黒い柴犬を飼う際のポイント｜体や性格の特徴としつけておきたいことを紹介

「黒柴を飼いたいと思っている」
「黒柴のことについて詳しく知りたい！」
と思っていませんか？

黒い柴犬は、顔つきも愛嬌があってかわいいと、最近人気上昇中です。この記事では、黒い柴犬についての身体的特徴や、性格の特徴、飼うときに大切にしたいポイント、しつけに関する情報、迎え入れる方法、注意点などについて詳しくお伝えしていきます。

この記事を読むことで、黒い柴犬についての基本知識や、犬を飼うときに重要なポイントなどをしっかり知ることができます。動物を飼うときは、命を預かる責任を持ち、最後まで愛情をもって飼うことが大切です。

また、実際に黒い柴犬を飼うときに必要になる、具体的な情報を知ることができるでしょう。黒い柴犬を飼いたいと考えている方は、是非一読して、黒い柴犬についての知識を深めてみて下さい。

最近人気上昇中の黒い柴犬は、他の柴犬とどこが違うのでしょう。もちろん毛色の違いはありますが、他にもいろいろな部分が異なっています。

柴犬には、赤毛、黒、胡麻色、白の4つのタイプの毛色に分かれています。黒い柴犬は、黒い毛色にマロ眉と呼ばれる目の上の茶色い眉毛模様があるのが特徴です。このマロ眉がかわいいと言われ、人気ポイントの1つでもあります。

黒い柴犬は、柴犬の中では1割ほどしかないレアなタイプであり、その個性的な魅力に惹きつけられる人も多くいます。

柴犬のルーツは、島根県出身の一匹のオス犬の血統から始まっています。この犬は日本古来の石州犬で、この犬が東京に連れて来られて、四国産のメスとの間にもうけられた子犬が「アカ」と呼ばれ、あらゆる柴犬の先祖と言われています。

明治以降に貿易が盛んになるとともに、さまざまな犬種が持ち込まれていました。これによって、柴犬との交配も多くなり、純血の柴犬が少なくなっていきます。

柴犬の血統の保存を重視して、柴犬は天然記念物として設定されることになりました。この流れの中で黒い柴犬も保存された犬種のひとつとなっています。

希少とされる黒い柴犬ですが、他の柴犬とはその見た目には顕著な違いがあります。希少な犬種のため、ペットショップで購入する際は、他の柴犬に比べて割高になることがあると言われています。

黒い柴犬は、毛色はもちろんのこと、顔つきや体格なども特徴的なものがあります。ここからは、黒い柴犬の特徴3つについて、詳しくお伝えしていきます。黒柴を飼ってみたいと思っている方は、黒い柴犬の基本的な特徴を知るための参考にしてみて下さい。

前述したように、黒い柴犬は、マロ眉が特徴的なチャームポイントで、かわいいと言われる部分です。正式には四ツ目と呼ばれ、外敵から目を守るためのカモフラージュのはたらきがあると言われています。

柴犬全体の顔つきには2種類あります。キツネ系と言われる顔の形が細長く、キリッとした顔つきのタイプと、タヌキ系と言われるふっくら丸みがある顔つきのタイプのものです。

生まれて間もないと区別がつきにくいですが、親の顔のタイプを参考にすると良いでしょう。

黒い柴犬を含む他の全ての柴犬に共通する、体毛の特徴があります。それは「裏白」と呼ばれる毛並みで、あごから下にかけて、首、胸、腹、しっぽにかけて広がる白い毛の部分です。

この「裏白」があることによって、柴犬と認められるのです。多くの部分が黒い毛で覆われている黒い柴犬にもこの「裏白」があります。

黒柴の毛をよく見ると、毛は全て黒い色ではなく、毛根に向かって赤や白に変わっており、口のまわりや手足、しっぽの先などは、毛色が薄くなっているのも特徴です。

黒い柴犬は、普通の柴犬と比べても体格に大きな差はありません。オスの方がメスよりも大きく、オスは、平均体高が38～41cmほどと言われています。それに対し、メスは平均体高が35～38㎝くらいです。平均体重は、オスが9～11kgほど、メスが7～9kgほどと言われています。

犬の中でも柴犬は体格のバランスが良いと言われています。足と胴、大きさ、骨格、筋力など、あらゆる面でバランスが取れた体つきをしているのが特徴です。分類上は小型犬と言われる柴犬ですが、中型犬として扱われることが多いことを知っておきましょう。