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犬の噛みぐせの治し方を伝授!噛みぐせの治し方を子犬と成犬別で紹介

更新日:2024年08月20日

犬を飼っている人ならほぼ必ず直面する、噛みぐせ問題。子犬の甘噛みくらいと油断していたら、いつか取り返しのつかない噛みつき事故にならないとも限りません。安心して犬とのふれあいができるよう、愛犬の噛みぐせを治す方法をお伝えします。

犬の噛みぐせの治し方を伝授!噛みぐせの治し方を子犬と成犬別で紹介
上で述べたように、子犬にとって噛むことは成長に欠かせない行動である面もあります。

どんなものでも噛んではいけないことにしてしまうと、学びの機会を取り上げ、またストレスを溜め込んでしまいかねません。

噛んでほしくないものは手の届かない場所に置くか、バリケードでガードするのが良いでしょう。

重要なのは、人の手は噛んではいけないと教えることです。あなたの子犬がつい手に歯を当ててくるようであれば、今のうちに芽を摘んでおいたほうが良いでしょう。

子犬の噛みぐせの治し方は下記を参考にしてください。

子犬の噛みぐせを治す方法1:叱ることばは?

統一すればどんなことばでもいいのですが、短くとっさに出やすい「イタイ」を使っているトレーナーさんが多い様子です。

やってはいけないことを教える「ダメ」「イケナイ」「ノー」などを噛みぐせの矯正にも使ってもいいでしょう。大事なことは、いろいろな言葉を混ぜず、一言だけ発することです。

子犬の噛みぐせを治す方法2:叱るときはしっかり注意する

上の治し方で挙げた、叱ることばを言う時の注意点です。高い声や興奮気味では、犬は楽しいことだと勘違いしてしまう恐れがあります。

できるだけ低く落ち着いた声で言うようにしましょう。また噛まれた手をバタバタさせるのも、子犬のテンションをさらに上げてしまうだけです。

あくまでも、犬の頭を冷やさせる空気作りが肝心です。

子犬の噛みぐせを治す方法3:手を出しても噛まないように訓練する

子犬同士のじゃれ合いで、やりすぎたら相手が怒ったり逃げてしまうことで程度を学ぶ習性を利用した治し方です。

一緒に遊んでいる時に子犬が噛んだら、「イタイ」と言って、その場を立ち去ります。おもちゃも取り上げたほうがいいでしょう。そのまま1〜5分ほど完全に無視します。

少しでも噛んだらもう相手にしない、ということを繰り返すことで、噛んだら楽しいことが終わると覚えさせます。逆におもちゃで上手に遊んでいる時はしっかり褒めてあげましょう。

子犬の噛みぐせを治すときの注意点

子犬の噛みぐせの治し方を見てきましたが、相手は生き物ですので、心理的な配慮が必要です。

叱り方を間違えると逆効果になってしまうことも。気をつけておきたいポイントを下に3つ挙げておきます。

子犬の噛みぐせを治すときの注意点1:ケージを使用しない

ケージは子犬にとって、安心して休むところ。そんな場所で叱られてしまうと、ケージに嫌なイメージがついてしまいます。

ケージに閉じ込めるのではなく、飼い主さんが部屋を出ていくようにして下さい。

子犬の噛みぐせを治すときの注意点2:手を使って叱らない

ここでご紹介している噛みぐせの治し方は、噛まれた方は痛がって去っていくことを通じて、「人と犬が仲良く暮らす方法を気づかせる」やり方です。

ですので、きつく叱る必要はありません。

ましてや手で叩いたりマズルを掴むなどの体罰は、人の手に対し恐怖心を植え付ける結果となり本気噛みに発展しかねません。飼い主さんの手は、優しく撫でるために使ってあげて下さい。

子犬の噛みぐせを治すときの注意点3:理由を理解して対処

人を噛むのは良くないと子犬が理解したところで、じゃあ元々の衝動をどうやって発散させてあげるか、も併せて考える必要があります。噛む理由ごとに対処の仕方を見ていきましょう。

好奇心や狩猟本能を満たしてあげるには、噛むおもちゃを色々なタイプ準備してあげると良いでしょう。

投げて持ってこさせる遊びやニオイで宝探しなど、噛むだけでない楽しみも味わわせてあげて下さい。

構ってほしくて噛んでいた子は、噛みぐせが止んでも吠えたり飛びついたりしてくる可能性もあります。

いずれにしても興奮している時は一切相手にせず、静かになってからなでてあげたり遊んであげるようにして下さい。

嫌なことに抵抗して噛む場合は、不快感を取り除くトレーニングが先行です。

足拭きの後におやつをあげたり、ブラッシングは気持ちのいい所だけから始めるなど、少しずつ慣らしていきます。

また普段から十分運動させて、ストレスを溜めないようにすることも大切です。

成犬の噛みぐせの理由

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初回公開日:2019年08月17日

記載されている内容は2019年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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