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スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介

更新日:2024年02月26日

増えてしまうと手がつけられないのがスネールです。水槽をお持ちなら、スネールの卵の除去方法に悩まれている人も多いのではないでしょうか。この記事は、スネールの卵の除去方法について紹介しています。ぜひ参考にして、大切な水槽を守りましょう。

スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介

オトシンクルス

卵除去の際に少し紹介しましたが、オトシンクルスは、ドジョウの仲間で主に南米に生息しています。口が吸盤のようになっていて、ガラス面についたコケなどを食べてくれます。

オトシンクルスは本来藻食なのですが、ガラス面についているスネールの卵も一緒に食べてくれます。スネールの卵だけを捕食し、孵化した後のスネールは食べません。でもスネールの餌になるコケを食べるので、スネールの数を増やさずにすむ点で、スネール成体に対してもおすすめです。

アベニーパファー

アベニーパファーはインド原産の淡水フグの仲間です。貝を好んで食べるので、スネール駆除に役立ってくれます。

気をつけたいのは、エビを混泳している場合です。アベニーパファーはエビも好んで食べてしまうので、気をつけてください。一緒に入れる場合は、エビが逃げられる場所をたくさん確保してあげてからにしましょう。

チェリーバルブ

チェリーバルブはコイ科の熱帯魚で、大きさは4センチ程度です。真っ赤な色が特徴的で、熱帯魚ショップでもかなり目立ちます。性格は温和なので、同じくおとなしい魚との混泳にも向いています。

こちらもスネーク駆除に向いていますが、エビも大好物なので、エビを飼育している人には注意が必要です。一緒に飼育する場合には、エビの隠れ家を作ってあげてください。

クラウンローチ

クラウンローチは東南アジアに生息している、ドジョウの仲間です。黄色に黒のストライプが美しい熱帯魚です。自然界では30センチ程にもなる魚ですが、水槽が大きくなければ、成長も10センチ程度で止まることが多いです。

スネールの貝殻は残りますが、中を出して綺麗に食べてくれます。エビも、口に入る大きさでなければ食べることはないと言われています。

比較的おとなしい上に、貝をよく食べてくれるので、スネール駆除としても人気が高い魚です。

トーマシー

トーマシーはギニア原産のシクリッドの仲間です。捕食量の多さから、スネーク駆除効果が高い魚ですが、気性が荒いところが難点です。

大食漢なので、スネールがいなくなると、自分より小さな魚やエビを追い回したりする習性があります。

他の魚やエビと混泳させる場合は、十分注意してください。

道具を使って除去する

市販されている捕獲器を使って、スネールを駆除するという方法もあります。

捕獲器に餌を入れて水槽に沈めてしばらく置くと、捕獲器にスネールが入るという仕組みになっています。手間はなく簡単な方法ですが、大量に発生してしまったスネールに対しては、効果は薄いので、他の駆除方法と併用するのがおすすめです。

スネールの卵を除去して綺麗な水槽を保とう

熱帯魚を飼っている人なら、誰もが綺麗な水槽を保ちたいと願っています。透明度が高い水槽だからこそ、スネールが増えると目立ってしまいますね。

スネール自体に害はないことは分かりましたが、放っておくと一気に増えてしまい、せっかくの景観が台無しです。

熱帯魚の体調管理に、観察は欠かせません。同時に水槽もよく観察し、スネールを見つけ次第除去するようにすれば、大量発生は防げます。まずは手作業から始めて、どうしてもスネールの数が増えて手間が多い場合は、生体や薬の力を借りると良いでしょう。

大切な水槽を守るため、日々のお世話を欠かさずに行ってくださいね。

初回公開日:2022年07月05日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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