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タニシは初心者でも飼育しやすいって本当?タニシの飼育方法3つ

更新日:2024年08月09日

本記事では、タニシと呼ばれる巻き貝の特徴やメリット、飼育方法などをご紹介しています。タニシの飼育を検討している方や、飼育していた経験がありその際に困りごとがあった方など、タニシに関心のある方にぜひ読んで頂きたい記事です。

タニシは初心者でも飼育しやすいって本当?タニシの飼育方法3つ

タニシの種類4:マルタニシ

最後に、準絶滅危惧種に指定されているマルタニシをご紹介します。一般的には殻の模様が特徴的で、判別が可能とされています。

また、ヒメタニシと比べると高い水温が苦手で、オオタニシに比べると少し小さいのが特徴です。

アクアリウム用にホームセンターなどで販売されているケースもあるので、飼育した経験のある方も多い種類ではないでしょうか。

タニシを飼育するメリット4つ

ここまで、タニシの種類についてご説明しました。タニシには大きく4つの種類があり、それぞれ違った特徴を持っていることが分かりました。

では、タニシを飼育することによって水槽にはどのような影響があるのでしょうか?ここでは、タニシを飼育するメリットを4つご紹介します。

タニシを飼育するメリット

  1. 水槽を掃除する手間を省ける
  2. タニシの餌は手間がいらない
  3. 簡単に飼育できる
  4. 水質浄化

タニシを飼育するメリット1:水槽を掃除する手間を省ける

魚などを飼育していると、水槽の中にコケが付着してしまい困ってしまった経験はないでしょうか?これを人間の手で掃除するのは骨が折れますが、コケを食べるタニシを一緒に飼育することで解決する可能性があります。

しかし、タニシの種類やコケの種類によっては食べない物もあるので、注意が必要です。中でも好き嫌いなく食べるヒメタニシは、飼育には向いていると言えるでしょう。

タニシを飼育するメリット2:タニシの餌は手間がいらない

次に、タニシを飼育するメリットとして挙げられるのが、餌についてです。タニシは雑食で、前述したコケはもちろん、魚や微生物などの死骸、他の生物が食べ残した餌などいろんなものを食べる生き物です。

水槽にメダカなどの魚を一緒に飼育する際は、別途タニシ用のエサを用意しなくても良いので、手間がかからないのがメリットです。

タニシを飼育するメリット3:簡単に飼育できる

続いてご紹介する飼育のメリットは、簡単に飼育できるという点です。タニシは、先ほど述べた2点のメリットはもちろん、繁殖も容易です。

他の貝や魚に比べ手間をかける要素が少ないので、飼育に時間をかけることができない1人暮らしの生活でも簡単に取り入れることができるでしょう。

タニシを飼育するメリット4:水質浄化

最後に、水質浄化についてご紹介します。タニシは、水が汚れると増える植物プランクトンを食べて除去できるという機能があります。二枚貝なども水を濾過する効果がありますが、コケや微生物の死骸を食べないので、長期的な飼育や繁殖には向かないとされています。

また、タニシの糞は水質に溶け出しにくい性質を持っているため、他の生物に比べ水が汚れにくい効果もあります。

タニシの飼育方法3つ

ここまでは、タニシの特徴や種類、メリットをご紹介しました。ここまで読んで下さったみなさんは、タニシについて少し詳しくなってきた頃ではないでしょうか?

ここからは、実際にタニシを飼育するにはどうすればいいのか、その飼育方法をご紹介します。

タニシの飼育方法1:必要なものを準備する

まずは、タニシの育成に必要な環境を整えます。最低限必要なものは、以下の3点です。1つずつ順に見ていきましょう。

タニシの育成に必要なもの

  • 水槽
  • 水草
次のページ:タニシを飼育する上での注意点2つ

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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