薩摩犬ってどんな犬?7つの特徴や愛犬家西郷隆盛との関係を紹介
更新日:2024年06月13日
薩摩犬の特徴や性格7:現在では純血種は絶滅
薩摩犬は残念ながら現在では純血種が絶滅してしまっています。
最初に絶滅したといわれたのは1920年代とされ、獰猛な性格をしていることからさまざまな洋犬種と交配され純血種がいなくなってしまいました。
昭和の終わりごろ絶滅したといわれた薩摩犬の血統を残した犬が旧下甑村で発見されました。発見された犬を1989年から交配はじめ、1996年には安定した血統を生み出すことができました。
2000年までに100匹近い薩摩犬が誕生しましたが、保存会の活動が継続できず2010年ごろまでに純血種は絶滅してしまいました。
最初に絶滅したといわれたのは1920年代とされ、獰猛な性格をしていることからさまざまな洋犬種と交配され純血種がいなくなってしまいました。
昭和の終わりごろ絶滅したといわれた薩摩犬の血統を残した犬が旧下甑村で発見されました。発見された犬を1989年から交配はじめ、1996年には安定した血統を生み出すことができました。
2000年までに100匹近い薩摩犬が誕生しましたが、保存会の活動が継続できず2010年ごろまでに純血種は絶滅してしまいました。
西郷隆盛は愛犬家
西郷隆盛は犬を連れているイメージが強く、犬好きのイメージがありますが最初はそこまで犬が好きではありませんでした。
さまざまな説がありますが西郷が肥満になったことが犬を飼うきっかけといわれ、犬を連れうさぎ狩りをして肥満解消の運動をしていました。
数十匹の犬を飼うようになり、生涯を終える最期のときまで犬と一緒に過ごしていたそうです。
そんな西郷隆盛は愛犬家といわれるようになりさまざまな逸話が残っています。
さまざまな説がありますが西郷が肥満になったことが犬を飼うきっかけといわれ、犬を連れうさぎ狩りをして肥満解消の運動をしていました。
数十匹の犬を飼うようになり、生涯を終える最期のときまで犬と一緒に過ごしていたそうです。
そんな西郷隆盛は愛犬家といわれるようになりさまざまな逸話が残っています。
犬に鰻を食べさせていた
犬好きで知られる西郷隆盛は犬を連れて好物の鰻屋に行き、鰻丼や鰻のかば焼きを注文しても自分は食べずに犬達に食べさせていたという逸話があります。
鰻だけでなく狩りで捕ってきた獲物も自分が食べるのではなく、大鍋で煮て犬たちに与えていたという話もあります。
豪華な食事を与えていたために犬たちはよく太っており狩猟ができなくなってしまったという話もあります。犬をよく可愛がっていた愛犬家であるということがわかります。
鰻だけでなく狩りで捕ってきた獲物も自分が食べるのではなく、大鍋で煮て犬たちに与えていたという話もあります。
豪華な食事を与えていたために犬たちはよく太っており狩猟ができなくなってしまったという話もあります。犬をよく可愛がっていた愛犬家であるということがわかります。
西郷隆盛の愛犬ツンとは?
