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犬の噛みぐせの治し方を伝授!噛みぐせの治し方を子犬と成犬別で紹介

更新日:2024年08月20日

犬を飼っている人ならほぼ必ず直面する、噛みぐせ問題。子犬の甘噛みくらいと油断していたら、いつか取り返しのつかない噛みつき事故にならないとも限りません。安心して犬とのふれあいができるよう、愛犬の噛みぐせを治す方法をお伝えします。

犬の噛みぐせの治し方を伝授!噛みぐせの治し方を子犬と成犬別で紹介
子犬の時に噛みぐせが治らなかった子は、成長の過程で噛むことに抵抗がなくなり、強さもエスカレートしています。

飼い主さんがリードもつけられず散歩にいけなくなったり、怖いからと飼育放棄されるケースがあとを絶ちません。

このような悲劇を避けるために、一刻も早く噛みぐせを治しましょう。成犬といってもあきらめなければ改善します。

そのためにはなぜ噛むのかを理解することが大切です。成犬の噛みぐせの理由は、子犬よりネガティブなものが多いです。

成犬の噛みぐせの理由

  1. :支配欲
  2. :恐怖心
  3. :縄張り
  4. :手段
  5. :痛み

1:支配欲

犬の社会では、リーダーが群れを支配します。いくら家庭のお座敷犬であっても、この群れの掟は本能として備わっています。

犬が自分を家族のリーダーだと考えてしまっている場合、逆らってくるメンバーや外敵=人間に噛み付くのは、群れを守るための当然の行動です。

裏を返せば、人間をリーダーだと認めれば、支配欲は服従心に変わります。信頼できるリーダーの元では犬が安定し、噛みぐせを含む大半の問題行動が解消すると考えられます。

2:恐怖心

恐れや不安を感じるトリガーがあり、防衛本能で噛んでしまうケースです。尾が下がり、後退したり腰が引けているような姿勢が特徴です。

突発的なできごとに反応して噛むこともありますが、子犬の頃からのトラウマが根本にある場合や、社会化ができていないため異常な怖がりに育ってしまった結果の噛みぐせは、治し方も簡単ではありません。

まずは原因を探ることが肝心です。

3:縄張り

外敵がテリトリーに入ってくると、群れが脅かされるため、撃退する。群れの概念とセットで犬が本能的に持っている「縄張り意識」です。

そもそも犬が人間と暮らすようになったのも、この習性を活かし番犬として飼われたのですが、今になって吠えるな噛むなといわれて、犬の方も戸惑っている可能性もあります。

とはいえ、住まいの環境によって吠える番犬はOKでも、噛みつく犬が許される時代ではありません。噛みぐせはしっかり治すべきでしょう。

4:手段

攻撃する意図がないにもかかわらず、ある目的を達成するために噛む行動が手段化してしまっているケースです。

遊んでくれない飼い主さんを噛んだら追いかけてきてくれた、スマホをガジガジしたらおやつをくれた、家族が赤ちゃんを触っているから自分も甘噛みしてみたらみんなが飛んできた、など…。

本来止めようとした行動が、犬にとってはうれしい結果として刷り込まれてしまったことが原因です。犬の学習能力の高さが裏目に出るパターンですね。

5:痛み

手負いの犬は防衛本能で攻撃的になりがちです。普段あまり噛まない成犬が、人が近付いた時に噛み付いた場合、ケガなどで痛みを感じているのでしょう。

よく観察して、可能性があれば獣医さんに連れて行ってあげて下さい。必要なら口輪をつけて、噛まれないよう注意しましょう。

成犬の噛みぐせの治し方

では、成犬の噛みぐせの治し方を見ていきましょう。

一度ついてしまった成犬の噛みぐせを治すのは、一朝一夕ではできません。愛犬は生まれ変われる、絶対変えてあげるという信念をもって向き合うことが何よりも大切です。

あまりにも攻撃性の高い噛みぐせであれば、プロのトレーナーさんの力を借りることも考慮しましょう。

それでも、訓練が終われば飼い主さんの所に帰ってきます。家に帰ったら元に戻ってしまった、とならないために、しっかりしつけ方法を引き継ぐことが大切です。

成犬の噛みぐせの治し方1:飼い主との信頼関係を認知させる

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初回公開日:2019年08月17日

記載されている内容は2019年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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