Search

検索したいワードを入力してください

ミナミハコフグの成魚の特徴|飼育に必要なものもあわせて紹介

更新日:2024年02月11日

ミナミハコフグがどんな魚かご存じですか?黄色い体に黒い斑点模様が特徴的なミナミハコフグですが、成長すると違った姿に変化します。そんなミナミハコフグについて、この記事では生態や飼育方法についてご紹介しています。飼育を検討している方はぜひチェックしてみてください。

ミナミハコフグの成魚の特徴|飼育に必要なものもあわせて紹介
「ミナミハコフグってどんな魚?」
「ミナミハコフグってどうやって飼うのかな?」
「ミナミハコフグの成魚は地味って本当?」
ミナミハコフグと聞いて、こんな風に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。ミナミハコフグは、水族館やダイバーの中でも人気の高い、黄色い体に黒い斑点模様が特徴的なハコフグです。

この記事では、そんなミナミハコフグの成魚について詳しくご紹介しています。また、ミナミハコフグを飼育する際に必要なものやポイントについてもご紹介します。

この記事を読めば、ミナミハコフグについて、幼魚から成魚のことを余すことなく知ることができます。

海水魚の飼育をしている方やミナミハコフグについて興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ミナミハコフグとは?

ミナミハコフグの成魚の特徴|飼育に必要なものもあわせて紹介
ミナミハコフグはフグ目ハコフグ科に分類される海水魚です。太平洋からインド洋のサンゴ礁のある暖かい海域に生息しています。日本では伊豆半島や伊豆諸島、紀伊半島などに生息しており、シュノーケリングやダイビングの際に見かけることができます。

ミナミハコフグの幼魚は黄色い体に黒い斑点模様がついており、キュートな見た目をしています。

ミナミハコフグの成魚の特徴

ミナミハコフグは成長するにつれ、体の色はグレーがかった黄色の、地味な見た目に変化していきます。幼魚の時は体中にあった黒い斑点が、成魚になると頭や尾びれなど一部のみに残ります。

成魚になると、体長は45cmほどになります。他の種類のハコフグは20cmほどですので、ミナミハコフグはかなり大きめのサイズのハコフグといえるでしょう。

ミナミハコフグの仲間


黒い斑点が特徴のミナミハコフグですが、仲間はどんな魚がいるのでしょうか。ここからは、ミナミハコフグの仲間であるハコフグ科の魚についてご紹介します。

ハコフグ

フグ目ハコフグ科のハコフグをご紹介します。全長は20cm程度であり、本州以南に生息しています。ミナミハコフグの幼魚とハコフグの幼魚はよく似ていて見分けが難しいです。斑点が目より小さい方がハコフグです。成長するとオスは背中が青くなり、空色の斑点をもちます。

クロハコフグ

インド洋〜西部太平洋に分布するクロハコフグをご紹介します。クロハコフグは、メスとオスで見た目が異なります。成魚のオスは青色の体色で、体側には青色の斑点、背面には白色の斑点があります。成魚のメスの体色は黒色で、体側には白色の斑点があります。

コンゴウフグ

フグ目ハコフグ科コンゴウフグ属のコンゴウフグをご紹介します。幼魚はミナミハコフグと似た黄色の体色で、サイコロ状の形をしています。成魚になると頭部にツノのような棘をもつ、ユニークな見た目になります。

コンゴウフグはコンゴウフグ属の仲間のなかでも背中の隆起部分の棘が短く、見分けるポイントになります。

シマウミスズメ

シマウミスズメは、フグ目ハコフグ科コンゴウフグ属の魚です。体色が黄色かオレンジ色をしており、背中部分と側面に縞模様があるのが特徴です。ツノのような棘がありますが、コンゴウフグに比べて短めなのが特徴です。

ミナミハコフグの販売価格相場



ミナミハコフグの販売価格はおよそ1,000〜3,500円です。人気の海水魚のため、入手難易度は低いでしょう。暖かい時期になると販売量が増えるといわれています。
次のページ:ミナミハコフグの飼育に必要なもの

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related