犬が死んだら埋めるのか・手続きはどうするのか｜火葬/天国

愛犬やペットが死んだら、虹の橋で飼い主が来るのを待っていてくれるとよく耳にします。虹の橋とはどこにあるのでしょうか、成仏はしないで待っていてくれると考えるのでしょうか。はじめに誰がいいだしたのかはわかりませんが、動物は生きる事への執着心を捨てて「もういい」と思った時に死が訪れると獣医師の先生は言います。

執着心を人間は強く持って死んでいくけれども、今を生きているペット達は死を受け入れて死んでいきます。虹の橋が本当にあるのかは、わかりませんが残された飼い主にとって虹の橋は心のより所となっています。愛犬に対しての気持ちの整理がつくまで、虹の橋は飼い主の心の中に存在するのでしょう。

愛犬家にとっては受け入れがたい話ですが、動物は畜生界にいると仏教の世界観では言います。キリスト教や他の宗教でも人間と差別的に分けています。愛犬が飼い主の考える天国に行く事はないと言えますが、動物がいく場所で愛犬には他の仲間たちとの再会もあるでしょう。

飼い主のことは、そこからいつも見守ってくれています。宗教的に言えばいくつかの宗教では、いじめた動物が途中で待っていて恨みを晴らすために地獄へ連れて行くと言われています。地獄へ落とされるところを、可愛がったペットが助けてくれるとも言われています。本当は、どちらなのでしょうか。

愛犬が死んだら千の風ではありませんが、いつも近くで愛犬の魂が見守ってくれている。動物は時として、大事にしてくれた飼い主やその家族に命の危機が訪れた時、身代わりになって死んでいく事があります。愛犬の死後、なんとなく近くに居るような感覚を感じる飼い主も多くいます。

犬は自分が死ぬことには納得しています、ただ飼い主の事を心配してまた守るためにもう大丈夫と犬自身が納得するまでは何度でも飼い主の元を訪ねてきています。そして、また元気な姿で飼い主のところへ戻ってきます。「この子どこか似ている」と感じたら、愛犬が貴方の所へ生まれ変わって戻ってきたと考えてください。

最近では、愛犬が死んだら火葬を行う人が多くなってきました。遺骨をそのまま埋葬する方法と手元に置いておく方法があります。また、人間と同じように散骨や樹木葬なども行われています。

墓地の広さにもよりますが、人間のお墓のとなりにペット用のお墓を建てる事ができます。お寺によっては、本当に珍しいケースですが、人間のお墓の中に一緒に入れてくれるところもあります。自分たちで、納得できる供養を愛犬にしてあげましょう。

愛犬が死んだら火葬して、ペット霊園に合同でも個別でもお墓を決めて納骨を行う事も供養の方法の一つです。納骨の仕方も、個別にお墓を建てるやり方と合同でたくさんの仲間達と一緒に、供養してもらうやり方もあります。

愛犬の納骨が、お寺であれば朝夕にお経を上げて供養してもらえます。お寺やペット霊園では、年に一度ペット供養の供養祭などを行ってもらえます。もちろん、飼い主へのお知らせもありますし供養祭に家族も参加できます。いつでも、愛犬のお墓参りもできますし供養を行ってもらえるのが一番安心できるところです。

手元供養もさまざまな方法があります、骨壺を自宅で供養したり骨の一部をンダントに入れて身に付ける人もいます。この方法も愛犬が死んでしまった悲しみから、自分の気持ちを落ち着けるためには良いやり方です。いつも一緒にいた、ペットの骨の一部をペンダントに入れて供養していく方法を選ぶ方も多くなってきました。

また、ペットの毛を使って帽子を編んで身に付けたり愛犬の姿を、ぬいぐるみとして残し供養する方法もあります。愛犬が死んだら、山や海に散骨して自分たちも同じところに散骨や愛犬と一緒に樹木葬で、供養されたいと言う人もいます。供養のやり方は、いろいろありますじっくり考えてあげてください。

愛犬が死んだら、ペットロスになったそんな経験をした人は多くいます。自分は大丈夫と考えていても、自分が思うよりも突然ペットロスはやってきます。いつも、お世話していたのにもういないからこの時間をどう過ごそうか。いつもあの子はこんな事をしていたのに、もう会えないと考えた途端にどうしようもない悲しみや、寂しさが襲ってきてどうしようもなくなる。

それが、ペットロスの正体です愛犬が死んだら、自分ではどうしようもない感情が時々でてきます。日々生活していく事で、時間がペットロスを癒やしてくれます。

愛犬が死んだらと考える事じたい、飼い主としてはとても受け入れがたい感情です。愛犬が死んだら、ペットロスが深刻な形であらわれる人もいます。愛犬が死んだことが理解できない、なぜ手元に居ないのか自分で自分の気持ちの整理ができない。そのままの気持ちから、後悔が先に立ってしまい自分を追い込んでしまう事があります。

まずは、悲しかったら思いっきり泣きましょう、泣くことで気持ちを落ち着かせる事が大切です。何を後悔しているのかノートに書いて気持ちを整える方法もあります。考えるだけでは亡き愛犬が悲しみます、どん底まで気持ちを落ち込ませてそこで泣いてください。あとは時間だけが、悲しみを癒やしてくれます。