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ドジョウはどれくらいまで成長する?種類や大きさ・飼い方も解説

更新日:2024年08月14日

ドジョウの生態についてご存じですか?水辺でよく見かける生き物ですが、種類がたくさんいることはあまり知られていません。本記事では、ドジョウの種類や生態、飼育方法についてご紹介しています。必要な機材名も具体的に掲載していますので、ぜひご一読ください。

ドジョウはどれくらいまで成長する?種類や大きさ・飼い方も解説
マドジョウのアルビノ個体であるアルビノドジョウは、ヒドジョウよりも白っぽい体色をしています。

こちらも観賞魚として品種改良されましたが、流通量は多くありません。

アルビノドジョウの目はピンク色をしており、ここがヒドジョウと見分けるポイントです。
特徴
分布改良品種
生息域なし
大きさ15cm程度
寿命3年程度

ホトケドジョウ

ホトケドジョウは日本の固有種ですが、個体数が少なく絶滅危惧種に指定されています。

比較的小さめのサイズで、飼育する場合は水槽がコンパクトで済むので飼いやすく、コロンとした丸い胴体も可愛いと人気です。

うきぶくろが発達しているので、中層を泳ぐ姿がよく見られます。ドジョウの中では気性がやや荒めなので、他の魚と混泳させる時は注意してください。

出典・参照:ナガレホトケドジョウ 淡水魚図鑑(在来種)|大阪府立環境農林水産総合研究所
特徴
分布日本(青森を除く東北から近畿、四国)
生息域流れの穏やかな小川、用水路など
大きさ6〜8cm程度
寿命2、3年程度

エゾホトケドジョウ

エゾホトケドジョウは北海道に分布していますが、人の手により青森にも分布を広げているようです。

エゾホトケドジョウとの違いは、体側に黒の横筋が入っているところです。ホトケドジョウと同じく、うきぶくろが発達しているので中層を泳ぐ姿を見ることができます。
特徴
分布日本(北海道、青森)
生息域流れの穏やかな小川
大きさ6cm程度
寿命2年程度

ナガレホトケドジョウ

ナガレホトケドジョウは、ホトケドジョウと生息域が重なり混生していることから、最近まで同じ種類として扱われてきました。

ホトケドジョウとの違いは、流れの強い場所を好む習性があるところです。絶滅危惧種に指定されており、野生の個体数が少なくなっています。

出典・参照:ナガレホトケドジョウ | 京都府
特徴
分布日本(静岡から岡山)、四国
生息域小川、標高の高い渓流
大きさ6cm程度
寿命2年程度

フクドジョウ

フクドジョウはタニノボリ科フクドジョウ属の魚で、大型のドジョウです。大きさは20cm程にもなります。比較的低い水温を好み、15℃程度が最適です。

体色は薄い黄褐色に黒色の斑点がまばらに入っています。
特徴
分布日本(北海道)、ヨーロッパ、朝鮮半島、中国
生息域底が砂利や砂の川、水温の低い川
大きさ20cm程度
寿命3年程度

アジメドジョウ

アジメドジョウは少し細めの体をしたドジョウです。ベースカラーは薄い褐色や灰色で体側に黒いラインが入ります。

吸盤状になった口が頭部の下にあり、吸い付くようにコケや藻を食べることから、水槽の掃除役として人気がある魚です。
特徴
分布日本(中部地方、近畿地方)
生息域礫状の河川上流から中流あたり
大きさ10cm程度
寿命3年〜10年程度

イシドジョウ

イシドジョウは、その名の通り石の多い場所に生息しているためイシドジョウと呼ばれるようになりました。涼しく、水温があまり上がらない河川を好みます。

胴にくびれはなく、尻びれまで太い形をしており、褐色ベースに太く黒い線が数本伸びているのが特徴です。
特徴
分布日本(中国地方、福岡県)
生息域25℃以下の河川
大きさ5cm〜8cm程度
寿命3年程度
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初回公開日:2022年11月16日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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