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犬のオムツの作り方・紙おむつ・人間用でもいいのか

更新日:2020年09月15日

人間の赤ちゃん用のオムツや、介護用のオムツがあるのはご存じでしょうが、犬用のオムツがあるのを知っていますか?犬にもオムツが必要な場面が出て来ます。犬のオムツは手作りできるのか?おススメの犬用紙オムツってどんなのがあるの?そんな疑問にお答えします。

犬のオムツの作り方・紙おむつ・人間用でもいいのか

犬用のオムツについて

オムツとは、一般的に人間の赤ちゃんの排泄行為を補助するアイテムです。まだ人として排泄の能力が自立できていない幼児には、排泄のコントロールができません。そこで、オシメやオムツを使い、だんだんと排泄機能も充実してくるため、やがて不要になります。

しかし、オムツは何も幼児だけのものではありません。成人でも、障害があって排泄コントロールができない方、高齢者で排泄機能が衰えてしまった方にも、その方々専用のオムツがあります。

実は、このオムツ、人間用のものだけでなく、犬用のオムツもあるのをご存知でしょうか。犬用のオムツはどのような時に使うのか、また自分で作るのか。販売されているのかなどの疑問にお答えしていきます。

犬用のオムツとその役割

犬用のオムツにも、さまざまな役割があります。また、人間用のオムツや尿取りパッドでも、男性用と女性用があるように、犬用のオムツもオス用とメス用があります。犬用のオムツは、メス用はオスにも使えますが、オス用はメスには使用できません。

これは、犬のオスとメスでは、排泄部位の位置が大きく違うからです。ですので、犬用のオムツを利用する際は、対象の犬がオスかメスかをまず認識しておかなければなりません。

犬のオムツの役割は、排泄コントロールです。オスの場合は、マーキングで汚れるのを防ぐために使用することもあります。

メスはほとんどマーキングはしませんが、どれだけ排泄のしつけを完璧にしていても、100%大丈夫とは言えません。ですので、例えばよそのお宅に犬連れでお邪魔する際、ドッグカフェなどペット可の施設に行くときには、オスもメスもマナーとしてオムツを装着させます。

犬のオムツの作り方

犬のオムツについては、手作りもできますし、大手ペットショップでは販売も行っています。また、手作りでも販売品でもオス用とメス用は違いますので、手作りなさる場合も購入する場合も、注意してください。

なお、最近では手作りの犬のオムツをハンドメイド品として販売されていることもありますので、ネットオークションやメルカリ、ミンネで探されるのも方法です。

ここでは、犬用オムツの作り方について解説します。これが絶対に正しい方法というのはありませんので、やりやすい方法で作ってください。

犬のオムツの構造

犬用のオムツの構造はどうなっているのでしょうか。これは、犬の体を見ていただくとわかります。人間が二足歩行なのに対して、犬は4足歩行です。ただし、人がオムツを使用する状態を考えてみてください。

人がオムツを必要とするときの状態としては、寝たきりの状態か、ハイハイ。つまり4足歩行の状態です。問題なく歩行できる方も、さまざまな理由でオムツをすることももちろんありますが、その場合はオムツではなくパンツ型のものを使用なさることが多いでしょう。

つまり、犬のオムツも人のオムツも見た目の構造はさほど変わらないことがわかります。形としては、ハイハイ時期の赤ちゃんのオムツと同じになります。

ここで、もう一つ大きな違いがあります。それは尻尾です。人には尻尾はありませんが、犬には尻尾が存在します。ですので、尻尾部分には穴をあけなければなりません。

一般的な犬用オムツの作り方

犬のオムツは、通常はオムツカバーを手作りし、そこに尿取りパッドをつけて使用します。オス用もメス用も、犬用の尿取りパッドをつけるか、代用品として女性用の生理用ナプキンもしくは、介護用の尿漏れパッドを使用します。

