていた猫なので、遊び好きでおもちゃによく反応します。

シャム猫はあまり大きくならない猫として有名で、足は長めで筒状の胴体が特徴的です。瞳はサファイアブルーになる個体が本物です。

全体的に小顔でスレンダーで、尖った立ち耳が他の品種と違う点です。脚や尾の先端、顔周りがチョコレート色になっています。

公認されているシャム猫のカラーリングはブルーポイント、ライラックポイント、シールポイント、チョコレートポイントなどがあります。