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茶虎猫にはメスが少ない?茶虎の特徴|模様の種類や性格を解説

更新日:2024年06月23日

オレンジの縞模様がチャーミングな茶虎猫は、見た目も性格もとても可愛い飼いやすい猫です。日本ではとてものあり、人懐っこくて甘えん坊なので、猫とずっと触れ合っていたい人にです。茶虎猫の性格やポイントを理解して、可愛い茶虎猫と暮らしてみませんか?

茶虎猫にはメスが少ない?茶虎の特徴|模様の種類や性格を解説

茶虎猫とは?

茶色い縞模様のある茶トラ猫は、とても可愛く日本ではがある猫です。テレビなどに登場することも多く、茶トラの猫を飼いたいと考える人も多いことでしょう。

そこで、最初に茶虎猫とはどのような歴史がある猫なのか、キジトラやサバトラなど、他の縞模様の猫たちとの違いとはどのようなものなのかを、ご紹介します。

日本の茶虎猫の歴史

日本の猫と言えば、短毛のキジトラやサバトラ、三毛猫という印象ですが、茶トラ猫の歴史も古く、安土桃山時代の薩摩の大名島津義弘公が、朝鮮出兵のときに茶白模様の茶トラ猫を連れて行ったとされています。

江戸時代には茶虎猫と思われる猫の絵が多く描かれていて、この時代には茶虎猫が広まっていたと考えられます。キジトラの突然変異で誕生したとされる茶虎猫ですが、戦国の世の武士に愛され、現在でも多くの人たちに愛されています。

キジトラとサバトラの違い

茶トラと似た縞模様の猫の柄にはキジトラとサバトラがあります。すべての猫はキジトラの模様がベースになっていると言っても良いでしょう。

キジトラは茶トラよりも濃い茶色と黒の縞模様になっています。サバトラはシルバーと黒の縞模様で、茶色はほとんど入っていません。茶トラはキジトラが突然変異してできた模様の猫だと言われ、濃いオレンジっぽい縞模様が特徴です。

キジトラとサバトラに比べると、見た目にはワイルドさが和らぎ、日本人好みの柔らかさが感じられる猫です。

茶虎猫の特徴

茶虎猫には、模様の他にも体が大きい、メス猫が少ないという他の猫にはない特徴があります。茶虎猫と他の猫と多頭飼いしていると、茶虎猫は体が大きくオス猫が多いということがわかりやすいことでしょう。

また、その他にも茶虎の猫にはトラ猫独特の共通模様があり、尻尾の毛色が薄いという特徴がありますが、それらの特徴をご紹介します。

オスが多くメスが少ない

茶虎猫にはオスが多くメスが少ないという特徴があります。これは遺伝子的な問題で、いろいろな条件がそろわなければメス猫が生まれる確率は低く、メスの茶虎猫に出会うことはとても珍しいことです。

三毛猫はオス猫が少ないと言われていますが、茶虎猫のメス猫に出会う確率は三毛猫のオスに出会うほど低くはありません。しかし茶虎猫の約8割がオス猫であることを考えると、メス猫の茶虎猫を飼いたいと考えている人は、狙ってメスの茶虎猫に出会える確率は、非常に少ないことを理解しておきましょう。

体が大きい

茶虎猫はラグドールやメインクーンなどの大型の猫ほどではありませんが、日本猫としては大きな体の猫が多いです。これは茶虎猫はオス猫が多いということが一つの原因になっています。

オス猫はメス猫よりも骨格がしっかりしているので、大きくなることが多いです。多くのエネルギーを必要として食欲旺盛になり、食べ過ぎてしまうということも原因になっています。またオス猫はメス猫よりも甘えん坊が多く、食べ物をねだられたら、つい多めに与えてしまうということもあるでしょう。

トラ猫の共通模様がある

茶虎猫やキジトラ、サバトラなどのトラ猫には共通の模様が表れます。トラ猫の額を見ると、ほとんどの猫に「M」模様が表れていることがあります。これは猫の祖先であるリビアヤマネコやヨーロッパヤマネコにもあった模様で、本来の猫の模様であると言えます。

またトラ猫の目もとには「クレオパトラライン」という横縞が目尻から顔の横に伸びています。目の周りには黒くしっかりとしたアイラインがありますので、目がくっきりとしているという特徴もあります。

尻尾の毛色が薄い

茶トラの体の縞模様の色の濃い・薄いは個体によっていろいろですが、尻尾の毛色はほとんどの個体が薄いのが特徴です。

キジトラやサバトラなどの縞模様の猫の尻尾は、しっかりとした縞模様になっていて、尻尾の先は黒などの濃い色になっているのが特長です。ところが茶虎猫の尻尾の先は白などの薄い色になっているのが特徴です。

茶虎猫の中にも鍵尻尾の猫がいますので、その場合は先が薄い色になっているのかどうかはわかりませんが、長い尻尾の茶虎猫を見ると、そのことがよくわかります。

茶虎猫の性格6つ

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初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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