モクズガニの飼育に挑戦!モクズガニの生態・飼い方まで解説
更新日:2024年08月08日
推奨するモクズガニの飼育環境3:隠れ家となるパイプや植木鉢などを用意する
モクズガニを飼育する上で重要なものが隠れ家です。隠れ家がないと落ち着けずストレスになってしまうのでパイプや植木鉢などで隠れ家を用意しましょう。
水草などにも好んで隠れるので上陸部分に水生の観葉植物や水草などを置いておくのも見映えもありです。また、隠れ家の大きさは体の大きさに合わせ、成長して窮屈そうにしていたら新しい隠れ家を用意してあげましょう。
水草などにも好んで隠れるので上陸部分に水生の観葉植物や水草などを置いておくのも見映えもありです。また、隠れ家の大きさは体の大きさに合わせ、成長して窮屈そうにしていたら新しい隠れ家を用意してあげましょう。
推奨するモクズガニの飼育環境4:複数を一つの水槽で飼う場合は隠れ家を複数設置
モクズガニを複数匹1つの水槽で飼育する場合には、隠れ家は複数設置します。モクズガニは縄張り意識が強く、隠れ家が足りていないと喧嘩をしてハサミや脚を失ったり、共食いをしてしまう可能性があるため、1匹に対して最低1つは必要です。
隠れ家を置いて水槽内が狭くなっている場合もストレスになってしまうので、モクズガニの数に合わせた大きさの水槽を用意したり、水槽を複数用意して別々に飼育したりしましょう。
隠れ家を置いて水槽内が狭くなっている場合もストレスになってしまうので、モクズガニの数に合わせた大きさの水槽を用意したり、水槽を複数用意して別々に飼育したりしましょう。
推奨するモクズガニの飼育環境5:15cm〜17cmの水深にする
モクズガニは脱皮をするときに水が必要不可欠なので、飼育する場合、甲羅全体が水の中に入る15cm~17cmほどの水深にすることが大切です。
水深が浅く、水が足りていないと脱皮不全となり衰弱してしまう原因にもなるので水の交換のときやモクズガニが脱皮をし始めたときには水深が十分にあるかよく確認してあげましょう。
水深が浅く、水が足りていないと脱皮不全となり衰弱してしまう原因にもなるので水の交換のときやモクズガニが脱皮をし始めたときには水深が十分にあるかよく確認してあげましょう。
推奨するモクズガニの飼育環境6:水温は20度程度・カルキを抜いた水道水でよい
モクズガニを飼育する水温は20~25度程度、水はカルキを抜いた水道水でモクズガニにとっては十分に快適な環境になります。
モクズガニは水質の変化に強く少しの汚れなら平気なくらい強い生命力を持ち、また環境に適応する能力も高いので飼育しやすいカニですが、温帯域を好むので低温には弱くなっています。冬場は水温が20度を下回らないよう注意しましょう。
モクズガニは水質の変化に強く少しの汚れなら平気なくらい強い生命力を持ち、また環境に適応する能力も高いので飼育しやすいカニですが、温帯域を好むので低温には弱くなっています。冬場は水温が20度を下回らないよう注意しましょう。
推奨するモクズガニの飼育環境7:エアポンプは必ずつける
モクズガニを飼育する水槽には必ずエアポンプをつけましょう。水の中に住むモクズガニには水中の酸素が不可欠なので、エアポンプで酸素を絶えず送り続けることが大切です。
エアポンプには水流を作り水を循環させることで水の腐敗を防ぐ役割もあります。また、空気を送るホースが水槽内に入る場合、モクズガニのハサミで切られないよう注意しましょう。
エアポンプには水流を作り水を循環させることで水の腐敗を防ぐ役割もあります。また、空気を送るホースが水槽内に入る場合、モクズガニのハサミで切られないよう注意しましょう。
推奨するモクズガニの飼育環境8:餌は魚や貝類の刺身・ザリガニ用の餌など
モクズガニは雑食で貝類や小魚、水生昆虫、水草や藻などを食べます。飼育する際の餌は魚や貝類の刺身、ザリガニ用の餌などを用意しましょう。
