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ウズマキヤッコとは?その特徴や飼育方法と混泳できるのかなど紹介

更新日:2024年08月13日

不思議な渦巻き模様が魅力のウズマキヤッコをご存知でしょうか。本記事では、ダイビングの目玉にもなるウズマキヤッコの飼育について詳しく解説しています。これから飼育をお考えの方や、ウズマキヤッコについて知らない方は、ぜひ参考にしてみてください。

ウズマキヤッコとは?その特徴や飼育方法と混泳できるのかなど紹介
「ウズマキヤッコを飼育するにはどのようなものが必要なの?」
「ウズマキヤッコは飼育に向いているの?」
「ウズマキヤッコの飼育に必要なものと選び方は?」
このように、ウズマキヤッコを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか?

この記事では、ウズマキヤッコの種類から飼育に必要なもの、飼育方法などを紹介します。

この記事を読むことで、ウズマキヤッコを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。

ウズマキヤッコの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックして、ウズマキヤッコの育て方の参考にしてください。

ウズマキヤッコとは

ウズマキヤッコとは?その特徴や飼育方法と混泳できるのかなど紹介


ウズマキヤッコは、正式な和名をタテジマキンチャクダイと言います。成魚はブルーとイエローの美しい縦縞が現れるのでこの名前がついていますが、幼魚の頃は不思議な渦巻模様をしているためウズマキヤッコと呼ばれています。

ちなみに、幼魚から成魚への成長過程ではウズマキとタテジマの中間模様になるので、「ウズキン」と呼ばれることがしばしばあります。

最終的には体長40センチ程度に成長する大きな魚です。成長しきるまでには約2年かかるので、じっくりと育成を楽しみたい方に向いている魚種と言えるでしょう。

ウズマキヤッコは皮膚が弱い

ウズマキヤッコは他に比べやや皮膚が弱い種と言われています。特に水質の変化に敏感なので、水質には常に気を配るべきでしょう。

水質が悪化すると魚の体力が低下し、様々な病気を引き起こす原因となります。特に皮膚が弱いとされる魚種では白点病やエラムシなど寄生虫にかかわるトラブルがよく見られるので、殺菌灯の利用やこまめな水質管理で病気の予防をすることが大切です。

また、ろ過システムを強力なものにすることで、水質の急激な悪化を防ぐことができます。日頃のメンテナンスはもちろん、使用する設備もしっかりと整えていきましょう。

ウズマキヤッコは混泳できるの?

ウズマキヤッコは縄張り意識が高く、テリトリー内に同種を発見すると激しく攻撃する傾向があります。ただし、幼魚であるウズマキヤッコに対して攻撃することはありません。

その他のほとんどの魚種はウズマキヤッコとの混泳が可能です。ウズマキヤッコは植物性が強く、小さな魚を捕食することもほとんどないため、幅広い魚との混泳が期待できます。

ただし、サンゴとの共生はおすすめできません。ウズマキヤッコはサンゴのポリプを積極的に捕食するので、同じ水槽内で飼育すると、サンゴが全滅してしまうおそれがあります。

ウズマキヤッコの繁殖方法

ウズマキヤッコの繁殖については未だ明らかになっていない部分が多く、飼育下での繁殖方法は確立されていません。

野生下でのウズマキヤッコは、体がある程度大きくなるまではメスとして育ち、大きくなるとオスに性転換します。オスはハーレムを作り、多くのメスとの間に子孫を残しています。そうすることで、特定のオスだけでなく、全ての個体に子孫を残すチャンスが生まれるのです。

同種に対する縄張り意識が強く、ハーレムを作るにはじゅうぶんな広さと適切なタイミングが必要であると考えられます。さらには産卵後から幼魚がどのように育っていくかが定かでないため個人レベルでの繁殖は極めて困難であると言われています。

ウズマキヤッコの価格の目安

ウズマキヤッコは約5000円~9000円程度で取引されています。

成長度合いによって値段が変わってくることもありますので、購入の際は育てたいサイズと予算を考えましょう。幼魚と成魚で全く異なる模様に代わってしまう種ですので、鑑賞を目的にするのであれば魚のサイズと模様をしっかり確認することが大切です。

ネットショップの場合は発送から到着までの郵送時間で弱ってしまうこともあります。ネットで購入する場合は、ショップの所在地も調べると良いでしょう。

ウズマキヤッコの飼育方法と必要なアイテム

実際にウズマキヤッコを飼育するにあたり、必要な設備はもうお揃いでしょうか。

ウズマキヤッコは成長すると40センチ近くに成長する大型の海水魚です。そのため、最終的には大型魚を飼育できる設備が必要となります。

ただし、幼魚の際はそんなに大きな設備でなくとも飼育ができるので、ここでは幼魚であるウズマキの間飼育できるアイテムを紹介していきます。
  • 水槽
  • 床砂
  • ろ過装置

水槽

幼魚から体長20センチ程度に成長するまでは、60センチ水槽で飼育することができます。通常の海水魚飼育ができる水槽であれば問題ありません。

体が大きくなってきたら水槽のサイズアップが必要になりますので、60センチ水槽で終生飼育をすることはできません。水槽を設置する場所は、120センチ水槽を置けるくらいの広さをあらかじめ確保しておくとよいでしょう。
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初回公開日:2022年08月09日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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