メガロドンに天敵はいたのか？仮説から生態や絶滅した理由を解説

ホオジロザメの研究方法の一つに、生け捕りにしたホオジロザメの背びれに発信機をつけて海に戻し追跡するという方法があります。その発信機の情報からメガロドンの痕跡が確認されたのです。

ある日オーストラリアの浜辺に3m級のホオジロザメにつけた発信機が打ち上げられました。
その浜辺にホオジロザメは打ち上げられておらず、きっと発信機だけが取れてしまったのだと思い研究者は発信機に記録されている分をとりあえず解析することにします。

すると発信機は外れてしまったのではなく、研究対象だったホオジロザメが食べられてしまったということがわかったのです。

発信機が記録した水深から、襲われたホオジロザメは水深600mほども引きずり込まれたことがわかり、発信機が記録した水温が海の中とは思えないような高温を保っていたことから何らかの生物の胃の中に入っていたということがわかったのです。

そのことから、3mもあるホオジロザメを深く引きずり込み食べてしまうような巨大生物はきっとメガロドンに違いないと言われ、メガロドンは現在も生きていると話題になったのです。

まるで都市伝説のような話ですが、メガロドンの目撃証言や証拠写真は世界各地で報告されています。

とくに話題を集めたのが、2010年代に南アフリカ沖で撮影された巨大なサメがクジラを襲っている写真です。

クジラと見比べてもその大きさが伝わる巨大なサメの特徴はメガロドンそのままでした。ただの大きいホオジロザメなのではないかという意見もありましたが、ホオジロザメの力ではクジラの骨を砕き食べるということはできないのです。

また、海をよく知る漁師さんたちもメガロドンのような巨大なサメを見たという証言をしています。

シャチの可能性もありますが、まさか本当にメガロドンは現在も生存しているのかもしれません。

ここまでメガロドンの生態や絶滅理由、天敵について紹介しました。

人類が誕生するずっと昔に存在したメガロドンにはまだまだ謎がたくさんあります。メガロドンの生態や天敵を知ることで長い地球の歴史に触れることができ、新たな価値観が生まれるかもしれません。

この記事を読んでメガロドンや他の絶滅した生物に興味を持ったという方は、その好奇心を絶やさずにぜひ色々調べてみてください。