猫の好物3｜コンビニで買える/子猫/海外

いつものフードに一手間加えるだけで、モリモリ食べてくれる猫もいます。いわゆる「チョイ足し」です。鶏肉のゆで汁をかけたり、かつお節やササミの裂いたものをトッピングすることも効果的です。ウェットタイプのフードなら、少し温めると食べてくれる猫もいます。特に、新しいフードに切替えるときなどに有効です。

好物であっても突然食べなくなる猫は、結構います。体調に不安がなければ、フード自体を工夫してみましょう。

猫を飼っていて、フードのお皿のとなりに飲み水用のボールを置いている飼い主さんは、大勢います。フードを食べるとき、お水も飲んで欲しいという思いからです。しかし、ある日突然飲まなくなります。なんで飲まないのと心配していると、お風呂場の洗面器の中に残った水や洗面所の蛇口から直接飲んだりします。

猫は、あまり水を飲まない動物です。猫の先祖は、砂漠に住んでいた山猫とされているからです。そして猫は、水分不足を感じ取るのが苦手です。そのため、脱水症状を起こすこともあります。1日に必要な水分量は、体重1㎏あたり60～70mlとされます。食べ物からも水分は摂取しますが、飲み水がやはり大切です。

水を飲んでくれるなら、洗面器からでも大丈夫です。湯船に落ちないよう、気をつけてあげましょう。水飲み場を増やすことも効果があります。ドライフードを食べている猫なら、ウェットフードに変えるだけで、摂取できる水分量は増えます。ドライフードしか食べないなら、お湯やスープでふやかして与えるのも効果的です。

容器を変えたり、水そのものを変えることも試してみましょう。冷たい水より、温かい水を好む猫もいます。水道水のカルキが気になる猫もいます。そんな猫には、ペット用のミネラルウォーターを与えてみましょう。水道水を一度湧かすのも効果があります。

猫は、食べ物に関して好みがハッキリしています。そして、個体差も顕著です。困ったことに、同じ好物でもある日突然食べなくなります。いつものドライフード、ウェットフード、大量に購入したのに、なんで食べないのか疑問に思うこともあります。

その反対で、同じものしか食べない猫もいます。飼い主さんが食べてるものが、どうしても食べたい猫もいれば、決して手を出さない猫もいます。

猫の好物に近いものが、コンビニエンスストアでも売られています。緊急時には便利に使えます。動物用ではないため、与える際には注意が必要ですが、どれも猫が喜んで食べてくれるものばかりです。与えすぎるのは禁物ですが、好物の代用品は以外と身近なもので調達可能です。