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幸運を呼ぶ?猫がかぎしっぽになる理由とその種類3種を紹介

更新日:2024年03月12日

かぎしっぽの猫は幸運を招いたり、金運が上昇したりすると言われています。猫のしっぽは、どうしてかぎしっぽの形になるのでしょうか。また、かぎしっぽの形にはどんな種類があるのでしょうか。ここでは猫がかぎしっぽになる理由と、かぎしっぽの種類をご紹介します。

幸運を呼ぶ?猫がかぎしっぽになる理由とその種類3種を紹介

猫のかぎしっぽの形とは?

猫のしっぽには色々な形、長さがあり、感情と共にしっぽが動く姿は猫の可愛さをより引き立てます。中にはしっぽの先が折れ曲がって、かぎしっぽの形になっている猫もいます。

かぎしっぽの猫は、日本では九州地方を中心に昔から多く存在し、幸運を招いたり、金運が上昇したりするといった、さまざまな言い伝えが伝わって、長い間人々に愛されてきました。

猫のしっぽは、どうしてかぎしっぽの形になるのでしょうか。また、かぎしっぽの形にはどんな種類があるのでしょうか。ここでは猫がかぎしっぽになる理由と、かぎしっぽの種類をご紹介します。

猫がかぎしっぽになる理由

猫のしっぽがかぎしっぽの形になるのは、生まれつきでしょうか、それとも途中で形が変形するのでしょうか。

猫には先天的にかぎしっぽの猫と、後天的にかぎしっぽの形になる猫がいます。生まれつきしっぽがかぎしっぽの猫は東南アジアに多く、日本にも先天的にかぎしっぽである猫が多くいます。

猫のしっぽがかぎしっぽの形になるのは、理由があります。ここでは猫のしっぽがかぎしっぽになる理由を、先天的なものと後天的なものに分けてご紹介します。

先天的なもの

日本には先天的な理由で、しっぽがかぎしっぽの形になっている猫が多くいます。猫のしっぽには尾椎という小さな骨があり、18~24個の尾椎が繋がることで、しっぽを丸めたり途中で曲げたりといった、器用な動きができます。

尾椎の一部が生まれつき変形していたり、減少していたりすると、しっぽが折れ曲がってかぎしっぽの形になります。尾椎が変形する位置や状態により、見た目やかぎしっぽの種類が変わってきます。

後天的なもの

猫のしっぽがかぎしっぽになる理由に、事故など後天的な原因があります。ドアにしっぽが挟まれる、母猫や人間にしっぽを踏まれる、交通事故に遭うなどが原因で、まっすぐだったしっぽがかぎしっぽになってしまう場合があります。

猫のしっぽは歩行のバランスを取るためにあり、特にしっぽの付け根は神経が集中しています。

もし飼っている猫のしっぽが突然かぎしっぽになってしまったら、急いで獣医に診察して貰いましょう。

かぎしっぽの種類3種

猫のしっぽは先天的、もしくは後天的にしっぽの骨が折れ曲がり、かぎしっぽの形になるということが分かりました。

では猫のかぎしっぽの形には、どのような種類があるのでしょうか。猫のかぎしっぽは、骨が折れ曲がる位置や変形の仕方、長さによって形が変わり、キンク(折れ曲がり)、カール、ボブテイル(お団子)と呼ばれる三種類に分かれます。

それぞれのかぎしっぽの種類には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、猫のかぎしっぽの種類3種類についてご紹介します。

かぎしっぽの種類

  1. キンク(折れ曲がり)
  2. カール
  3. ボブテイル(お団子)

かぎしっぽの種類1:キンク(折れ曲がり)

猫のかぎしっぽの種類には、キンク(折れ曲がり)というものがあります。キンクは、別名キンクドテイル(Kinked Tail)とも呼ばれ、しっぽの途中で折れ曲がるタイプのかぎしっぽです。

折れ曲がる位置はしっぽの真ん中だったり、先の方だったりとさまざまです。また、しっぽの長さも短いものから長いものまで、個体差があります。

キンクは、しっぽの骨である尾椎の一部が変形し、半椎体化した状態です。キンクの猫はレントゲンを撮ると、はっきりと骨が折れ曲がっているのが見えますが、先天的なものであれば心配ありません。

かぎしっぽの種類2:カール

猫のかぎしっぽの種類に、カールと呼ばれるものがあります。カールは猫自身の体に巻き付くように弧を描いて曲がるタイプのしっぽです。

カールの猫は、しっぽ自体が平均的なしっぽの長さ(20~30cm)よりやや長めで、下に垂れ下がっています。カールの品種に、アメリカンリングテイルなどがいます。

自身に巻き付くようにゆるやかに曲がるしっぽは愛らしい形です。しっぽがくるんとカールしているだけで、他の種類と違ってはっきりと鍵の形をしているわけではないので、一見してかぎしっぽの仲間とはわからない場合もあります。

かぎしっぽの種類3:ボブテイル(お団子)

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初回公開日:2019年07月31日

記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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