オムツカバーは、メス用は人間用の赤ちゃんのものとほぼ同型で、尻尾部分に穴をあけること、オス用は腹巻のような形のものを作ります。オス用はマナーパッド・マナーベルトとも呼ばれています。

出先で、オムツを忘れてどうしても臨時に必要になった場合は、ペットシーツをオムツの形に切って、ガムテープで止めるという方法もあります。

犬に紙オムツ

市販の紙オムツを使用する場合は、当然ですが犬用をおススメします。犬用の紙オムツはサイズも3種類ほど販売されています。小型犬用、中型犬用、大型犬用です。メーカーにもよりますが、だいたい1パック10枚前後入っています。ただし、犬用のオムツは結構高いです。

ですので、日ごろ自宅で使用する場合は、手作りのオムツをしてあげた方が経済的ですし、こまめに変えてあげることが必要です。

おススメの犬用紙オムツ

ペット用紙オムツ Mサイズ 小・中型犬 28枚

こちらの紙オムツは、きちんと体にフィットするように作られていますし、お腹側部分が伸びるようになっていますので、どんな犬にも比較的ぴったりサイズになるように付けることができます。

赤ちゃん用のオムツ

生まれたばかりの子犬は、自分で排泄できませんから母親がすべて面倒をみます。子犬のお尻を舐めて排泄を促し、排泄物もきれいに舐めて常に清潔に保てるように子育てします。しかし、中には母犬がいない、子育てを放棄したというように、通常の育児が望めない子犬もいます。

このような場合は、人が母犬の代わりをしてやらなければなりません。ただし、犬がオムツを必要とする理由に、「あちこちでしてしまう」ということが理由ですので、子犬の時期は、そこまで行動範囲は広くないですし、母犬の代わりに人間が面倒を見ても、子犬が汚すこともありませんから、犬の赤ちゃんにはオムツは必要ありません。

犬のオムツは人間用でもいいのか?

犬のオムツを手作りするのも面倒だし、かといって犬用は高い。であれば、人間用で代用できないかと考えるのも無理はありません。しかし、人の子供のオムツは犬にはやはり大きすぎます。

大型犬の場合は、一番小さいベビーサイズでも代用できますが、当然尻尾部分をうまく切り取って使わなければなりません。また、オムツには吸収ポリマーという物質が使われています。これを犬が食べてしまうと、非常に危険なので注意してください。

人間用のオムツで代用する場合、尻尾部分を切り取った個所から、吸収ポリマーが出てこないように、切り口をテープで止めるなどの工夫をしましょう。

メス犬用の犬のオムツ

人間のおむつも、男性用女性用とわかれているように、犬用のオムツもオス用・メス用があります。オスとメスでのオムツの形の違いは、身体の構造の違いが影響しています。

ここでは、犬のメス用のオムツについての役割や、特徴、使い方などについてお伝えして行きます。

メス用のオムツの形

犬の身体を実際に見ることができる場合は、一目瞭然です。できればオス・メスともに見ておくと良いでしょう。もし、ご自身の愛犬がオスだけである、メスだけである場合は、両方の性別犬を見ることができませんので、お友達の愛犬を見せてもらうことをおススメします。

犬のオスとメスを見比べると、排泄するための部分(オスもメスも生殖器部分と同じ)が、どこに付いているかお分かり頂けるでしょう。オスはお腹の部分、メスはオスよりももっと下部で肛門に近い場所に付いています。

このことからもわかるように、メス用のオムツのポイントは、まずこの陰部の部分を覆わないことには役に立ちません。ですので、人間のオムツと同じような形のものが適していると言えます。

どういう状況の時に、メス犬はオムツを必要とするのか

メス犬がオムツを必要とする時は、どんな時でしょうか。これは、2つのケースが考えられます。まず一つは、排泄コントロール時です。これは、オス犬用のオムツの主な使用目的も同じです。もう一つは、ヒート時です。つまり、メス犬の生理期間の使用です。

