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飼い犬が寝る時のためにクレートの扉を閉める方法とは?その他必要な対策も解説

更新日:2024年10月30日

犬を飼いたいけれど何を用意したら良いかわからず困っていませんか。本記事では犬を飼うアイテムのクレートについてメリットと使い方のポイントを紹介し、あわせてクレートトレーニングの方法を解説しています。犬を飼いたい方、クレートについて知りたい方はぜひお読みください。

飼い犬が寝る時のためにクレートの扉を閉める方法とは?その他必要な対策も解説

飼い犬がクレートに入ったら数秒だけ扉を閉める

まずはクレートに入ることに慣れさせましょう。犬にとって初めてのクレートは興味があるけれど怖い感覚もあります。

普段過ごす部屋にクレートを置き存在に慣れたら、クレートの中におやつやお気に入りのおもちゃを置いて誘導します。犬が中に入ったら褒めてあげましょう。そして数秒だけ扉を閉めます。

最初は1秒間で問題ありません。犬が吠えたり出してほしそうな様子を見せたりする前にすぐに出してあげましょう。クレートから出てきたら、もう1度思いっきり褒めてあげてください。

クレートの中で過ごすと良いことが起こると覚えさせる

クレートの中におやつがあり、中に入ると褒められる経験をすると、おやつはクレートでもらえるもの、という意識になってきます。このトレーニングを何度も繰り返し、少しずつクレートの中で過ごす時間を長くしていきましょう。

おやつのほかに、飼い主のにおいがするものを入れておくのもクレートでリラックスするポイントです。自分から中に入れたら、たくさん褒めてあげてください。

慣れてきたら、クレートに入るときに「ハウス」と声かけすると、次第に「ハウス」というとクレートに入ってくれるようになります。

初めは扉を半開きの状態で閉める

クレートの中で過ごすことに慣れてきたら、扉を閉める練習を始めます。いきなり完全に閉めて不安からトラウマになることがないように、初めは扉を半開きにして、犬が押せば開けられるくらいの状態にしておいてください。

そして犬が出てきたら、クレートの中にいられたことを褒めてあげましょう。

慣れたら扉を完全に閉めて閉める時間も長くする

扉を閉めることに慣れてきたら、扉を完全に閉めて中にいられる時間を少しずつ長くしていきます。中におもちゃを置いたり、おやつをあげたりしても大丈夫です。

犬が吠えたり外に出たがったりする前に飼い主が扉を開けます。吠えたり要求したりすれば開けてもらえると習慣づけてしまわないように、様子を見ながらタイミングをはかってください。

クレート関連以外で飼い犬が寝る時に気を付けたいこと

ここでは、クレート関連以外で、飼い犬が寝る時に気を付けておきたいことを紹介します。

飼い犬が寝る際にストレスを感じないように、寝床の周りの環境を整えてあげましょう。

着せている服は脱がせる

洋服を着るのが好きな犬もいますが、基本的に犬は服を着るのは好きではありません。寝る時も服を着せっぱなしにすると、皮膚と服が擦れて痛くなる、蒸れて皮膚病になる、暑さで体調を崩す、精神的ストレスになるなどのリスクがあります。

服を着せた方が良い場合や、服が好きな犬もいますが、着せっぱなしにするのではなく必要な時間のみ着せるようにしましょう。

電気は全て消灯しても良い

犬はもともと狭くて薄暗い穴倉を寝床としていた動物なため、人と暮らす現在でも寝床は狭くて暗い場所を好みます。また、人と同様に夜は暗い環境で眠り、朝明るい光で目覚める体内時計を持っています。寝る時は電気やテレビを消して、暗く静かな環境を整えましょう。

クレートで寝かせたり、ケージであればカバーで覆ったりと暗くしてあげてください。

ケージの場合は給水器とトイレも設置しておく

犬がケージで寝る時は、中に給水器とトイレを設置しておきましょう。

お皿にお水を入れても良いですが、ケージの中はこぼしやすいので、ケージに取りつけられるケージ用ボウルがおすすめです。また、こぼさずに飲めるウォーターノズルの給水器も良いでしょう。

ケージの中にトイレは必要ですが、犬はきれい好きで寝床を汚すことを嫌うため、寝床とは離した場所に置きましょう。ケージの中に仕切りがあり寝床とトイレが分かれているケージもあり、衛生面では安心です。

ケージが狭くてトイレが設置できない場合は、ケージの扉を開けて、ケージ外の近くにトイレを置くようにしてください。
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初回公開日:2022年06月01日

記載されている内容は2022年06月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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