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かぎしっぽの猫は常に痛いと思っている?日本に多い理由も解説

更新日:2024年10月04日

しっぽが途中で曲がっていたり、しっぽが短くてくるっと丸まっていたりする、かぎしっぽをご存じでしょうか。本記事では、猫はかぎしっぽに痛みを感じているのか、かぎしっぽになる原因などを解説しています。かぎしっぽの猫について理解を深めましょう。

かぎしっぽの猫は常に痛いと思っている?日本に多い理由も解説
「猫のかぎしっぽって何?」
「かぎしっぽって痛みを感じているの?」
そう疑問に思ったことはあませんか?かぎしっぽの猫を飼っている方にとっては、気になることは多いでしょう。

かぎしっぽの猫を飼っている方は少なくないので、疑問や不安を抱いている方は多いと思われます。

そこで、本記事では猫のかぎしっぽについて詳しく解説します。かぎしっぽとは何か、猫はかぎしっぽに常に痛いと思っているのか、かぎしっぽであることのデメリットなど、かぎしっぽについて解説していくので、猫のかぎしっぽが気になっている方は参考にしてください。

本記事を読むことで、かぎしっぽに対して理解が深まり、ご自身が飼っているかぎしっぽの猫に対しての愛着が湧くことでしょう。ぜひ参考にしてください。

かぎしっぽとは?

しっぽの先端が曲がっていたり、短いしっぽがくるっと丸まっていたりする猫のしっぽが、かぎしっぽです。

猫の尻尾は一般的に18から20個ほどの骨が繋がって構成されています。その骨の一部が少なかったり、骨同士がくっついていたりすると、かぎしっぽの状態になります。

日本の猫にかぎしっぽが多い理由

かぎしっぽの猫は特定の遺伝子を持っていると言われています。その遺伝子を持ったかぎしっぽの猫の原産地は、東南アジアや中国南部の辺りだと考えられています。

江戸時代に行われた長崎県の出島でのオランダとの交易の際に、船に乗せられたインドネシアの猫たちが日本にやって来ました。そこから長崎県で繁殖していき、日本全土に広がっていったため、日本の猫にかぎしっぽが多いのです。

猫のしっぽがかぎしっぽになる原因

かぎしっぽになるのには、2つの原因があります。遺伝子が関係する先天的な原因、事故や怪我による後天的な原因です。原因によっては、痛いと感じている場合もあります。

それぞれ解説しますので、ご自身が飼っているかぎしっぽの猫に照らし合わせて、かぎしっぽの原因を考える際や、痛いと感じてないかを判断する際の参考にしてください。

先天的理由

先天的理由としては、猫のしっぽをかぎしっぽにする遺伝子を持っているからだと考えられます。一般的には、遺伝子の変異によってかぎしっぽになっているという説が定説です。

しかし、近頃ではかぎしっぽを作る要因になる「第三の遺伝子」が存在している可能性もあると考えられています。

先天的理由のかぎしっぽの場合は、痛いと感じてないことが多いようです。

後天的理由

後天的理由で考えられるのは、子猫の頃に母猫にしっぽを押しつぶされたり、物と物の間に挟まれたりなどの事故です。

子猫の時期であれば、成長中で骨が柔らかいため影響は少ないですが、成猫の場合は神経を痛めてしまうなど、障害の原因になりかねないため注意しましょう。

後天的な理由の場合、痛いと感じていることも多いようです。

かぎしっぽは常に痛い?

猫はかぎしっぽに痛みを感じているか心配をしている方もいるでしょう。しかし、ご安心ください。かぎしっぽは、よくものに引っかかるなど不便なことはあるものの、痛いと感じる症状はないとされています。

かぎしっぽだから痛いということはなく、猫のしっぽ自体が敏感なのです。

猫のしっぽが敏感である理由

猫のしっぽのなかには、尾骨神経という太く重要な神経が通っています。そのため、しっぽの先を自由に動かしたり、フリフリと大きく動かしたりできます。

この神経は、骨盤の神経や下腹部の神経などの、猫の体にとって大切な神経と繋がっているため、しっぽはとても敏感なのです。そのため、痛みも感じやすいため、扱いには注意しましょう。
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初回公開日:2022年07月09日

記載されている内容は2022年07月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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