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タニシは初心者でも飼育しやすいって本当?タニシの飼育方法3つ

更新日:2024年08月09日

本記事では、タニシと呼ばれる巻き貝の特徴やメリット、飼育方法などをご紹介しています。タニシの飼育を検討している方や、飼育していた経験がありその際に困りごとがあった方など、タニシに関心のある方にぜひ読んで頂きたい記事です。

タニシは初心者でも飼育しやすいって本当?タニシの飼育方法3つ

必要なもの1:水槽

まず必要なのは、タニシを入れるための水槽です。大きさの指定はありませんが、30cm程度の小さな水槽に水を入れておくだけでも充分に飼育できます。

また、一般的にタニシの場合、新しい飼育環境に馴染ませる水合わせという作業は必要ないとされています。

必要なもの2:砂

次に必要なのは、砂です。タニシは水温が低くなると地面の中に潜る習性があります。タニシの中でもヒメタニシに顕著に見られる行動と言われています。そのため、冬になると潜れるような砂を地面に敷き詰めておくことをお勧めします。

また、タニシは、石や砂、貝殻が豊富にある環境で長生きしやすいといった見解もあります。こういった観点からも、砂は必要と言えるでしょう。

必要なもの3:水草

最後に必要なのは、水草です。理由は餌と関係しています。例えば、あまりに水槽が綺麗になりすぎてしまった場合、タニシは、食べるものが無くなって餓死してしまいます。それを防ぐために活躍してくれるのが、水草です。

また、タニシは水草を人間の目で見て判断できる程食べることはありません。大事に育てていた水草をかじられた経験がある方は、サカマキガイなどの他の種類の貝が原因であった可能性があります。このような類似の生き物には注意しましょう。

タニシの飼育方法2:メダカと一緒に飼育

タニシを飼育する際はメダカを一緒に飼育する方が多いとされています。混泳によるメリットは、水中に残ってしまったメダカが食べ残したエサや出した糞などを分解してくれるので、水槽内の水質を浄化してくれる点です。

また、ネット上ではタニシがメダカを食べてしまうのではないかと心配している声が多数目に入りますが、生きているメダカを襲うようなことはありませんので、ご安心ください。

つまり、メダカと一緒に飼育する場合はメダカの数、タニシの数、水槽の大きさなどいろいろな要素を考慮し、バランスの取れた水槽環境を整えることが重要です。

タニシの飼育方法3:水温は0度から35度

最後に、タニシが生活しやすい水の温度ついてご紹介します。種類によって多少異なりますが、水温は0度から35度まで適応できると言われています。

冬の水温を維持すると砂に潜り続けてしまうので、姿を確認したい方はそれ以上の温度が好ましいでしょう。

タニシを飼育する上での注意点2つ

ここからは、タニシを飼育する上で注意したいポイントをご紹介します。タニシの繁殖を維持するために、事前にチェックしておきましょう。

タニシを飼育する上での注意点

  • 設置する場所に注意する
  • 貝を餌にする種類の魚と一緒にしない

タニシを飼育する上での注意点1:設置する場所に注意する

第一に注意してほしいのが設置場所です。直射日光が当たる場所や急激に気温が変化する場所は、タニシにとって好ましくありません。

もちろん、転倒のリスクがあり生体が安全に生活することができない場所、斜面や凹凸のある場所、水槽の重さが耐えられないような場所には設置してはいけません。

このように、転倒のリスクがある場所や日光が直接当たる場所、気温が急激に変化する場所は避けて設置することをお勧めします。

タニシを飼育する上での注意点2:貝を餌にする種類の魚と一緒にしない

次に注意してほしいのが、貝を餌にする種類の魚と一緒にしないということです。せっかくタニシを水槽に入れても、タニシを食べる魚がいてはひとたまりもありません。

具体的には金魚や鯉が有名ですが、他にも、チェリー・バルブやクラウンローチなども例として挙げられます。

飼育したい魚とタニシの相性が気になったら、ペットショップのスタッフさんに確認して混泳が可能かどうか確かめてから飼育することをお勧めします。

タニシは初心者でも飼育しやすい

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初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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