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猫の便秘解消の原因は?オリーブオイルや綿棒を使った対処法などを紹介!

更新日:2024年07月06日

猫が便秘になったらどうすればいいのでしょうか。本記事では猫が便秘にかかる原因をはじめ、診断方法、症状、対処法などについて紹介しています。猫の便秘で困っている飼い主さんや、これから猫を飼おうとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

猫の便秘解消の原因は?オリーブオイルや綿棒を使った対処法などを紹介!
「うちの猫ちゃんは2日以上排便しないの」
「トイレの時間が長く、力んでいるようだ」
「1回に出る便が少ないんだけど」
このように飼っている猫に便秘の症状があらわれ、どうして対処してよいか悩んでいる飼い主さんも意外に多いのではないでしょうか。

本記事では猫が便秘になる原因をはじめ、症状、対処法、必要な管理の仕方などを紹介しています。対処法の1つといわれているオリーブオイルを使った方法についても、詳しく扱いました。

この記事を読むことで、これまで知らなかった猫の便秘について理解できます。それだけでなく、学んだ知識は便秘を上手に管理し、猫を健やかに育てるのに役立つでしょう。

猫の便秘について知りたいときや、対処法で悩んでいる飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてください。

猫の便秘の原因とは?

猫が便秘になるのは、さまざまな原因が考えられます。そのため、排便回数や水分の摂取量など、猫を観察することも大切です。ここでは猫が便秘になる原因や観察ポイントなどについて説明します。

猫の便秘の頻度はどのくらい?

猫の排便回数が減ってきたら、便秘が疑われます。排便パターンは猫によって違いますが、1日に1~2回、2日に1回とかが一般的です。こうした排便リズムが崩れている場合、便秘の可能性があります。

ただ、排便回数も重要ですが、排便の量や猫の様子も観察してみてください。排便の量が少なかったり、排便時に痛がったりする場合は便秘が疑われるため、獣医師に相談するようにしましょう。

原因は一つでない場合も

猫が便秘になる原因は水不足をはじめ、運動不足・ストレス・腸の不調・薬の影響・骨盤疾患・毛玉など、さまざまな要因があるといわれています。対処する場合は、その要因について深く知ることが大切です。

猫は水や運動不足やストレス、腸の不調などで腸の動きが鈍くなり、便が硬くなることで便秘を引き起こしやすくなります。また服用している薬の副作用で排便のリズムが崩れることもあるそうです。そのため、猫の健康管理には細心の注意を払うようにしましょう。

それほど多くはありませんが、骨盤の異常で骨盤腔が狭い場合、排便に痛みを訴える猫がいます。こうした猫は、排便を我慢する癖がつき便秘になることもあります。


また、猫はグルーミングといって、毛並みを整えるために毛を舐めますが、その際に毛が抜け胃にたまるのが毛玉です。毛玉は体外に吐き出されますが、小腸まで移動すると便秘の一因になります。

何日様子を見ればいいの?

猫の便秘には、「何日出なければ便秘」という決まった基準はありません。ただ、正常な猫は毎日便を出すのが普通で、丸1日出なければ軽い便秘といえるでしょう。2~3日様子をみて、便の量が少なかったり、便がでなかったりした場合は便秘を疑ったほうがよいでしょう。

猫の便秘の診断方法

猫が便秘なのか知るためには、日頃の観察を怠らないことがとても大切です。毎日観察することで、便秘気味なのかどうか、ある程度知ることができます。

便秘の診断方法としては、直接お腹を触って固くなった便の感触がないか調べる方法もあります。丸3日以上便が出なかったり、排便のリズムが狂っていないか見たりすることも判断の1つです。便が出ても時間がかかるなど、普段と様子が違わないかこまめにチェックしましょう。

お腹を触って便を調べる

猫の便秘は、お腹を触って確かめることもできます。下腹部を触ったときにゴロゴロとした感触がある場合、硬くなった便の可能性が高いです。また、お腹を触ると嫌がる猫もいます。こうした場合も、便秘の可能性があるため、気を遣ってケアするようにしましょう。

3日以上排泄がない

猫は1日に1~2回排便すると言われています。もし、丸3日以上の期間、排便がなければ便秘の可能性が高いといえるでしょう。ただ、排便のリズムは猫によって違います。日頃から排便日の間隔や排便回数、便の量などをこまめにチェックしておきましょう。

様子がいつもと違う

排便の様子がふだんと違った場合も、便秘の可能性があります。便が出なかったり、時間がかかったり、トイレの回数が多くなったりする場合です。これも、日頃から猫をよく観察しておかないとわかりません。

猫の便秘でみられる症状

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初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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