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スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介

更新日:2024年08月14日

増えてしまうと手がつけられないのがスネールです。水槽をお持ちなら、スネールの卵の除去方法に悩まれている人も多いのではないでしょうか。この記事は、スネールの卵の除去方法について紹介しています。ぜひ参考にして、大切な水槽を守りましょう。

スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介

スネールの卵が発生したら

スネールの卵を発見したら、その時点で取り除いていけば、大量発生に繋がる前に予防することができます。

数が多くなければ慌てることはありませんが、早く対策するに越したことはありません。

スネールの侵入経路



スネールの侵入経路は主に2つあります。1つは先ほども述べた通り、購入した水草に卵や成体がついている場合です。

もう1つは、メダカなどの魚のヒレに、スネールの稚貝がついている場合です。

水草についている場合、全てを見つけることはとても難しいですが、魚のヒレは水槽に入れる前に気をつけて観察していれば防ぐことが可能です。

卵の孵化日数はどれくらいか

スネールの卵は、産卵後2週間程度で孵化します。水温が低い場合、孵化までの日数はもう少しかかります。

稚貝から産卵できるようになるまでの期間は、2ヶ月程でしょう。これからも分かるように、非常に早いスピードで増殖してしまうのです。

スネールの卵を除去する方法

スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介


スネールの卵は、数が多くなければ簡単に除去できますが、数が増えてしまうとそうもいきません。また常に見張っていなければならないのも、とても大変です。

除去する方法は大きく分けて3つあります。ぜひ試してみてください。
  • 手作業で除去する
  • 乾燥させる
  • 食べてくれる生体を導入する
  • 薬で除去する

手作業で除去する

卵の数が少ない場合、手作業で除去する方法が効果的です。

道具はスクレイパーというヘラ状の器具を使います。これでガラス面についた卵を削ぎ取っていくのです。

せっかく取れた卵が底に落ちてしまうと、見つけづらくなってしまうので、削いだ卵を受けられるように網をセットしてから作業するようにしてください。

乾燥させる

卵を探し出して一つひとつ除去していく方法は、先が見えないので気が遠くなりますね。

水槽を一度リセットして、全ての機材を乾燥させてしまう方法は、スネールをいっぺんに根絶させるのに適した作業です。

スネールの卵はゼリー状の物質で覆われているので、多少の乾燥には耐えてしまいます。機材をしっかりと乾燥させることが重要です。

おすすめは、魚や水草などの生物以外のものを、60度位の熱湯に5分間つけてから、1日以上天日干しをする方法です。全滅に近い状態まで除去することができます。

食べてくれる生体を導入する

スネール除去を一人で行おうと思うと、時間も労力もかかるので、水槽内で退治してくれる生体におまかせする方法もあります。

例えば、コケ取りとして知られているオトシンクルスは、スネールの卵もコケと一緒に食べてくれます。水槽内の卵を全滅させてくれるわけではありませんが、このような生体を一緒に飼育していれば、時間はかかりますが確実にスネールの数は減っていきますよ。

薬で除去する

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初回公開日:2022年07月05日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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