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猫と一緒に新幹線移動!知っていれば必ず役立つマナーと注意点

更新日:2024年09月16日

引越しや旅行で猫と長距離移動しなければいけない時、猫は新幹線に乗せられるのでしょうか?猫を新幹線に乗せる時役立つマナーと注意点をまとめました。猫が鳴き出した時になだめる方法や、猫の臭い対策、関東・関西主要鉄道路線の猫持ち込み料金や条件もまとめています。

猫と一緒に新幹線移動!知っていれば必ず役立つマナーと注意点

猫は新幹線に乗せることができるのか?

結論からいえば、猫を新幹線に乗せることは可能ですが、そのためにはいくつか注意点があります。

猫の飼い主は、引っ越しや旅行、帰省などで、猫を連れて長距離移動を強いられることがあります。

猫の飼い主は、猫を新幹線に乗せるためにについて注意すればいいのでしょうか?また、移動当日の飼い主は、新幹線で長旅を強いられる猫のために何をどうしてあげればいいのでしょうか?

新幹線への動物持ち込みを可能にするいくつかの注意点と、新幹線という、猫にとっては慣れない環境で、猫をどうなだめてあげればいいかについてご紹介していきます。

猫は新幹線に乗せることができる?

  1. 切符を購入すればOK
  2. ケージかキャリーバッグが必要
  3. 臭い対策が大切

切符を購入すればOK

猫を新幹線に乗せるには、

猫を手回り品として扱う必要があります。手回り品を乗せる費用として、手回り品切符を280円で買えば載せることが可能です。

『手回り品』なので、猫は新幹線側からは手荷物扱いされてしまいますが、日本の法律でもペットはモノ扱いになっているため、仕方のないことでしょう。

猫を手荷物として扱い、手荷物を乗せる料金として手回り切符を280円で買えば、費用面においては猫を乗せることに何の問題もありません。

ケージかキャリーバッグが必要

新幹線に猫を乗せるには、ケージかキャリーバックなどのケースに猫の全身を入れなければいけません。

新幹線の規則を正確に言うと

・ペット専用のケース(キャリーバッグ、キャリーケース、キャリーケージなど)にペットの全身を入れた状態であることが必須
・ケースとペットを合わせた重さが10キロ以内
・ケースの大きさは長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたもの

となります。

車輪がついたケースの場合は、車輪は計算に入れずに計測されるので、車輪付きのキャリーバッグを選んだ人でも大丈夫です。

また、理由は後述しますが、キャリーバッグの底にペットシーツを平らに固定できないと、新幹線内で飼い主も周囲の利用者も困った事態を引き起こす可能性があるので、布製のリュック型やバック型のソフトキャリーではなく、プラスチックや金属でできたキャリーバックをします。

臭い対策が大切

新幹線での猫の臭い対策は、猫の排泄物・嘔吐物の臭い対策であり、周囲に迷惑をかけないために最も大切なマナーです。

交換用のペットシーツ複数枚、万が一猫の尿が漏れた際に拭く用の雑巾、猫の尿を吸ったペットシーツを密閉できるビニール袋、この3点は最低限用意しておきましょう!

布製のキャリーケージは、底にペットシーツを敷いても歪んで猫の尿が漏れる事があるため使うべきではありません。

また、人間用トイレに近い指定席を取ることや、移動当日の猫の朝食は抜くことも必要です。

猫の尿がしみたペットシーツを交換したい時、新幹線には人間用トイレしかありません。人間用トイレに近い指定席を取るべきです。

また、猫も乗り物に酔うので、気の毒ですが、移動当日の朝食を抜いて、嘔吐を予防すべきです。これは、猫の尿と同じくらいに臭う、猫の便の排泄の予防にもなります。

切符があれば猫も新幹線に乗れる

猫の全身をケース内に入れて、手回り品きっぷを買っていれば、猫も新幹線に乗ることはできます。しかし、猫が入ったケースは、新幹線に乗せられても新幹線の席には乗せられず、飼い主の膝に乗せるか足元に置くことになります。

これは、自由席はだめで指定席ならいいという問題ではなく、新幹線の規則上、ペット用に指定席を購入して利用したり、利用人数以上の指定席を購入して利用したりすることができないためです。グリーン車でも同様です。

猫に限らず、動物の持ち込みは基本的にこうなります。人間用の席があっても、動物の鳴き声がひどくて、周囲に迷惑をかけないよう、ずっとデッキに立って動物入りケースと一緒にいる場合もあります。動物との新幹線の旅は大変です。

ちなみに、大体の新幹線において、進行方向最前列の席の足元がもっとも広いので、足元にキャリーケージを置きやすいです。

鳴きだしたときの解決方法

せまいキャリーバッグに入れられた上、猫にとってまったく知らない場所である新幹線に連れて行かれたら、猫はとても緊張して不安がります。それに加えて、新幹線を使う移動は長時間の移動になることが多いため、猫に負担がかかります。

猫が緊張や負担に耐えきれず大声で鳴き出した場合、猫を鳴きやませるために、飼い主が新幹線の中でできる解決方法をまとめました。

鳴きだしたときの解決方法

  1. 飼い主の匂いを嗅がせる
  2. おやつを与える
  3. お気に入りのおもちゃを入れる

鳴きだしたときの解決方法1:飼い主の匂いを嗅がせる

飼い猫にとって飼い主は母猫のような存在なので、猫は飼い主の匂いだけでも感じ取れればかなり安心します。

猫の鼻先に飼い主の指を差し出して、飼い主の匂いを嗅がせ安心させることが大切です。

また、猫は閉じ込められている不安に加えて、水分不足による不安・不満で鳴くこともあるので、飼い主の指で猫の鼻に水をつけて、猫に鼻を舐めさせて水分補給させましょう。

そして猫が鳴きだしたら、普段から使っている飼い主の匂い付きタオルやおもちゃをケースに入れて落ち着かせることも効果的です!

飼い主と猫の匂いがよくついた、ライナスの毛布に等しいものがあれば最高ですので、ぜひ持っていって下さい。

鳴きだしたときの解決方法2:おやつを与える

次のページ:猫を乗せるときの料金と注意点

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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