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猫のスプレーの対策方法・防止方法・いつからするのか|去勢後

更新日:2024年11月09日

猫が家具や壁などにおしっこをかけるのを「スプレー」といいます。スプレーは猫のマーキングの一種で、異性の猫に自分の存在をアピールしたいときやストレスを感じたときの行動です。猫のスプレー対策や臭い対策を調べましたので、マーキングにお困りの方は参考にしてください。

猫のスプレーの対策方法・防止方法・いつからするのか|去勢後

トイレを綺麗にする

猫がスプレーを頻繁にする場所の近くにトイレを置いてあげましょう。トイレが綺麗になって快適に使えるようになれば、スプレーの回数は減ります。また、スプレーした場所には繰り返しスプレーしてしまう可能性が高いので、きちんと掃除しておきましょう。

猫のストレスを減らす

猫はストレスを溜め込みやすい動物なので、猫が寂しい思いをしないようたくさん遊んであげたり、相性の悪い同居猫がいる場合は、猫が隠れることができるスペースを作ってあげるなど、猫のストレスをなるべく減らしてあげましょう。

外を散歩させる

家の中の縄張りへの執着心が強く、家中あちこちにスプレーしてしまう猫には、外を散歩をさせて、縄張りへの関心を外へ向けるよう誘導しましょう。散歩したり外で遊ぶことで、ストレス解消にも繋がります。

猫のスプレーはいつからするのか

スプレーは猫の習性の一つですが、スプレーが始まるのは猫が性的に成熟してからです。オス猫の場合、早ければ生後5か月ぐらいから始まりますが、生後6か月~8か月後ぐらいから始まるのが一般的です。

メス猫の場合は、生後7か月後ぐらいからするようになりますが、オス猫ほど頻繁ではありません。スプレーは発情行動なので春先に多く、生後6か月以上経っていても、時期によっては発情しないこともあります。

猫のスプレーはメスもするのか

スプレーはオス猫が縄張りを主張したり、メス猫へアピールするための行動だと一般的にはいわれています。しかし、オス猫ほど頻繁ではありませんが、メスでもスプレーすることがあります。メスの猫はどのようなときにスプレーするのか解説します。

メスの猫がスプレーする場合

メスの猫も、発情期にはオス猫へのアピールのため、あちこちにおしっこを噴射しますが、オス猫のスプレーに比べると回数は少ないといわれています。メス猫がスプレーをするときは、かなり強いストレスや不安を感じている場合が多いです。

新しい家具を買ったときや、新入りの猫がいるとき、トイレが汚いときなどに、猫はストレスを感じてしまいます。大好きな飼い主さんに遊んでもらえないことや、ほんの些細なことでも猫にとっては大きなストレスとなるので、なるべく早く原因を取り除いてあげましょう。

猫のスプレーのしつけ方法

猫がスプレーをするのは、発情・ストレスなどの理由がありますが、スプレーをするのは、猫のマーキング行動の一つで、完全にやめさせるのは困難です。しつけのために叱るのも猫にストレスを与えてしまい、逆効果なのでやめましょう。

猫のストレスを取り除いて、猫が快適で幸せな生活を送ることができるような環境を整えることが、猫のスプレーを減らすための早道です。猫のスプレーやマーキングを防止するための方法を紹介しましょう。

マーキング防止

猫のマーキングを防止するには、飼い主が猫と遊んであげる時間を増やすことが一番です。特に、多頭飼いの場合は、飼い主さんが他の猫に構っているのを見て、寂しさや嫉妬からマーキングをしてしまう猫もいるので気を付けましょう。

また、マーキング防止のために、「水スプレー」を使う人も多いです。猫は水が苦手なので、マーキング直後に水をかけられたら、マーキングをするのをやめる可能性があります。しかし、猫がびしょ濡れになるほどかけたり、行き過ぎたしつけは体罰になってしまうので、ほどほどにしましょう。
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初回公開日:2018年02月10日

記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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