柴犬の散歩時間はどのくらいがベスト？時間やしつけ方法を解説

柴犬は日本原産の日本犬であり、小さな耳やくるんと巻いている尾、体高よりも体長の方が少し長いという特徴があります。

柴犬の名前の由来は信州の柴村で飼われていたから、あるいは古語由来といった複数の説があります。現在では日本のみならず、世界でもがでてきた犬種となっています。

今回の記事では柴犬の散歩時間について特集するのですが、その理由は柴犬という犬種にとって散歩の時間は非常に大切なものであるためです。

ここからは柴犬を散歩させる理由や散歩にある程度時間が必要な理由を紹介します。最も覚えておいて欲しいことは、柴犬がもともと「猟犬」であった、という歴史のある犬だということです。

柴犬に限らず、時間をとってわざわざ犬を散歩させる理由の1つには、散歩をすることでさまざまな人や物と出会うことにより社会性を身に着けさせる目的があります。

知らない人がインターホンを鳴らしただけで吠える犬や、知らない人に威嚇しまくってしまう犬は、あまり社会性が身についていないケースでしょう。

外にでてしっかり散歩の時間を持つことにより、柴犬にさまざまな経験を積ませて社会性を身につけることができます。

すでに紹介したように、柴犬はもともと愛玩犬ではなく猟犬なので野外での活動を好む、という本能をもっています。

散歩の時間をしっかりとってあげることで、柴犬の本能を満たしてあげることができるでしょう。そのため、柴犬を飼いたいと考えておられる方は、散歩が必須なことを覚悟する必要があります。

どんなに小さい柴犬でも、ある程度の運動量、1日1回の散歩時間は必要になるでしょう。

柴犬を散歩させる理由、最後の3つ目は散歩する時間を作ることでしっかり柴犬の運動量を確保し、運動不足を解消することです。

運動をさせないでいると、柴犬に限らず犬でも肥満になってしまいます。肥満はさまざまな病気の原因になることがありますので、できれば避けたいものでしょう。

しっかり運動する時間、散歩をさせることで柴犬の運動不足を解消してあげましょう。

実際に柴犬を散歩させるとしたら、いったいどのくらいの時間が必要でどんな時間帯に散歩するのが良いのでしょうか、ここでは柴犬の散歩について詳しく解説いたします。

柴犬は自立心が強めの犬であるため、散歩を嫌がるようになると散歩させること自体が困難になることがあります。適切な時間や時間帯、距離を知って散歩させてあげましょう。

柴犬の散歩の時間ですが、基本的に成犬になっているなら1日約１時間程度の散歩をさせるのが理想的です。

柴犬といえど、子犬のうちはまだそんなにたくさんの距離を歩くことはできませんので、室内で遊んであげるだけでも充分です。散歩は生後3か月位で始めるとよいでしょう。

子犬のうちは1日20分程度、慣れてきたら散歩時間を伸ばしていきます。雨で散歩できない日の運動では、室内でおもちゃを使っていつもより長めに遊ぶことをします。

柴犬の散歩はいつの時間帯にしたらよいのかですが、真夏の昼間以外はそれほど気にする必要はなく、できれば他の犬も散歩している時間帯がよいでしょう。

柴犬は日本犬ですし日本の気候に適しています。しかし、最近の猛暑にはさすがに適応できないため、真夏の日中の散歩などは避けるべきです。

また散歩させる理由の1つである社会性を身につけるために、他の犬とも顔を合わせることの多い時間帯、朝や夕方に行うのがよいでしょう。