チワワのカット方法は？飼い主が自宅カットするときのポイントをご紹介

小さな体に丸いウルウルとした瞳が特徴のチワワ。

チワワは、季節ごとに「換毛期」という被毛が抜け変わる時期があるため、一般的にトリミングが不要な犬種です。

しかし、気温が上がる夏など、サマーカットにしてあげたいと考えている飼い主さんもいらっしゃるのはないでしょうか？

また、安全のために定期的にカットしてあげた方が良い部分もあります。そこで今回は、チワワのカットの重要性やカット方法について紹介します。

まず、愛犬の安全のために定期的に行いたいのが足裏の毛のカットです。

犬の肉球には滑り止めの役割があります。足裏の毛が伸びすぎると、フローリングなどで滑りやすくなってしまい、関節に負担をかけたりケガをしたりする可能性があります。

愛犬の足裏を見てみて、足裏の毛が肉球を覆いはじめたら、定期的にお手入れするようにしましょう。

トリミングは、見た目をかわいくするためだけではなく、皮膚の健康維持にも役立ちます。

長毛の犬であれば、被毛を短くカットすることで被毛を清潔に保ったりすることができるため、皮膚トラブルの予防に繋がります。

また、飼い主さんにとっては日々のお手入れが楽になるというメリットもあります。

犬の肛門周辺は汚れやすい場所です。毎日の排便の際に、便が付いてしまわないように短くしておくと良いでしょう。

肛門周りの毛をカットしておくことで、トイレ後も比較的清潔に保つことができますし、お手入れも簡単です。

愛犬のお尻をチェックして、肛門が隠れてきたと感じたらカットしてあげてください。

愛犬に暑い夏を快適に過ごしてもらうために、サマーカットをしているという飼い主さんも多いでしょう。

ロングコートチワワなどは、サマーカットをすることで被毛の通気性を良くして蒸れを防いだり、体にこもる熱を発散するという効果があります。

ただし、皮膚が見えるほど短くしてしまうと直射日光をそのまま浴びてしまい、逆に体調を崩してしまう場合もあります。適度な長さを保つようにしましょう。

最初に説明したとおり、チワワは基本的にトリミングが不要な犬種です。足裏やお尻の毛をカットしてもらうためだけに、ペットショップに行くのはちょっと…と感じる方も多いでしょう。

足裏の毛や肛門周りの毛程度でしたら、セルフトリミングでも十分です。ただし、やり方を間違えてしまうと、愛犬がケガをしたりトリミングを嫌がってしまったりすることがあります。

そこで、セルフトリミングをする際の注意点をまとめてみました。