マルチーズの正しい飼い方は？マルチーズの性格や体重と寿命も紹介

愛玩犬しての歴史が古く、愛するマルチーズのためお墓を建てたり、金の食器で食事をさせていたなど、その飼い方から世界中の貴族達から寵愛されていたことが知られています。

愛される飼い方をされてきたためか、人の感情に敏感です。

マルチーズは従順で温厚、そして愛情深い犬種です。

その反面、神経質で気が強いところもあるので、大きい犬に向かっていったり、家族以外の人間に強い口調で吠えたりしてしまいます。

飼い主に対しての愛情が深いので、飼い主が体調不良になった時なども側に寄り添うようにいてくれます。

ですが愛情が深い分、飼い方を間違えると分離不安になってしまう可能性がありますので気をつけましょう。

マルチーズの性格は人懐っこいほかに、活発で明るいということもあげられます。

マルチーズは室内犬として常に人のそばにいる飼い方でした。そのような飼い方をされてきたため、一度、家族として認識すると愛情深く接してくれます。

一方でシャイな部分もあります。その性格のため、来客には吠え続けてしまうなど問題行動をおこすこともありますが、番犬としては優秀な犬種です。

日頃から無駄吠えをさせない、などしつけをする飼い方を心がけましょう。

マルチーズは非常に頭が良く、遊び好きな性格ももっています。

その頭の良さと性格から、「この子供とは仲良くしてね」と言い聞かせると子供のお守りもしてくれます。

ただし気をつけないといけないのは、普段から子供に接する機会がないマルチーズは、必ずしも子供に寛容とは限らない、ということです。

散歩の時間を子供や他人と接する時間にする、など飼い方の工夫をして、誰からも愛されるマルチーズを目指しましょう。

マルチーズは頭が良いので、飼い方によって一人暮らしの人にも飼いやすい犬種ですし、しつけも比較的、しやすいほうです。

ですが、日々のお手入れなど欠かせないこともあります。

次は心がけたいお手入れなどをみていきましょう。

マルチーズの飼い方を調べると、「散歩はしなくてもいい」と記述していることが意外に多いです。

ですが、マルチーズは活発で遊び好きな面もあるので、やはり1日に20分くらいは散歩に行くようにしましょう。

散歩に行くことで、ワンちゃんの気分転換にもなりますし、体の筋肉の維持にも繋がります。

ただし、気温差には弱い面もあります。夏などは道が熱くなっていて肉球がやけどすることもありますので、散歩に行く時間は注意してください。

マルチーズの特徴といえば、白く輝く美しい被毛でしょう。

床まで届く長い毛を美しく保つには、毎日のブラッシングが欠かせません。ただ柔らかい毛質のため、絡まりやすいので気をつけながらブラッシングをしましょう。

またブラッシングをすることによって皮膚の状態をチェックすることもできます。

ただ最近では、被毛を短くカットする飼い主さんも増えています。短毛にした場合は、ブラッシングをする、というよりはグルーミングをして皮膚の状態を清潔に保つ飼い方をしましょう。