排泄コントロール時

メス犬の場合、オス犬のようにあちこちマーキングしてしまうことは少ないですが、かといってメス犬は全くマーキングしないのかというと、そういうわけではありません。メス犬でもマーキングをする犬はたくさんいます。また、トイレの躾が自宅では完璧であっても、出先では粗相をしてしまう犬もいます。

犬連れで旅行に行く、ペット連れ可の飲食店に行く、友人の家に遊びに行くなど排せつ物で汚してはいけないという場所に、愛犬と一緒に出かける場合は、必ずオムツを装着させましょう。

この時、たとえ粗相をしなくてもオムツを付けておくことで、お店の方や友人に「万一粗相をしても大丈夫」と安心してもらうことができます。メス犬のオムツ使用には相手への気づかいの意味もあります。

生理期間(ヒート)中

人の生理と犬の生理では、仕組みが少し違います。わかりやすい違いは、人の場合は出血中は妊娠することはあまりありません(絶対ではない)が、犬の場合は出血が認められたら妊娠可能時期です。

犬が妊娠できるタイミングは、だいたい半年に1回です。ですので、未避妊の犬の場合は平均して1年に2回生理(ヒート)があります。個体差もありますが、かなり出血する犬もいますので、やはりオムツをしてあげると良いでしょう。小型犬の場合は、自分で舐めて処理する犬もいますが部屋中に血液がポタポタ落ちる状態も不衛生ですので、できれば出血が止まるまではオムツを装着しましょう。

なお、望まない妊娠を避けるために、オムツを利用する方もおられますが、これはあまり効果がありません。犬の繁殖能力は人が想像する以上に強いですし、犬には理性がありませんのでオス犬の性欲・メス犬の繁殖能力をオムツで押さえることは不可能です。

メス用オムツ使用時の注意点

犬のメス用のオムツは、人間のオムツの構造とよく似ています。つまり、オムツを装着すると下半身部分にパンツを履かせているような形になります。しかし、犬にとってはこの状態は非常に不愉快で、動きを制限されますので、とても嫌がります。

なかには、オムツをつけると固まって動かなくなることがあります。これを防ぐには、足の付け根回りがゆったりしていて、動きをなるべく制限しないオムツを選ぶことが重要です。

また、1日中装着していると陰部周りがかぶれたりしますのでこまめに取り変えてあげることも必要です。長時間留守番させるなど、取り換えることができない場合は、オムツは装着せずにケージに入れて行動範囲を制限する方を選ぶなど工夫しましょう。

犬のオムツにサスペンダー

メス犬用のオムツの構造については、何度かご説明しました。しかし、構造上メス犬用のオムツはどうしても途中でずれたり、脱げたりしてしまいます。老犬や闘病中の犬で、あまり動かないと言う場合は別ですが、通常生活をしている中でオムツはどうしても動いているうちに外れてしまいます。

これを防ぐには、どうすればいいのでしょうか。実は、オムツの装着を補助するために犬用のサスペンダーが販売されています。犬は、人のように肩が出っ張っていないので、人と同じ形のサスペンダーでは、使い物になりません。

ですので、サスペンダーの構造も人のものとは大きく違います。犬の場合は首部分で止まるように工夫されたものが販売されています。いくつかご紹介しましょう。

犬用サスペンダー

犬 服 iDog アイドッグ サスペンダー

このサスペンダーは、首にひっかける部分を中心として、胸側からも、背中側からも止められるようになっていますので、首を絞めつけてしまう構造ではなく、ゆったりと付けられるタイプです。

また、背中部分は2本の止め具が付いているので、しっかりホールドしてくれ、オムツのずれを防いでくれる優れもの。

犬用生理パンツ サスペンダー付き犬服

こちらは、オムツカバーにサスペンダーが付いている、いわゆるオムツ型犬服です。とてもカラフルでかわいらしいデザインですので、このまま着せても良いですが生地が薄手なので、この上から洋服を着せても問題ありません。Tシャツや、少し短めのスカートを履かせると、チラチラとパンツ部分が見えておしゃれです。

