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外で飼える犬種7選|注意点や外飼いのメリット・デメリットは?

更新日:2024年06月13日

「犬を飼う」というと、昔から庭に犬小屋を置いて飼うというイメージがあります。しかし実際には、犬には外で飼える犬種と、外飼いには向かない犬種がいます。今回は外で飼える犬種7選と、外飼いの注意点やメリットやデメリットをご紹介します。

外で飼える犬種7選|注意点や外飼いのメリット・デメリットは?
犬を外飼いする場合、メリットとデメリットがあります。犬は活動的な動物なので、外で自由に動き回っている方が良いように見えますが、外飼いにはデメリットもあります。

外で飼える犬種だからと言っても、その土地の気候や環境、犬の性格などによっては室内飼いのほうがいい場合もあります。

最近は犬も室内飼いが主流です。外飼いをする場合は、メリットとデメリットをきちんと把握しましょう。

外飼いのメリット

犬を外飼いするメリットは、掃除の手間がかからないことです。

犬は毎日散歩が必要ですが、外で飼える犬種は活動的な犬が多く、1時間以上の散歩が必要な場合も少なくありません。

外にいる時間が長ければそれだけ汚れます。外で飼っていれば、汚れを家に持ち込まずに済みます。

また、犬が常に外にいるのであれば、犬の安全のために室内の片づけを神経質に行う必要もありません。

メリット1:室内が汚れない

外飼いをしていれば、犬を家に上げる必要がないので、犬の抜け毛や犬の足裏についた泥や砂で部屋が汚れる悩みがありません。

外で飼える犬種は気候に合わせて毛が生え替わるため抜け毛が多く、季節によってはいくら掃除機をかけてもキリがありません。しかし外飼いなら掃除機をかける必要がありません。

また、散歩の後に足裏についた泥や砂で床を汚したり、排泄の失敗で部屋が汚れたりする心配もありません。

メリット2:室内での誤飲や悪戯の心配がない

外飼いの場合、外をきれいに片付けておけば誤飲や悪戯の心配がありません。

家の中には、ティッシュや新聞紙など、犬が悪戯したくなるものがたくさんあります。ソファなどの家具をかじってしまうこともあります。また、床に落ちた輪ゴムやボタンなどを誤飲してしまう危険性もあります。

室内では人間が生活している以上、なかなか動かせないものもありますが、屋外なら犬が悪戯しそうなものは簡単に取り除けます。

メリット3:散歩後の汚れをあまり気にせずに済む

外飼いの犬は、散歩から帰ってもそのまま庭につないでおけば良いので、極端に汚れていなければ散歩後の汚れを気にしないで済みます。

室内飼いの場合は、散歩で外に出るたびに犬の汚れた足裏を拭く必要があります。地面についている足裏だけではなく、胴体も汚れます。

ロングコートの犬種なら、体に草の実がついてしまうこともあり、それを取らなくては部屋が汚れてしまいます。

外飼いのデメリット

外飼いのデメリットは、犬自身や周囲の人に悪い影響が及ぶ可能性があることです。犬がほかの人に危害を加える可能性もあれば、犬自身が心ない人に危害を加えられる可能性があります。

外飼いは室内飼いに比べて不特定多数の人と接する機会が多く、天候の変化も直に受けます。飼い主がいつもすぐそばで見ているわけではないので、対応が遅れてしまう可能性もあります。

デメリット1:脱走する危険がある

外飼いの犬は係留用リードが切れたりつなぎ方が不十分だったりすると、脱走してしまう危険性があります。その他にも、柵の隙間から逃げ出したり柵を飛び越えて脱走する場合もあります。

脱走した先で近隣の住民や飼い犬とトラブルになる可能性もありますし、犬自身が道路に飛び出して交通事故に遭うことも考えられます。

外飼いの場合は飼い主の目が届きにくいので、気を付けているつもりでもいつの間にか脱走してしまう危険性があります。

デメリット2:体が汚れやすくなる

外飼いの犬は室内犬より外にいる時間が長いので、土や砂、黄砂などで体が汚れやすくなります。花粉の季節には花粉も体に付着します。

毎日のブラッシングだけではなく、室内飼いの犬よりも高い頻度でシャンプーが必要になります。シャンプーを嫌がる犬もいます。

シャンプーが飼い主と犬の双方の負担になるなら、汚れにくい室内飼いヘの切り替えも検討しましょう。

デメリット3:通行人に吠える場合がある

外で飼える犬種は警戒心の強い番犬向きの犬も多いため、通行人や来客、宅配業者に吠える場合があります。

犬が好きな人ばかりではありませんし、大きな声で吠えれば相手に恐怖を与える可能性もあります。

人が通るたびに吠えていては、騒音で近所迷惑にもなります。うるさく吠えるからと言って、犬に危害が加えられる危険性もあります。

外飼いをするなら、吠え癖がつかないようにしっかりとしつけをしましょう。

デメリット4:天候の影響を受けやすい

外飼いされている犬は、突然の天候の変化に対応できません。

台風や大雪など、事前に危険性が予測できればあらかじめ犬を家に入れておくこともできますが、飼い主の外出中に突然雨が降ってきた場合などは、避難もできずにびしょ濡れになってしまいます。

近年はゲリラ豪雨のように短時間で大雨が降ることが増えています。びしょ濡れの状態で長時間そのままでいると、犬でも体調が悪くなってしまいます。
次のページ:外で飼える犬種でも外飼いする際には適切な準備をしよう!

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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