そんな愛犬家の西郷隆盛が飼っていた数十匹の犬の中で、名前がわかっている犬はシロ・サワ・ゴン・テツ・クロ・ユキ・ハヤ・ツン・ゴジャ・ツマ・カヤ・ブチ・トラ13匹がいます。
その中でも有名な犬が「ツン」です。ツンは上野恩賜公園にある銅像で西郷隆盛が連れている犬のモデルです。
上野恩賜公園だけでなく鹿児島などにも銅像があるツンは薩摩犬です。
その中でも有名な犬が「ツン」です。ツンは上野恩賜公園にある銅像で西郷隆盛が連れている犬のモデルです。
上野恩賜公園だけでなく鹿児島などにも銅像があるツンは薩摩犬です。
メスの薩摩犬
西郷隆盛が愛した犬たちの中でも有名なツンですが、銅像を知っている人たちからはオス犬であると勘違いされてしまうことがありますが本物のツンはメスの薩摩犬です。
薩摩犬は狩猟犬でイノシシやクマといった大きな獲物に立ち向かうほど勇敢であると特徴や性格の部分でものべましたが、ツンも狩猟能力に長けていました。
特に西郷隆盛が行っていたうさぎ狩りが上手で、狩りの上手さをかわれうさぎ狩りのパートナーとして連れて歩いていたそうです。
薩摩犬は狩猟犬でイノシシやクマといった大きな獲物に立ち向かうほど勇敢であると特徴や性格の部分でものべましたが、ツンも狩猟能力に長けていました。
特に西郷隆盛が行っていたうさぎ狩りが上手で、狩りの上手さをかわれうさぎ狩りのパートナーとして連れて歩いていたそうです。
譲ってもらった犬
西郷隆盛の愛犬の中でも有名なツンは、子犬のころから飼っていた犬ではなくうさぎ狩りの上手さに惚れ込み前田善兵衛から譲ってもらった犬です。
明治6年に政変で政界を辞め鹿児島に帰郷する際にツンと出会い一目気に入り譲ってくれないかと頼みました。
最初前田善兵衛は断りますが、西郷隆盛はさまざまな策を講じ最後は地元有力者を強引な手にも思えますが動かし譲ってもらうことができました。
鹿児島に帰る道中、ツンは2度前田善兵衛の家に帰ったそうで、薩摩犬の従順さをうかがえます。
明治6年に政変で政界を辞め鹿児島に帰郷する際にツンと出会い一目気に入り譲ってくれないかと頼みました。
最初前田善兵衛は断りますが、西郷隆盛はさまざまな策を講じ最後は地元有力者を強引な手にも思えますが動かし譲ってもらうことができました。
鹿児島に帰る道中、ツンは2度前田善兵衛の家に帰ったそうで、薩摩犬の従順さをうかがえます。
西郷隆盛像の隣にいる犬のモデルはツンではない
銅像の西郷隆盛が連れている犬のモデルはツンであると何度も言ってきましたが、実はツンではなく別の犬であるといわれています。
上野恩賜公園にある銅像を作成した作者はうさぎ狩りに行く西郷隆盛の像を作ろうとしましたがその時にはツンはすでに亡くなっていました。
うさぎ狩りに行く姿を忠実に再現するためにメスの薩摩犬を探していましたが見つからず、オスの薩摩犬をモデルに作成しました。オス犬をモデルに作成されたのでオス犬だと勘違いする人もいます。
また銅像は西郷隆盛の愛犬すべてをあらわしているとも言われます。
上野恩賜公園にある銅像を作成した作者はうさぎ狩りに行く西郷隆盛の像を作ろうとしましたがその時にはツンはすでに亡くなっていました。
うさぎ狩りに行く姿を忠実に再現するためにメスの薩摩犬を探していましたが見つからず、オスの薩摩犬をモデルに作成しました。オス犬をモデルに作成されたのでオス犬だと勘違いする人もいます。
また銅像は西郷隆盛の愛犬すべてをあらわしているとも言われます。
薩摩川内観光物産キャラクター「西郷つん」
西郷つんは、鹿児島県薩摩川内市の観光物産PRのためのキャラクターです。
西郷隆盛が薩摩川内市の東郷町にある藤川天神に参拝したときにツンと出会ったことから、西郷隆盛の愛犬ツンのふるさととして知られています。
藤川天神境内には平成2年に鹿児島大学教授(当時)の中村晋也が制作したほぼ実物と同じ大きさの銅像ができました。
平成30年にはNHK大河ドラマ「西郷どん」が放送されたことを契機に薩摩川内市はキャラクターを募集し、西郷つんが誕生しました。
西郷隆盛が薩摩川内市の東郷町にある藤川天神に参拝したときにツンと出会ったことから、西郷隆盛の愛犬ツンのふるさととして知られています。
藤川天神境内には平成2年に鹿児島大学教授(当時)の中村晋也が制作したほぼ実物と同じ大きさの銅像ができました。
平成30年にはNHK大河ドラマ「西郷どん」が放送されたことを契機に薩摩川内市はキャラクターを募集し、西郷つんが誕生しました。
初回公開日:2019年08月21日
記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。