【森製紐オリジナル】犬用 サスペンダー

こちらは、一番シンプルなタイプのサスペンダーです。首部分にひっかけて使うため、長さをきちんと調節して付けないと、首を絞めてしまい、犬が苦しいので注意してください。

犬のオムツが脱げる時の対処法

先ほどご紹介した、犬用のサスペンダーも犬用オムツが脱げるのを防ぐアイテムですが、その他にはなにか良い案は無いのでしょうか。

何度も言いますが、犬に普段つけている首輪やリードは動物である犬にとっては、不快なものであることに変わりありません。ですので、洋服やオムツはもっと不愉快です。

しかし、人と共存していくには、ある程度犬にも我慢をしてもらわなければなりません。ですので、できるだけ犬が快適に過ごせるように、制限がある中でも工夫するように努力してあげましょう。

サイズを見直す

非常に基本的なことですが、愛犬に装着しているオムツがすぐに脱げる、ずれる場合はまずサイズを再度確認してみましょう。意外とサイズが合ってないという場合が多く、きちんとしたサイズを付けることで解決することもあります。

市販のものは、3種類くらいしかオムツのサイズがありませんので、ぴったりサイズを探すのはなかなか難しいですが、メーカーによってもサイズ展開が違いますので、愛犬に一番近いサイズを購入して下さい。

オムツカバーが一体となった洋服

術後服エリザベスウエア

人間のベビー服のように、繋ぎタイプになっている犬服も販売されています。こちらは、通常は手術の後に着せる用の、術後服です。犬が病気や怪我で手術した場合、傷口を舐めてしまわないようにエリザベスカラーというものを付けますが、これが犬のストレスになることがあります。

そこで、傷口を保護するために作られたのがこの犬服です。これをオムツカバーとして着用させると、オムツがずれずにすみます。どうしてもオムツがずれたり外れると困るという場合は、このような犬服を利用してみましょう。

オス犬用の犬のオムツ

オス用の犬のオムツは、マナーバンド・マナーベルトとも言います。先ほどメス犬のオムツの項目でも触れましたが、オスとメスでは排泄器官が違う場所についています。

オス犬の場合は、肋骨の下あたりに生殖器があり、そこからおしっこをしますのでこの部分をオムツで覆うことが必要です。

オス用のオムツ使用時の注意点

オス犬も、メス犬も肛門は同じ場所にあります。ですので、小便はオスとメスで違いますが大便はオスもメスも同じ場所から排出されます。メス犬の場合は、生殖器と肛門が近い場所にありますので、オムツを装着することで、うんちの粗相も補助することができます。

ところが、オス犬は生殖器と肛門は離れていますので、例えば老犬や病気療養中で肛門部分も保護する必要がある場合は、マナーベルトとおむつの両方を装着するか、オス用に販売された長めのオムツが必要です。

オス用のオムツは腹巻のような形になっており、そこに人の生理用ナプキンや介護用尿漏れパッドを付けて使用します。しかし、こまめに変えてやらないと自分のおしっこでお腹を冷やしてしまい体調を崩す原因にもなりますので、注意しましょう。

愛犬との楽しい生活に犬用オムツを上手に利用

いかがでしたか。犬用のオムツといっても、なかなか奥が深いということが分かって頂けたでしょう。数年前までは、動物に洋服を着せるのはおかしい、ましてやオムツなんてという風潮がありましたが、今では犬用のオムツは当たり前のように使用されています。

犬を飼うということは、綺麗事ばかりではありません。元気なうちは良いのですが、老犬になると排泄コントロールができなくなるのは、人も犬も同じです。私たち人間は、一度犬を飼ったら最後まで世話をする義務があります。犬が老犬になれば介護も必要になるでしょう。

犬の介護も、人の介護と同じでかなり大変なことも多いです。しかし、犬用のオムツを犬に使用することで、介護が随分楽になることもありますので、ぜひ利用してみてください。

初回公開日:2018年03月12日

記載されている内容は2018年03月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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