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カニの飼育方法を解説|ペットにおすすめの種類や注意点も紹介

更新日:2024年08月11日

ペットのカニはどんな方法で飼育すれば良いのでしょうか。本記事では、カニの飼育方法、ペットにおすすめのカニの種類、必要な飼育用品などを淡水カニと海水カニに分けて紹介します。カニの飼育方法が知りたいという人は、ぜひチェックしてください。

カニの飼育方法を解説|ペットにおすすめの種類や注意点も紹介

エメラルドグリーンクラブ

エメラルドグリーンクラブは、体が美しいエメラルドグリーンの色をしています。色には多少の個体差がありますが、どんな色であっても観賞におすすめのカニです。

生息しているのはカリブ海で、日本では野生で見かけることはありません。入手するためにはペットショップなどを利用しましょう。

甲幅は3cmほどの小型のカニです。植物食性が強く、水槽内に生えた苔などを食べてくれます。

カラッパ

カラッパは、カラッパ科に属するカニの総称です。ソデカラッパ、メガネカラッパ、トラフカラッパなどの種類がいます。種類によって生息地は異なりますが、ソデカラッパなどは日本の海でも見ることが可能です。

カラッパの特徴はドーム型の丸い甲羅です。ハサミも特徴的で、左右で形が異なっています。甲幅は種類によって違いがありますが、5~15cmほどの中型のカニです。

ペットにおすすめのカニの種類【淡水カニ】

続いて、淡水カニの中でペットにおすすめの種類を紹介していきます。日本でよく見られる人気の種類や、個性豊かでおもしろい種類を紹介しますから、ぜひ自分のお気に入りの淡水カニを見つけてください。

サワガニ

サワガニは日本の固有種で、青森県以南の淡水域に生息しています。甲幅は2.5cmほどと小型です。体色は生息域によって異なり、赤黒い体をした個体や青みがかった体をした個体などがいます。ハサミの大きさが左右で違うため、見比べてみると面白いでしょう。

サワガニは手軽に入手しやすい種類です。水のきれいな小川や沢に行けば捕まえることができるでしょう。ペットショップでも安価で購入できることが多いです。

アカテガニ

アカテガニは東アジアに生息しており、日本では秋田県以南から九州までの広い地域で見ることができます。甲幅は4cmほどで、その名の通り赤い色をしたハサミをもつことが特徴です。

アカテガニは水場から離れた場所でも生活することができます。湿地さえあれば、長時間水に入ることを必要としません。普段は陸地で生活し、産卵の時期になると海岸に移動します。赤ちゃんは海の中で育ちますが淡水のカニであるため、飼育の際は真水を用意しましょう。

ハマベンケイガニ

ハマベンケイガニはインドネシアや沖縄の海岸に生息しています。生息地は海岸ですが淡水でも海水でも生活できるため、飼育環境に用意するのは真水で問題ありません。

甲幅は3cmほどと小型です。特徴的なのは体色で、つやつやとした赤色をしています。その体色から、レッドアップルクラブと呼ばれることも多いです。中には背面が黒色で、ハサミが鮮やかな赤色をしている個体もいます。

ドワーフクラブ

ドワーフクラブとは、ゲオセサルマ属のカニのことを指しています。ドワーフという言葉はこの種類のカニがとても小さいことから名づけられており、種類によっては甲幅が1cmほどしかありません。

ドワーフクラブの生息域は東南アジアの熱帯地域になります。陸上で主に生活し、水に入ることは少ないです。

カラーリングが個性的なこともドワーフクラブの特徴です。紫色をしたヴァンパイアクラブや、鮮やかな赤いハサミをもつレッドデビルクラブは人気が高く、見ているだけでも面白いでしょう。

モクズガニ

モクズガニは食用としても流通している種類です。日本をはじめとするアジアやロシアに生息しています。汽水域や淡水域で生活していますが、産卵を行うのは海岸です。

モクズガニの特徴は、フワフワとした毛が生えた大きなハサミです。甲幅は5~8cmほどですが、全長は15~20cmほどと大型のカニになります。大きなハサミは力が強く、挟まれると大きな怪我につながってしまう可能性があるため、飼育の際は注意しましょう。

カニの飼育に必要なアイテム

カニを飼育するためには、必要なアイテムを揃えておくことが求められます。必要なアイテムは淡水と海水や、細かいカニの種類によっても異なりますから、自分が飼育するカニに合わせてアイテムを揃えていきましょう。

ここでは、多くのカニに必要なアイテムを紹介します。ぜひ参考にして、アイテムを揃えていってください。
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初回公開日:2022年09月15日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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