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猫に冷たい水をあげてもいいのか?猫にあげる水の適温と注意点

更新日:2024年11月25日

暑そうにしている猫を見て、冷たい水をあげようとする飼い主もいます。体温調節ができないほど暑い場合には、冷たい水などでサポートしてあげることは重要です。しかし、猫に冷たい水をあげることは逆効果となってしまい、猫が体調を崩してしまうこともあります。

猫に冷たい水をあげてもいいのか?猫にあげる水の適温と注意点
猫はあまり水を飲まない生き物です。そのため、水を飲むことがあまり上手ではありません。

また、猫は濡れることを嫌う生き物のため、水を飲むときに口の周りやヒゲが濡れてしまうことを嫌がる猫もいます。

もし、飲み水が入った器が浅くて、直径の広い器であれば、ヒゲが濡れてしまいやすいため、猫が水を飲みにくく感じて、なかなか水を飲んでくれないこともあります。

猫の性格にもよりますが、猫が飲みやすいと思うような器を用意してあげるようにしましょう。

猫に水をあげるときの注意点3:水の温度をチェックする

先に述べた通り、猫は冷たい水よりも、自分の体温くらいの温度の水を好みます。

大人の猫の体温は38度前後と意外と高く、人にとって少し温かいと感じるくらいが猫にとっては適温であることが多いです。また、38度前後の温度の水を好むことから、お風呂場に行きたがるようになる猫もいます。

38度前後の温度の水と比べると、水道から出したばかりの水や、常温でも影になる場所で保管していた水などは少し冷たい水となります。

しかし、猫にとっては少しではなく、冷たい水と感じてしまうこともあります。

猫にあげる水の適温とは?

上記で述べた通り、猫は自分の体温と同じくらいの温度の水を好み、その温度は38度前後と意外と高いです。

季節や室温などによって体温は多少前後しますが、基本的に猫に与える水の温度は38度前後や、常温が基本となります。
水の温度季節
38度前後
38度前後
38度前後
38度前後

常温の水道水が丁度いい

先に述べた通り、猫にあげる水は水道水でも問題はありません。ただし、カルキ臭を嫌がる猫もいるので、1度煮沸してカルキを飛ばさないと水を飲んでくれない猫もいます。

また、水道水は温度が調節できるものが多いです。そのため、熱すぎたり、冷たすぎたりしないように注意が必要です。

もし、温度が調節できない水道からの水を与える場合には、しばらく置いて、常温にしてから与えるようにしましょう。ただし、冬場の水は冷たいので体温くらいまで温めてあげないと、猫が体を冷やしてしまいます。

猫の体温に近い温度でも良い

猫が好む飲み水の温度は体温くらいの温度のため、大人の猫であれば38度くらいが適温となります。ただし、季節や室温などによって体温は多少前後するので、36度から38度くらいを目安にすると良いでしょう。

猫にとっての水の適温が38度くらいのため、水道から出したばかりの水は猫にとっては冷たい水となります。そのため、猫が飲みやすいように、常温になるまで待ったり、温度を上げてあげるなどしましょう。

38度程度のぬるま湯が適温

上記で述べた通り、猫が好む飲み水の温度は、猫の体温くらいのため、38度前後が適温となります。人からすると、38度はぬるま湯のように感じる温度のため、飲みにくいと感じてしまいますが、猫にとっては適温です。

そのため、猫を飼っていると、適温の飲み水があると思って、お風呂場に入りたがってしまう猫もいます。

また、水道から出したばかりの冷たい水よりも、陽が当たって温まった花瓶や水槽の水を飲んでしまうこともあります。

猫にあげる水は冷たさよりも量が大事!

猫にとっての飲み水の適温は38度前後です。そのため、猫に冷たい水を与えてしまうと体が冷えすぎてお腹を壊してしまう可能性があります。そのため、猫にあげる水は温度が非常に重要です。

ただし、猫はもともとあまり水を飲まない生き物なので、無理に水を飲ませる必要はありません。重要なのは、猫に適した水を用意して、猫が必要なときに水を飲めるようにしておくことです。

猫の冷たい氷を与えても大丈夫なのか?

先に述べた通り、猫はもともと暑さに強く、あまり水を飲まない生き物です。そのため、冷たい水を多く飲ませてしまうと、体が冷えてお腹を壊す可能性があります。

冷たい水がダメなので、氷もあまり与えない方が良いでしょう。

ただし、よほど暑くて猫が体温調節ができていない場合には、飲み水に小さな氷を少し浮かべたり、砕いた氷を餌に混ぜるなどしても良いでしょう。しかし、猫がお腹を壊さないように量には十分注意が必要です。

猫にお湯を与えても大丈夫なのか?

次のページ:猫が水を飲まない時の対処法

初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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