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ミナミハコフグの成魚の特徴|飼育に必要なものもあわせて紹介

更新日:2024年07月29日

ミナミハコフグがどんな魚かご存じですか?黄色い体に黒い斑点模様が特徴的なミナミハコフグですが、成長すると違った姿に変化します。そんなミナミハコフグについて、この記事では生態や飼育方法についてご紹介しています。飼育を検討している方はぜひチェックしてみてください。

ミナミハコフグの成魚の特徴|飼育に必要なものもあわせて紹介
ミナミハコフグの幼魚を飼い始めた頃は、ストレスのせいで餌を食べてくれないことがあります。その場合は、ショップで与えられていたのと同じ餌にしてあげましょう。

また、ミナミハコフグの体が小さいうちは冷凍餌を与え、徐々に人工餌に切り替えていく必要があります。

底砂

底砂はミナミハコフグが棲みやすい水質を維持するために必要になります。入れる量は水槽によって変わりますが、90cm水槽の場合は3kgほどの底砂必要となります。

また、バクテリアが付着しているサンゴ砂を使用することでバクテリアが棲み着き、ろ過のサイクルを早くすることができます。

ミナミハコフグの飼育方法



ここからは、ミナミハコフグの幼魚を飼育する際にポイントとなる点についてご紹介します。

かわいらしいミナミハコフグを大切に育てるためにも、ぜひチェックしてみてください。

水温について

海水魚を飼育する際は、1年中同じ水温になるよう保つ必要があります。ミナミハコフグに適している水温は、およそ22℃〜27℃です。

高い水温になってしまうと酸素消費量が増えて、酸欠になりやすくなってしまうため注意が必要です。水槽用ヒーターや冷却ファンを使って水温の調整を行いましょう。

混泳について

ミナミハコフグは成魚になると攻撃性が強くなり、混泳相手をつついてしまうことがあります。また、驚いたりストレスを感じたりするとパフトキシンという毒を出し、混泳相手を死なせてしまう危険性があるので、混泳には向きません。

幼魚であれば比較的大人しいですが、泳ぎが遅いため餌が食べられず痩せてしまう場合もあります。基本的には単独飼育をおすすめします。

ミナミハコフグが見られる水族館



ミナミハコフグを飼育するのは難しいけれど、会いに行ってみたいという方のために、ミナミハコフグが見られる水族館をご紹介します。

2022年10月時点では下記の水族館でミナミハコフグが展示されています。ぜひお近くの水族館を訪ねてみてください。

・アクアパーク品川(東京都)
・のとじま水族館(石川県)
・碧南水族館(愛知県)
・串本海中公園(和歌山県)
・大阪海遊館(大阪府)
・NIFREL(大阪府)
・城崎マリンワールド(兵庫県)
・海の中道水族館(福岡県)
・美ら海水族館(沖縄県)

ミナミハコフグのことについて知ろう



ミナミハコフグについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

黄色い体と斑点がついた幼魚の姿が特徴的なミナミハコフグですが、成魚になるとハコフグ科の中でもかなり大きいサイズになり、体色は地味になります。成魚になっても変わらずにかわいがってあげられるという方はぜひ、飼育にチャレンジしてみてください。

ミナミハコフグは比較的飼育しやすいといわれています。飼育方法に注意して大切に育ててあげれば、ミナミハコフグもあなたの愛情に応えて愛らしい姿を見せてくれるでしょう。

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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