肉食性が強いですが、水草や藻なども好んで食べます。生エサを用意するのが難しい場合はザリガニの餌や半生の赤虫、冷凍クリルもです。
1度に食べる量は多くないので1日2回、少量ずつに分けて与え、食べ残しや排泄物が多い場合、その都度取り除いて水質の悪化を防ぎましょう。
肉食性が強いですが、水草や藻なども好んで食べます。生エサを用意するのが難しい場合はザリガニの餌や半生の赤虫、冷凍クリルもです。
1度に食べる量は多くないので1日2回、少量ずつに分けて与え、食べ残しや排泄物が多い場合、その都度取り除いて水質の悪化を防ぎましょう。
モクズガニの水槽導入まで
モクズガニの水槽の準備は、熱帯魚やメダカなどを飼育する準備とさほど変わりはありません。
カルキ抜きや砂利、隠れ家をセットして、モクズガニが過ごしやすい飼育環境を作りましょう。
カルキ抜きや砂利、隠れ家をセットして、モクズガニが過ごしやすい飼育環境を作りましょう。
モクズガニの水槽導入まで
- 水道水にカルキ抜きを入れて水が透明になるまで待つ
- 洗って天日干しした水槽に砂利・隠れ家等を設置・底面フィルターは砂の下に設置
- 水が泡立たないように静かにいれて水深15センチ程度を目安に水をはる
- 底面フィルターを起動させ水槽内の水を循環させバクテリアを発生させる
- その状態で2日ほど置き水が完成したらモクズガニを購入
- 購入してきたモクズガニを室温に40分ほどおいて慣らしてから水槽内に放つ
- 導入日当日は給餌を控えモクズガニが適応できるように観察する
- 翌日以降水に入ったり元気な様子が確認できてから少量ずつ給餌する
モクズガニの水槽導入1:水道水にカルキ抜きを入れて水が透明になるまで待つ
モクズガニは水質の変化に強いカニですが、水道水を使う場合、必ず水道水に含まれるカルキ(塩素)を除去しましょう。
カルキ抜きの方法は、バケツなどに汲んだ水道水を太陽光のあたる場所で24時間放置や、活性炭を入れるなど色々な方法がありますが、熱帯魚やメダカ用のカルキ抜き剤(塩素中和剤)を使用すると早くカルキが除去できます。
塩素中和剤にはカリウムやミネラルも含まれているのでカルキ抜き以外のメリットもあります。
また、カルキを抜いた水は痛みやすく細菌も増えやすいので水の交換はこまめに行うようにしましょう。
カルキ抜きの方法は、バケツなどに汲んだ水道水を太陽光のあたる場所で24時間放置や、活性炭を入れるなど色々な方法がありますが、熱帯魚やメダカ用のカルキ抜き剤(塩素中和剤)を使用すると早くカルキが除去できます。
塩素中和剤にはカリウムやミネラルも含まれているのでカルキ抜き以外のメリットもあります。
また、カルキを抜いた水は痛みやすく細菌も増えやすいので水の交換はこまめに行うようにしましょう。
モクズガニの水槽導入2:洗って天日干しした水槽に砂利・隠れ家等を設置・底面フィルターは砂の下に設置
モクズガニを入れる水槽は丁寧に洗いって天日干しをし、殺菌、乾燥させた後、底面フィルター、砂利、隠れ家の順番に設置しましょう。
底面フィルターには吸い込み式、エアリフト式、吹き上げ式がありますがエアリフト式が一般的で扱いやすくなっています。フィルターにはエアポンプ(エアレーション)の接続口もついているので、一緒に準備しましょう。
砂利は細かいものだと底面フィルター内に落ちてフィルターの性能が落ちてしまうので大磯砂などある程度大きさのある砂利がです。
底面フィルターには吸い込み式、エアリフト式、吹き上げ式がありますがエアリフト式が一般的で扱いやすくなっています。フィルターにはエアポンプ(エアレーション)の接続口もついているので、一緒に準備しましょう。
砂利は細かいものだと底面フィルター内に落ちてフィルターの性能が落ちてしまうので大磯砂などある程度大きさのある砂利がです。
初回公開日:2019年08月22日
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。