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ロシアンブルーはどんな猫?飼う時のポイントや猫アレルギーについて紹介

更新日:2024年01月27日

ロシアンブルーという猫をご存知ですか?この記事ではロシアンブルーがどんな猫かご紹介しております。また飼育するときのポイントや、猫アレルギーとの付き合い方、アレルギー物質の対処方法など細かく紹介しておりますので是非参考にしてみてください。

ロシアンブルーはどんな猫?飼う時のポイントや猫アレルギーについて紹介
猫アレルギーの原因の一つである、抜け毛はロシアンブルーにはあまりあてはまりません。元々ロシアンブルー自体が抜け毛が少ない猫種なので、ブラッシングを少しさぼった位では服に抜け毛がついたり、床に抜け毛が落ちていたりする状況は少ないです。

ですが、油断していると抜け毛が落ちたり、服についたりするのでやはり定期的なブラッシングが必要になってきます。猫アレルギーをお持ちの方であればなおの事重要になってきますので、部屋に抜け毛がはらはらと落ちてしまうような環境になる前に、お手入れをしてあげましょう。

一番は飼い主さんと遊ぶ感覚でブラッシングが出来れば、ロシアンブルーにもストレスを与えずに行えるので、小さいころから慣らしてブラッシングをしてあげる事も重要になります。

猫アレルギーの人が悩む症状とは

一般的に猫アレルギーを持っている方が悩む主な症状としては、目の痒み、咳、鼻水などが挙げられるでしょう。猫アレルギー自体は免疫機能の過剰反応が主な原因で、風邪のような症状が引き起こされることもあります。

最悪の場合はアナフィラキシーショックを引き起こしてしまうこともありますので、自分が猫アレルギーだとわかっている方は注意が必要になるでしょう。

アレルギーの症状として実際に挙げられるものは、アレルギー性鼻炎、結膜炎、喘息、じんましんやかゆみといったものがあります。

猫アレルギーを引き起こしてしまう原因

そもそも猫アレルギーの原因としては、猫の抜け毛やふけ、唾液などに免疫反応を引き起こしてしまう事が多いです。猫アレルギーは猫の唾液や皮脂腺に含まれるFeld1と呼ばれるたんぱく質が原因になります。

そのアレルギー物質は、猫が毛づくろいをすることによって空気中に飛散して、人の体内に入ってくることが多いです。このアレルギー物質は非常に小さい粒子なため、完全に抑制する事は難しく、ロシアンブルーなどの低アレルギーな猫種でも完全に抑えるのは難しいでしょう。

もし不安な方はアレルギー検査をしてみて、猫アレルギーかどうかを見定めるのもいいでしょう。猫アレルギーであった場合でも常備薬を準備しておくことで、アレルギー症状を抑制することは可能です。

猫アレルギー対策のポイント

この項目からは猫アレルギーの方が、猫を飼育する際に気を付けることを重点にお伝えしていきたいと思いますので、是非参考にしてください。いくつかの点に気を付けて飼育を行えば、アレルギー症状を抑えて猫を飼育する事が出来ます。

ロシアンブルーであれば低アレルギーなのも相まって、快適な生活を共に送ることができるでしょう。猫アレルギー自体は予防薬や完治させる治療や薬はありませんので、現在は対症療法で対応することが多いです。

ですが、様々な事態に備えて準備をしておけば、飼い主にも猫にも過ごしやすい空間を作り出すことができますので、もし、猫アレルギーでも猫を飼育したいという方は最後までご覧ください。
  • ベッドで寝てシーツをよく洗濯するようにする
  • 猫を触ったままの手で自分の目や体を触らない
  • 猫のトイレはこまめに掃除する
  • 猫を風呂で洗ってあげる
  • 猫をブラッシングする
  • 定期的に換気のために窓を開ける
  • 空気清浄機を使ってみる
  • 病院でアレルギーの薬をもらっておく
  • しっかり休んで自分の体調を整えておく

ベッドで寝てシーツをよく洗濯するようにする

最初のアレルギーの対策としては、飼い主さんがベッドで寝ることが一番となります。理由としては猫が日頃歩いている床は抜け毛やふけなどの、アレルギー物質が落ちており床で寝るとアレルギー症状を引き起こしやすくなるからです。

なので、まずはベッドで寝ることを心がけて、床から距離を取る事でアレルギー物質との接触を可能な限り減らしていきましょう。かといってベッドで寝ていても猫は飼い主の傍で寝る事もあります、ロシアンブルーであればなおの事その確率は高くなります。

もし猫も一緒にベッドで寝るようになった際には、毛布をこまめに洗濯してあげるのはもちろんですが、まずはマットレスや毛布についた抜け毛などをコロコロや掃除機などで除去してから洗濯しましょう。

その部分を怠っていると、一緒に洗った衣服にまで猫の毛が付着してしまうので注意してください。

猫を触ったままの手で自分の目や体を触らない

次に大事になってくるのは、猫と触れ合った後の飼い主さんの行動になります。この部分は意識さえしていれば、アレルギー症状はかなり抑えることができるので可能な限り実践してください。

まず、猫を触った手で自分の体を触ってしまうと、その部分からアレルギー反応が起こってしまう場合があります。特に猫を触った後に目をかいてしまった場合には、結膜炎になってしまう可能性がありますので、猫を触った後は必ず手洗いを行う事が重要です。

また猫は愛情表現として飼い主を舐めることがあります。この行動自体は止める必要はありませんのでそのまま受け入れてあげましょう。ですがその後は猫が一旦落ち着いたらよく洗い流してください。この項目に関してはロシアンブルーであっても気を付けないといけません。

猫のトイレはこまめに掃除する

猫アレルギーに効果的なのはブラッシングだけではありません。実は猫の尿にもアレルギー物質が含まれており、そのまま放置してしまうと空気中に飛散してしまいます。

そのため、猫のトイレはしっかり尿を吸収するシートやしっかり固まる猫砂を利用しましょう。猫のトイレには基本的に猫砂が入ってると思いますが、放置したままにすると猫が砂をかいてトイレの周囲に散らばってしまいます。

もちろんその散らばった猫砂にもアレルギー物質がついてる可能性があります。基本的には猫のトイレを清潔に保つ事で、アレルギー症状を抑制する事が可能です。また、トイレが汚いと猫が粗相をしてしまう事もありますので、こまめなお手入れはしてあげましょう。

猫を風呂で洗ってあげる

基本的に猫はお風呂を嫌がってなかなか入ってくれないことが多いですが、猫アレルギーをお持ちの方は月に1回程度はお風呂に入れてあげると、フケやよだれなどのアレルギー物質が落ちてくれるので意識しておきましょう。

猫は人間とおなじくフケがでます。グルーミングなどにより被毛によだれがついている事も日常茶飯事です。そのまま放置していると抜け毛やフケによって空気中にアレルギー物質が飛散してしまいます。

猫を定期的にお風呂に入れてあげて、アレルギー物質を一緒に洗い流してあげるのも猫アレルギーをお持ちの方には重要な事です。また、お風呂嫌いな猫には洗い流す必要がないシャンプー等もありますので、ブラッシングと合わせて対応していきましょう。
次のページ:猫アレルギーでも猫を飼うならアレルギーの症状に気をつけよう

初回公開日:2022年07月29日

記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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