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猫に冷たい水をあげてもいいのか?猫にあげる水の適温と注意点

更新日:2023年12月21日

暑そうにしている猫を見て、冷たい水をあげようとする飼い主もいます。体温調節ができないほど暑い場合には、冷たい水などでサポートしてあげることは重要です。しかし、猫に冷たい水をあげることは逆効果となってしまい、猫が体調を崩してしまうこともあります。

猫に冷たい水をあげてもいいのか?猫にあげる水の適温と注意点
猫にとっての飲み水の適温は38度前後のぬるま湯です。人にとっては飲みにくいと感じる温度ではありますが、猫にとっては適温となります。

ただし、猫が水を飲みやすくするために、少し水を温める場合には温めすぎないように注意しましょう。飲み水の温度が40度近くになったり、40度以上になってくると、猫が水を飲みにくく感じたり、火傷をしてしまう可能性があります。

猫が水を飲まない時の対処法

猫はあまり水を飲まない生き物なので、無理に水を飲ませる必要はありません。

しかし、全く水が必要でないというわけではなく、ある程度の水分補給はしないと脱水症状や熱中症などになってしまう可能性があります。

水を飲まない時の対処法

  • 給水器を変える
  • 給水器の場所を変える
  • 給水器の数を増やす
  • 水で遊ばせる
  • 飲み口が広い給水器を選ぶ
  • エサのにおいのしない場所におく
  • 給水機

猫が水を飲まない時の対処法1:給水器の材質を変える

猫が水を飲まない場合には、給水器や飲み水を入れている器を変えてみましょう。これらは陶器や金属、プラスチックやシリコンなどいろいろな材質で作られています。

もし、使っている給水器や器の材質の臭いや、触れたときの触感、形などが猫に合っていなければ、猫が嫌がって水を飲んでくれないことがあります。そのため、猫によって好みもあるため、猫に合わせた給水器や器を使うようにしましょう。

猫が水を飲まない時の対処法2:給水器の場所を変える

水を飲んでくれない場合には給水器や器の設置場所を変えてみましょう。

もし、給水器や器が、人の往来が激しかったり、テレビの近くで騒がしかったり、明るくて眩しいなど、猫の気に入らない場所に設置されていると、猫が落ち着いて水が飲めないことがあります。

猫も餌を食べるときや、水を飲むときなどは、ゆっくりと落ち着きたいこともあるため、猫が水が飲みやすい場所に水を置いてあげるようにしましょう。

猫が水を飲まない時の対処法3:給水器の数を増やす

猫は自由な性格をしています。そのため、水が飲みたいと思ったときに、目の前に水があれば飲みますが、猫はもともと水をあまり飲まないため、近くに水が見当たらなければ飲まなくても良いと判断してしまうこともあります。

猫に水を飲んでもらうためには、猫が水を飲みたいと思ったときに、できるだけ近くに水がある状況にすることも効果的です。そのため、給水器や器を増やして、猫の視界に水が入りやすくしておきましょう。

猫が水を飲まない時の対処法4:蛇口から流れる水で遊ばせてみる

猫や好奇心が強く、動く物に反応します。

そのため、蛇口から流れ出る水に興味を持って遊ぶことがあります。水で遊んでいるうちに、濡れた手を舐めたり、蛇口から流れる水を舐めたりなど、水を飲んでくれるようになることもあります。

ただし、水道水から出た直後の水は猫にとって冷たい水と感じる場合もあるので、温度を調節したり、水を飲みすぎないように注意しましょう。

猫が水を飲まない時の対処法5:飲み口が広い給水器を選ぶ

先に述べた通り、猫はあまり水を飲まないため、水を飲むことが苦手で、濡れることも嫌います。そのため、猫が飲みにくいと感じる給水器や器を使っていると、水を飲んでくれないこともあります。

給水器や器にはいろいろな形があり、猫にもそれぞれ飲みやすい形があります。

ヒゲが確実に濡れないように深めの器を好む猫も入れば、飲み口が広くてヒゲがぶつからない給水器を望む猫もいます。そのため、飼い主は猫のこのみを把握して、給水器や器を選ぶ必要があります。

猫が水を飲まない時の対処法6::エサのにおいのしない場所におく

猫の餌場と水場を隣同士や近くにしている家もあります。しかし、猫は清潔な水を好むため、餌を食べているうちに、その残骸が水に入ってしまったりなどすると、嫌がって飲まなくなってしまうことがあります。

また、餌の臭いがする場所で水を飲むことを嫌う猫もいます。そのため、餌場と水場は話した方が、猫にとっては水が飲みやすいと感じることもあります。

猫が水を飲まない時の対処法7:給水機

猫に綺麗な水を与えようとして、適度に水を入れ替えて清潔を保つことは大切です。しかし、水が綺麗でも給水器や器が汚れていると、猫が嫌がって水を飲まないこともあります。

水しか入れないので給水器や器は汚れることがないと思っている人もいますが、猫の嗅覚は優れているため、人が気づかないわずかな臭いを気にしてしまうことがあります。

また、水を入れる部分が綺麗でも、給水器や器の外側や底面が汚れたりしていて、猫が嫌がることもあります。
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初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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