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犬の鳴き声がうるさいときの対処法・夜泣きするときのしつけ

更新日:2024年04月09日

犬を飼っている人も飼っていない人も避けて通れないうるさい鳴き声。うるさい鳴き声に上手に付き合うにはどうしたらいいのか、自分で解決しきれなくなった場合、誰に相談したら良いのかなどを調べてみました。人と犬のよりよい生活に参考にしていただけたら幸いです。

犬の鳴き声がうるさいときの対処法・夜泣きするときのしつけ

保健所

まず犬の管轄で思いつくのが保健所でしょう。うるさいということを保健所に伝えた場合、そこから厳罰を与えてもらえるのかと勘違いしがちですが、実は違います。

近隣の住民からうるさいということを苦情として言われているという旨を保健所の職員から、うるさい犬の飼い主に対して伝えられます。解決に直結するわけではないでしょうが、当事者同士の話し合いでないため、トラブルがより複雑になることが防げるということと、注意喚起をしてもらえることで状況が改善される可能性が見込めます。

なぜこのような程度の注意になるかというとどの程度うるさいと違反かという明確な基準はなく、あくまでも主観になってしまうからです。少しでも状況の改善をと思うのであれば相談してみても良いでしょう。

警察

犬がうるさい際の飼い主への対処ということで、こちらもやはり頭に思い浮かびがちな対処と言えるでしょう。しかし保健所と違っていきなりこちらのステップを踏むと、より大きなトラブルにその後貼ってする可能性も高く、ちょっとした事件になってしまう可能性が高いです。

警察が介入する場合、騒音問題として民事事件に介入するという形になります。しかし、近所で長くその後もお付き合いをしていく場合だと、警察に通報したということでぎくしゃくしたり、さらなる火種になってしまうこともあります。

まずは保健所や集合住宅であれば管理人さんに苦情を伝えたうえで、それでも状況の改善が見られない場合のさらなるステップという認識をした方が良いでしょう。

犬がうるさい原因でトラブルにならないために

飼い主側の気づかい

やはり犬を飼って、周りからうるさいと言われないために、まず一番に飼い主は周りの環境へ気づかいをするべきです。近所への防音対策や、まだ子犬であったり理由があってうるさい場合はあらかじめ、ご近所へご挨拶をしておくことが大切でしょう。そうすることで、万が一うるさい場合も、あのとき謝罪があったということがあれば、飼い主への心象も異なります。

しかし、気にしないでも良いと言われたからと言って、近所に甘えてしまってはいけません。そんなときにきちんと周りの人々と円滑な関係を築けるよう、そして問題犬としてさらなるトラブルを起こさぬよう犬に対してもきちんと対応することが必要です。

愛犬へのしつけ

いくら近所が犬に関して寛大だったとしても、それに甘えてばかりいると、いつか限度を越してしまった時にうるさいとトラブルになりかねません。吠えることを全くさせないことは難しいでしょうが、ご家族の中でもうるさいと感じるほどであればやはりそれは問題なのでしつけをして改善していく必要があります。

トラブルが起こって、1日でうるさい犬は変わるわけではありません。日頃からトラブルになることが無いように、人間の社会の中で生活していけるよう、しつけてあげる必要があります。

犬と生活していない人も思いやりを

犬を飼っていない人は何でもしていいのかというわけではありません。ある程度、どんなときに吠えてうるさくしてしまうのか、なぜこのように鳴いているのかということも少し理解してあげるだけで、大きなトラブルは避けられるでしょう。

うるさいと感じても、まずは声を大にしてうるさいと言わなくても、専門機関に相談するなどして、飼い主さんの心情も推し量ってあげる必要もあるでしょう。飼い主さんも追い詰められている可能性もあります。「お互い様」ということも心の片隅に置いておく必要はあります。

しかし、犬を飼っていない人は我慢をしなくてはいけないわけではありません。うるさいというストレスで、心だけでなく体も病んでしまう可能性もあります。然るべき機関に相談するようにしましょう。

うるさい鳴き声を解決して飼い主と犬の関係もよりよいものに

犬と人間は種類の違う動物のため、生活する社会の中で、お互いが持つ習慣の中には相容れないものもあるでしょう。しかし、共存をしていくためには、お互いの存在をきちんと認め合わなければなりません。

今は犬は人間に飼われているという状態のため、ある程度は人間の生活の中で適応してもらう必要があります。そして飼い主さんは愛犬をその社会に適応させてあげる義務があるでしょう。愛犬がトラブルメーカーにならないよう、飼い主さんの心がけが必要です。

愛犬が嫌われ者にならないよう、飼い主さんがお手上げになったら、愛犬は誰も頼れなくなってしまいます。専門家の力も借りながら、そして日ごろから小さなことでもコツコツしつけながら愛犬と生活していくことが重要です。しかし、飼い主さんが追い詰められてしまってもいけません。そのためには周りの人間が温かい目で見てあげる必要もあるでしょう。

初回公開日:2018年02月21日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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