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ダンゴウオの飼育方法や特徴は?生態や寿命と併せて注意点についても紹介

更新日:2024年02月22日

ペット愛好家から愛されているダンゴウオについてご存じでしょうか。この記事では、ダンゴウオの好物や習性などの基本的な知識をはじめ、失敗しない飼育方法や注意点などを紹介しています。ダンゴウオに興味のある方は、最後まで読んでみて下さい。

ダンゴウオの飼育方法や特徴は?生態や寿命と併せて注意点についても紹介
ダンゴウオを飼育する際は、30cm~50cmほどの水槽を用意してあげるといいでしょう。

ダンゴウオは胸びれに吸盤があることから、あらゆる場所にくっつく習性を持っています。あまりにも小さすぎる水槽では窮屈に感じてしまうため、やや大きめの水槽が適していると言えます。

逆に大きすぎても、水質や水温の維持に必要なコストや水換えの手間が増えます。飼育数によって水槽のサイズを検討しましょう。

ろ過装置

ダンゴウオだけ飼育したい場合には、上部ろ過槽と外部ろ過槽を併せて使用するといいでしょう。

魚を飼育するケースにおいては、外部ろ過槽のみを使用することが一般的です。しかし、外部ろ過槽だけでは、酸欠状態になりやすかったり出力が出にくかったりというリスクがあります。

上部ろ過槽に外部ろ過槽を補うことでクーラーや殺菌灯の接続も容易になり、ダンゴウオが過ごしやすい環境に貢献してくれるでしょう。

冷却装置

ダンゴウオは低水温域で生息する海水魚であるため、冷却装置は欠かせません。

水温の上昇はダンゴウオの健康に大きく影響するため、冷却装置にはただ冷やすだけでなく、季節を問わずに安定した水温を維持する機能が求められます。また、コストパフォーマンスが優れているものやサポートが充実している機器を選ぶといいでしょう。

温度計

水槽内の水温を表示する温度計は、見やすくて測定が早いものがいいでしょう。

低水温を好むダンゴウオは、わずかな水温上昇にも敏感です。そのため、水換え直後や暑くなりやすい夏場において素早く水温を測れるタイプが重要になります。

水温系には水銀式とデジタル式の2種類ありますが、わかりやすさと測定が早いデジタル式が人気となっています。

底砂

底砂は、熱帯魚水槽では必ずしも必要ではありませんが、海水魚の飼育には必需品です。

底砂の主な役割は、バクテリアを繁殖させる場所を提供したり、砂にもぐる個体の安息の地になったりします。また、底砂には粗目のタイプか細目のタイプがあり、個体によって選ぶことが重要になります。

砂に潜らないダンゴウオであれば、水槽環境を保ちやすい粗目の底砂を選ぶといいでしょう。

隠れ家

ダンゴウオの飼育に欠かせない隠れ家を用意してあげましょう。

ダンゴウオは、胸びれの吸盤を上手に使って泳いだりくっついたりします。隠れ家となる岩やライブロックなどは、表面が滑らかなタイプを入れてあげると生活しやすくなります。

適度な岩によるレイアウトは、ダンゴウオが喜ぶだけでなく、部屋のインテイリアとしても引き立つため美しく仕上げてみましょう。

海水の素

ダンゴウオは水道水だけでは生きていけないため、海水の素を使って海水魚が住める水質を作る必要があります。

規格水槽の大きさに適した水量の計算方法は、幅×奥行き×高さ(全てcm)÷1,000で求めることができます。たとえば45cm水槽の場合、幅45cm×奥行き24cm×高さ30cm÷1,000=32.4(約30L)となるため、30Lの水量に適した海水の素を入れてあげるといいでしょう。
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初回公開日:2022年06月03日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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