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ヤドカリの飼い方を詳しく解説|必要なアイテムや餌・飼い方のコツ

更新日:2024年02月18日

ヤドカリと言えば浜辺を歩いているイメージですが、基本的には陸地に上がらない生物であったりします。主に陸地にいるのはオカヤドカリで、たまに引き潮に置いてかれた別の種類がいるくらいです。ヤドカリを飼う時には陸地は必要?水質は?など、飼い方について説明しました。

ヤドカリの飼い方を詳しく解説|必要なアイテムや餌・飼い方のコツ
ヤドカリは自分の成長に応じて、合う貝殻を探します。数匹での飼い方では貝殻の取り合いが起きるため、いくつもの貝殻を入れておくと良いでしょう。貝殻のサイズは大き過ぎてもダメなので、いろんなサイズを入れておくと合ったものを選びます

たまに体よりも大きな貝殻を背負ってブカブカな姿をしている個体もいますが、飼い方としては最適なサイズ提供をした方が良いでしょう。

ヤドカリの生態3:冬眠

ヤドカリは寒くなってくると、冬眠を行います。冬眠中の飼い方で気を付けたいことは、温度と湿度の管理です。冬眠中の飼い方では物音などの刺激を与えないように注意しながら、温度と湿度を適切に保ちます。

ヤドカリの生態4:ヤドカリ以外の生き物と飼える?

飼育ケースが広めであれば、小魚数匹またはエビとなら飼うことができます。しかしながら魚類と飼うと生物上の問題が起きる可能性があるため、一緒に飼うなら飼育ケース内の苔取りをしてくれる貝類がです。

淡水でもヤドカリは飼えるのか

淡水は真水のことで、陸上生物が生きるために必要な低塩分の水です。では、ヤドカリの飼い方にとって淡水とはどのくらい必要性があるものなのでしょうか。

淡水(真水)

ヤドカリの飼い方としては、海水ではなく淡水でも問題ありません。しかしながら、海水の方が好むとされています。また、脱皮の際は海水が脱皮を促進してくれます。要するに、海水があると脱皮しやすいのです。ヤドカリは脱皮に失敗すると死んでしまうため、できれば海水が良いとされます。

オカヤドカリは陸上に上がるため、陸上に淡水を入れたペットボトルの蓋を置いて、水中部分を海水にしておくと良いです。海水を現地調達できない場合は塩を混ぜて作りますが、濃度に気を付ける必要があります。水の量に適した塩の量を加えて、海水を作りましょう。海水作りは飼い方に必須なわけではないので、淡水の飼い方でも問題はありません。

海で見つけたヤドカリの飼い方

海でヤドカリを見つけて飼うとなった時は、海水水槽(マリンアクアリウム)が必要になります。飼い方としては高価なシステムを使うに越したことはありませんが、床面フィルターとエアーリフトだけで比較的安価に揃えられるシステムだけでも飼い方的に間違いはありません。

海水の調達は現地調達が基本ですが、持ち帰る時は飲料水用ポリタンクを活用すると便利です。調達後にすぐ使用しても良いのですが、できれば海水内のゴミを下に沈殿させた後に使います。沈殿は2日〜3日の間、揺らさずに置いておくと自然と起きます。保管は沈殿後、上澄みを組み上げてウールなどで濾すことでできます。保管期間は冬場2ヶ月以上、夏場1ヶ月くらいです。

人工海水というものが市販でもあるため、現地調達できないが最適な塩分濃度の水が欲しい場合は活用しましょう。海水は淡水と混ぜても問題ないため、そのような機会がある時は躊躇いなく混ぜて良いです。

ヤドカリの飼い方で初心者が気を付けたいこと

ヤドカリの飼い方で初心者が気を付けたいことは、ヤドカリの種類によって陸地の有無事情が違うこと・脱皮に関すること・水のことなどです。

初心者の注意点1:陸地の有無

基本的に陸地は不要です。しかし、オカヤドカリ類の飼い方に限っては必ず必要です。自分が飼いたいと思うヤドカリの種類をしっかりと確認し、購入時にペットショップの店員に注意点を聞くなど心がけましょう。

初心者の注意点2:脱皮

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初回公開日:2017年10月28日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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