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猫に冷たい水をあげてもいいのか?猫にあげる水の適温と注意点

更新日:2024年06月08日

暑そうにしている猫を見て、冷たい水をあげようとする飼い主もいます。体温調節ができないほど暑い場合には、冷たい水などでサポートしてあげることは重要です。しかし、猫に冷たい水をあげることは逆効果となってしまい、猫が体調を崩してしまうこともあります。

猫に冷たい水をあげてもいいのか?猫にあげる水の適温と注意点

暑い時期に猫に冷たい水を与えても大丈夫なのか?

猫と生活をしていると、夏場に暑そうにぐったりしていることがあります。

暑そうにしているので、冷たい水を与えて体温を下げてあげようとする飼い主もいますが、猫に冷たい水をあげても良いか迷う飼い主もいます。

猫に冷たい水を与えない方がいい理由

猫が夏場に暑そうにして、ぐったりしていると、冷たい水をあげたくなります。暑すぎて猫が体温調節できなくなっている場合には飼い主のサポートが必要となります。

しかし、猫にはあまり冷たい水は与えない方が良い場合もあります。

理由1:体を内側から冷やしすぎてしまうことがある

冷たい水は体温を下げることができますが、多く飲んでしまうと内臓を急激に冷やしてしまう可能性もあります。

人も夏場に冷たい物を飲んだり、食べたりなどしすぎると、お腹を壊してしまうことがあります。

猫は人よりもデリケートなため、冷たい水を与える場合には猫が冷えすぎないように、量と温度を調節してあげましょう。

また、猫が暑そうにしてぐったりしていることもありますが、猫の起源はアフリカでもともと暑さに強い生き物なので、冷たい水を与えるよりも、影や風で少し涼しい場所を用意してあげる方が猫にとっては良いでしょう。

理由2:新鮮な水を適正量飲んでもらうことが一番大切

猫と生活をしている場合、猫がいつでも水を飲めるように準備はしておいてあげる必要があります。

しかし、猫はあまり水を多く飲む生き物ではないため、なかなか用意した水が減らないということもあります。

水も傷むので、定期的に水を入れ替えて、常に新鮮な水がある状態にしてあげないといけません。

古くなった水を飲んでしまうと、猫の体には良くありません。また、花瓶の水やキッチンのシンクの水を飲もうとする猫もいますが、できれば健康のために新鮮な水を適量飲んでもらうようにしましょう。

理由3:自分の体温と近い温度の水を好む

せっかく新鮮な水や冷たい水を用意しても、水を飲んでくれない猫もいます。また、せっかく新鮮な水や冷たい水を用意しても、花瓶の水や水槽の水などを飲もうとする猫もいます。

これは用意した水の温度が低いため、猫が好む温度ではないという可能性があります。

猫は自分の体温と近い水の温度を好むことがあり、水道から出したばかりや、冷蔵庫から出した冷たい水などは、猫が冷すぎると感じてしまい、飲まないこともあります。

そのため、常温の花瓶や水槽などの水をあえて飲もうとしてしまうこともあります。

猫に水をあげるときの注意点

猫はあまり水を飲む生き物ではありません。しかし、全く水を飲まなくても良いというわけではありません。そのため、飼い主は猫に飲むことに適した水をいつでも飲めるように準備しておいてあげる必要があります。

水をあげるときの注意点

  • カルキのにおい
  • 適切な器
  • 水の温度

猫に水をあげるときの注意点1:カルキのにおいを避ける

猫にあげる水は水道水でも問題ありません。しかし、猫の嗅覚は非常に優れているため、水道水に含まれるカルキのにおいを嫌がって飲まないこともあります。そのため、動物用のミネラルウォーターをあげるという飼い主もいます。

ですが、猫が水を飲まない理由がカルキだけであれば、水道水を1度煮沸させて、カルキを飛ばすことで猫が飲めるようになることもあります。

もし、水道水を煮沸させた場合には、猫に与える前にしっかりと冷ますようにしましょう、また、カルキが飛んでいることで、水が傷みやすくなっていることに注意しましょう。

猫に水をあげるときの注意点2:適切な器に水を入れる

次のページ:猫にあげる水の適温とは?

初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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