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モクズガニの飼育に挑戦!モクズガニの生態・飼い方まで解説

更新日:2024年02月21日

モクズガニはペットとしてもがあります。飼い始めたいけれど何を準備すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。この記事ではモクズガニの生態や飼育環境の準備などを紹介しています。モクズガニの生態や飼育方法を知りたい方はぜひ読んでみてください。

モクズガニの飼育に挑戦!モクズガニの生態・飼い方まで解説

モクズガニの水槽導入3:水が泡立たないように静かにいれて水深15センチ程度を目安に水をはる

水槽に底面フィルター、砂利、隠れ家を設置したら水深は15cm~17cmほどを目安にゆっくり静かに水を入れましょう。勢いよくいれていまうと、水の勢いで設置した砂利が舞い上がったり隠れ家が崩れてしまったりします。

モクズガニを飼育し始めた後の水槽でも、砂利の底の汚れが舞って水質が悪化したり、急激な水質変化にストレスを感じて弱ってしまうので、水の交換の際にも水合わせをしながらゆっくり入れるようにしましょう。

モクズガニの水槽導入4:底面フィルターを起動させ水槽内の水を循環させバクテリアを発生させる

モクズガニを水槽で飼育し始める前に、底面フィルターを起動し水槽内の水を循環させておきます。水が循環するとバクテリアが発生し、より飼育環境が整います。

バクテリアがいない水槽環境は不安定になりモクズガニにとってもストレスが多く危険です。砂利や水草の中に濾過バクテリアを殖やしておくと、水中に発生する有害物質を速やかに処理できるような仕組みが整います。

モクズガニの水槽導入5:その状態で2日ほど置き水が完成したらモクズガニを購入

モクズガニを飼育する水槽で底面フィルターを稼動させながら2日ほど置いておくと、水の状態やバクテリアが段々と安定してきます。

モクズガニの購入は水の準備ができてからにしましょう。カニを取り扱うペットショップでは大きさによって価格が異なりますが1匹300円ほど、食用として売られている生きたモクズガニは1kgで3000~5000円前後で取引されています。

また、繁殖期には海岸や、その周辺の河川でも見られるので採集することもできます。

モクズガニの水槽導入6:購入してきたモクズガニを室温に40分ほどおいて慣らしてから水槽内に放つ

飼育するモクズガニを購入してきたら、モクズガニを室温に40分ほどおいて慣らしてから水槽内に放ちます。

ペットショップなどの購入店の水温と、飼育するために用意した水槽の水温が異なると環境の変化にびっくりしてしまうので、40分~1時間ほど室温に慣らしてから水槽に入れてあげましょう。その際に、モクズガニが逃げないように十分注意が必要です。

モクズガニの水槽導入7:導入日当日は給餌を控えモクズガニが適応できるように観察する

モクズガニの飼育が始まっても、当日の給餌は控えて水槽内の飼育環境に適応できるかよく観察しましょう。

適応できていない間は警戒して餌を食べないこともあり、そのままにしておくと水質の悪化を招きます。

水槽内でのモクズガニの様子が落ち着かなかったり、隠れ家に隠れてじっとしている時などは触らずそっとしておくことが大切です。隠れ家の種類や場所も変えないようにしましょう。

モクズガニの水槽導入8:翌日以降水に入ったり元気な様子が確認できてから少量ずつ給餌する

モクズガニが水に入ったり水槽内を探索したり元気な様子が確認できたら少しずつ餌を与えてみましょう。

最初は慣れない餌に戸惑い食べないこともありますが、少しずつ慣れて食べるようになります。ハサミを器用に使いながら餌を食べる様子も観察できるでしょう。

食べ残しは放っておくと水質の悪化や悪臭の元になるので、食べ終わったら取り除くと水質の悪化や臭いを防げます。

モクズガニは気軽に飼い始めることができるので初心者にも

モクズガニは水質の変化や環境の適応能力が強く、また安価で手に入るのでカニの飼育初心者にもです。

飼育に必要な水槽やフィルター、ポンプなどはセットになって売っているものもあるので水槽やポンプに詳しくなくても気軽に始められます。

モクズガニの過ごしやすい環境を作って愛嬌あるモクズガニの生態を観察してみましょう。

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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