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アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!

更新日:2024年08月08日

アルジイーターは、「掃除屋さん」と呼ばれ、初心者にの熱帯魚です。アルジイーターの改良品種にゴールデンアルジイーターもいます。この記事では、アルジイーターの生態や飼育方法、注意点、混泳可能な魚の種類などを詳しくご紹介します。

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!

アルジイーターの飼育方法

  1. 大きな水槽と適温を保つこと
  2. 餌は豊富に用意する
  3. 繁殖は難しい
  4. 水換えは一度にすべて換えない

アルジイーターの飼育方法1:飼育環境は大きな水槽と適温を保つこと

アルジイーターは性格が荒く体長も10cm以上になるので、水槽の大きさは60cm以上のものを用意するのがです。

また、水質も弱酸性から中性を好むので、水槽底にはアルカリ性にかたよってしまいがちな「サンゴ砂」を敷くのはよくありません。

熱帯魚ですから、水温にも少し気をつけたほうが良いです。無加温飼育はしません。水温23~28℃を保つためにヒーターなどを取りつけておくと良いでしょう。

アルジイーターの飼育方法2:餌は豊富に用意する

アルジイーターの餌は幼魚のときはコケですが、足りなそうな場合には人工飼料も与えましょう。しかし、人工飼料に慣れさせてしまうと人工飼料しか食べなくなるので注意が必要です。アルジイーターが成魚になったときには、人工飼料が餌になります。

お腹を空かせると他の魚たちに影響を及ぼすので、餌はたっぷりと用意しましょう。たまに生餌も用意してあげると喜んで捕食することでしょう。

アルジイーターの飼育方法3:繁殖は難しい

アルジイーターは、しっかり飼育すれば10~20年ほど長生きする熱帯魚なので、観賞用にとても向いています。

しかし、アルジイーターの繁殖は魅力的ですが、とても難しく自宅で行うことはまず無理だと思った方が良いでしょう。

流通しているアルジイーターには、ホルモン剤を投与したり人工的に繁殖行動を起こさせているので、自宅で繁殖させるのは難しいでしょう。

アルジイーターの飼育方法4:水換えは一度にすべて換えない

アルジイーターは水質変化に敏感ですから、一気に新しい水に取り換えるのはいけません。

短期間で少しずつ水換えすることで水質が安定しますので、「点滴法」がです。点滴法はその名前のとおり、1滴ずつ水を入れ替える方法です。

点滴法にはバケツにエアチューブ、コック、キスゴムが必要です。また、アルジイーターの様子があまりよくないときには、熱帯魚の塩浴という方法もします。

アルジイーターと混泳させる時の注意点

アルジイーターは幼魚のときは大人しい性格なので、どの魚と一緒に混泳させても良いですが、成魚になると凶暴な性格をあらわにしますから、混泳させる魚を選ばなければなりません。

もし、一緒に混泳してしまうと相手の魚を傷つけてしまいます。そうならないために、ここではアルジイーターと混泳不可な魚と混泳可能な魚についてご紹介します。

アルジイーターと混泳不可の魚

アルジイーターは、成魚になると荒々しい性格をしていますから、他の熱帯魚と一緒に混泳させるのはよくないでしょう。

アルジイーターは、基本的に何でも食べる生き物です。また、特に自分よりも小さな魚は傷つけてしまいます。荒々しい性格なので、同じく攻撃的な性格の魚も混泳させないようにしましょう。

アルジイーターと混泳不可の魚

  • 他の熱帯魚の稚魚
  • アルジイーターよりも小さな魚

アルジイーターと混泳可能な魚

アルジイーター同士との混泳は可能ですが、他の熱帯魚との混泳自体はしません。

同じシュリンプやスネークヘッドなどの底魚と一緒にするさいには、隠れ家になるような水草を入れたり、水槽の広さを広くしたりしましょう。

アルジイーターと混泳可能な魚

  • アルジイーター同士

アルジイーターがコケを食べなくなったら?

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初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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