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子犬の授乳の方法とは?母乳を飲まない時の対処法とグッズ

更新日:2024年03月10日

母乳を飲んで眠ることを繰り返す、これが生後3週間目までの子犬の生活です。授乳はお腹を満たすだけでなく、子犬の栄養面や水分補給、心理面にも関係しています。ここでは、子犬が元気に成長していくために必要な授乳の方法からグッズまで役立つ情報をご紹介します。

子犬の授乳の方法とは?母乳を飲まない時の対処法とグッズ

生後7日目頃まで

生まれてから7日目頃までは、絶えず授乳をしているように見えます。だいたい2~3時間に1回のペースですので、そのように感じるのでしょう。

生後1週間、1日当たりの授乳回数は、10回程度と覚えておきましょう。

生後20日頃まで

大型犬と小型犬とでは成長のスピードが異なりますが、生まれて10日ほどすると、子犬の体重はうまれたときの2倍ほどになります。

生後1週間から20日目頃までは1日5~6回の授乳で十分です。

犬の授乳期の方法3:1回の授乳時間

生まれたての頃は2~3時間に1回は母乳を飲みます。授乳にかかる時間は犬によって差がありますが、どの子犬もお腹がいっぱいになるまでは飲み続けます。

順調に体重が増えていればきちんと飲めて栄養も取れていることになるでしょう。ミルクで育てる場合も体重に注意して、昼間は3~4時間の間隔を目安として与えていきます。

量が足りない場合、鳴いてお腹が空いていることを知らせます。月齢が進むと子犬とはいえ鳴き声が響き、トラブルのもとになることがあるため気をつけましょう。

子犬が授乳を嫌がる時の対処法

子犬は母乳を飲まないと栄養や水分が取れずどんどん衰弱していってしまいます。授乳を嫌がる場合はどのようにすればよいのでしょうか。母乳を飲みたがらない子犬への対処方法も確認しておきましょう。

子犬が授乳を嫌がる時の対処法

  • 子犬の口を乳首に近づけ促す
  • 犬用ミルクを与える

授乳を嫌がる時の対処法1:子犬の口を乳首に近づけ促す

生まれてすぐの子犬は母犬の乳首がどこにあるのかわからず、なかなか母乳を飲むことができないことがあります。

しばらく様子をみて吸うことができないようであれば、子犬の口を乳首の近くまで近づけてあげましょう。ちょっと手伝うだけでうまく吸える場合もあります。

また、何らかの理由で母乳を与えられないときは哺乳器を利用します。哺乳器を嫌がるそぶりを見せたときも、うまく吸えるよう口に近づけて促してあげましょう。

授乳を嫌がる時の対処法2:犬用ミルクを与える

授乳を嫌がるのは子犬だけではありません。子犬に対し愛情がわかない母犬や、乳首を噛まれてしまった母犬も授乳するのを嫌がります。

母犬が嫌がるときには犬用のミルクを与えて栄養や水分を取るようにします。人間の赤ちゃんと同様、衛生面には注意しましょう。

細やかなお世話が必要となる赤ちゃん犬を手に入れ、一人暮らしや仕事をしながら育てることは難しいです。一日中、餌や排泄物の管理をしなければ弱ってしまうため、ずっと一緒に過ごさなければなりません。飼うのであれば、しつけできるくらいまでに育った子犬が望ましいです。

犬の授乳期にグッズ3選

飼い主さんがミルクを与えるときには、愛犬が喜んで飲むためのひと工夫が必要です。

上手に飲ませられれば余裕を持って懸命に飲む姿を見られます。それでは実際に役立つ、犬の授乳期に準備しておくと便利なグッズをご紹介しましょう。

犬の授乳期にグッズ1:シリンジ

シリンジは注射器やスポイトとも呼ばれるもので、口の中にミルクを流し込めるため乳首をうまく吸うことができない子犬の授乳に利用できます。

慣れるまでは少々難しいかもしれませんが、正しく飲めるように子犬のペース合わせてミルクを入れてあげましょう。

シリンジはいろいろなサイズがあり、口にあたる先端部分もさまざまです。ペットショップ、ホームセンターのほか通販でも購入できます。

購入しておけば、愛犬が薬を飲んでくれないときにも役立ちますし、介護が必要になった場合にも介護職を与えることができる便利なグッズです。

犬の授乳期にグッズ2:哺乳器

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