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メガロドンは実在する?基本情報や目撃情報・化石についても紹介

更新日:2024年08月12日

メガロドンという古代のサメをご存じでしょうか。巨大なサメの目撃情報から、現在も存在している説もあるメガロドンですが、この記事ではそのメガロドンの特徴や基本情報、ホホジロザメとの比較などを紹介しています。メガロドンに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

メガロドンは実在する?基本情報や目撃情報・化石についても紹介
「メガロドンって実在していたの?」
「メガロドンとホホジロザメって何が違うの?」
「メガロドンってまだ生きているの?」
恐竜が生きた時代に実在した海の生態系の頂点を極めていた大型のサメ、メガロドン。未だに実在説がささやかれていますね。映画「ジョーズ」に出てくる巨大なサメのようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、メガロドンの特徴やホホジロザメとの比較などの解説をしています。顎の復元模型を展示している場所も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事を読むことで、メガロドンがどのようなサメなのかを知ることができるでしょう。

メガロドンに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

メガロドンとは?

メガロドンは新生代に実在していたサメです。名前の由来はギリシア語の大きいという意味の「メガロ」と、歯という意味の「オドンシス」という二つの単語を合わせたものです。ここではメガロドンがどのようなサメだったかの説明をしたいと思います。

メガロドンの基本情報

メガロドンは史上最大級の捕食者魚類と言われていますが、正確な大きさや姿はわかっていません。メガロドンは軟骨魚類なので化石が歯や脛骨の一部しか残っていないからです。

体の大きさは歯の大きさから推定されていて、すべての歯が最大化石で構成されていると仮定した、全長が40メートルという説もありますが、現在では否定されています。

メガロドンは、学名をOtodus megalodonといい、約2300万年前から360万年前の新生代に実在していたサメです。残念ながら今は絶滅したと言われています。Carcharocles megalodonという学名もありますが、これはメガロドンの属名がはっきりしておらず、諸説あるためです。

Otodus megalodonという学名は、もう絶滅してしまったサメの属である、オトドゥス属の最終種という証拠になる移行化石が発見されたためについた学名で、Carcharocles megalodonという学名は、ホホジロザメの同属とする説に基づく学名です。そして和名はムカシオオホホジロザメと言います。

メガロドンの特徴・大きさ

メガロドンの化石は歯と椎骨など、断片的にしか残っていないため、正確な大きさはわかっていません。歯の大きさから全長10~15m、最大で20mくらいだったと言われています。

そして見た目も不明なため、以前はホホジロザメに近いと言われていましたが、現在はシロワニ、ウバザメ、ジンベイザメなども見た目が近いと言われており、見た目についても諸説あります。

メガロドンとホホジロザメの大きさ比較

メガロドンとホホジロザメが同族だったとして、その大きさはどのくらい違うのでしょうか?

現在生きているホホジロザメは最大で6mと言われています。これはマンションの2階の高さと同じくらいです。

そしてメガロドンは15mと仮定すると、その大きさはだいたいマンションの5階の高さと同じくらい、20mだと7階の高さと同じくらいになります。ホホジロザメの2.5倍から3倍の大きさになりますね。

メガロドンは赤ちゃんでも大きいサイズ

2007年から2009年にかけて、浅い海洋ガトゥン層から400本のサメの歯が発見されました。その中には子供や新生児のメガロドンの歯の化石もあり、新生児は歯の大きさからだいたい2mくらいだと推測されています。

シロワニなど卵胎生で生まれるサメにはよくあることなのですが、メガロドンも子宮の中で、兄弟を食べたそうです。

メガロドンの口のサイズ

メガロドンの顎の復元模型があるのはご存じでしょうか?

油壺マリンパークにあった顎の復元模型の大きさは、高さが2mもあり、幅も1.9mありました。人間は丸呑みにされてしまう大きさですね。

メガロドンは人食いザメ?

メガロドンが生息していた新生代には人間はまだいなかったので、人食いザメではないと言えるかもしれません。ですが、同じ時代に生きているとすれば、メガロドンは肉食ですから普通に食べられてしまうでしょう。

ただ、メガロドンは偏食家だったという説もあるので、そうだとすれば食べられずにすむかもしれませんね。
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初回公開日:2022年08月24日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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