茶虎猫にはメスが少ない？茶虎の特徴｜模様の種類や性格を解説

おっとりした雰囲気で、日本でがとる茶虎猫ですが、見た目のとおりにのんびりした性格で、活発で人懐っこいという面も持ち合わせています。このように茶虎猫には性格に特徴的なポイントがありますので、茶虎猫を飼う場合は、これらのポイントに気をつけるようにしましょう。

それでは茶虎猫の特徴的な性格6つを、一つずつご説明していきますので、参考にしてみてください。

茶虎猫の性格は、オス猫もメス猫も共通して甘えん坊なところです。自分から寄ってきてくれるので、猫を飼うのが初めての人でも飼いやすい猫です。抱っこされるのが嫌いな猫は意外と多いのですが、茶虎猫は甘えん坊なので抱っこが大好きな猫が多いのも特徴的です。

抱っこをせがんできたり、自分から膝に乗ってきたり、撫でてもらうために近づいてきたりします。猫を飼うのなら、猫とスキンシップを楽しみたいという人に向いています。

茶虎猫の性格は、甘えん坊であると同時に人懐っこく、初心者に人にもあまり警戒心を持たずに近寄っていきます。知らない人には警戒心をむき出しにすることが多い他の猫とは少し違って、かなりフレンドリーな印象を受けます。

猫が苦手な人は、茶虎の猫を探して触れ合ってみると、その人懐っこさに感激して猫への苦手意識を克服できることでしょう。人懐っこい反面、誰にでもなついてしまい人への警戒心が薄くなるので、少し注意が必要な面もあります。

茶虎猫は活発で遊び好きな個体が多く、里親の家に行っても、遊んであげると警戒心も少なく、すぐに遊び始める猫が多いです。好奇心も旺盛で、新しい環境にも慣れやすく、新しい家族の家に行っても、すぐに探検を始めることが多いです。

茶虎猫は活発で、体を動かすことが大好きなので、茶虎猫を飼うことを考えるのなら、存分に遊べるように飼育環境を整える必要があります。茶虎猫の甘えん坊・人懐っこい・活発という面は茶虎猫にはオス猫が多いということも原因の一つです。

茶虎猫は食いしん坊の猫が多いです。オス猫が多く体が大きいことや、活発でよく動くことも、よく食べる原因になっているでしょう。甘えん坊の猫が多いため、餌やおやつを欲しがれば、つい与えすぎてしまいがちになります。

小食の猫も多いですが、茶虎猫は体が大きく、活発でよく食べる猫が多いので、肥満にならないように食事の管理をきちんとする必要があります。猫は犬のように散歩をして運動することはないので、室内で十分な運動をできるようにしてあげることも大切です。

猫は警戒心が強く、小心者で怖がりのところがある動物です。茶虎猫は人懐っこくて友好的な面がありながらも、小心者で怖がりという面もあわせもっています。

初めて会った人や猫に友好的な茶虎猫が多い反面、臆病で警戒心が強い茶虎猫もいます。ちょっとしたことで驚くことも多いので、わざと怖がらせたり驚かせたりすることは避けましょう。

最初は警戒心を持って接していた人や先住猫にも、慣れると途端に甘えん坊になるという特徴もあります。

茶虎猫は他の猫よりも大らかな猫が多いためか、行動ものんびりとゆっくりしていることが多いです。体が大きくなることが多いので、のんびりとしていることが多いと、一日中食べて寝て、のんびりと過ごしているように見えます。

のんびりとした性格は決して悪いことではありませんが、食べることも大好きな茶虎猫が多いので、太りやすくなります。時々は遊んであげたり、自分で遊べるおもちゃを置いておいたりして、適度に運動をさせることも必要です。

茶虎猫に限らず猫の模様はバラエティ豊かで、同じ種類の猫でも同じ模様の猫を見ることは、ほとんどありません。茶虎猫の毛色の模様は、白い部分があるかないか、また白い毛の部分がどれくらいあるかによって、3種類に分けられます。

そこで茶虎猫の模様である「まるどら」、「白茶」、「茶白」について、どのような違いがあるのかをご紹介していきます。

「まるどら」とは、オレンジの毛色をベースにして、それよりも濃い茶色やオレンジの縞模様がついている茶虎猫のことです。白い毛の部分はほとんどなく、あごの部分だけに白い毛が生えていることが多いです。

全身が茶色の縞模様になっていて、肉球と鼻はピンクになっていることが多いです。尻尾の毛は先の方が薄い色になっています。茶虎猫全体の割合もオス猫の方が多いのですが、「まるどら」の茶虎猫はほとんどがオス猫になります。