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のベタの種類(ドラゴン/ベタ/熱帯魚)・見分け方

更新日:2024年08月05日

豊富なカラーバリエーションとひらひらと優雅で極彩色のヒレが印象的なベタは、現在でも一定のを保つ熱帯魚です。ベタは品種改良が盛んに行われていて、色だけでなくヒレの形も色々な種類があります。今回はそんなベタの種類についてご紹介します。

のベタの種類(ドラゴン/ベタ/熱帯魚)・見分け方

ベタの種類別見分け方

のベタの種類(ドラゴン/ベタ/熱帯魚)・見分け方
ベタは熱帯魚の中でも丈夫な部類に入る熱帯魚で、小さなコップの中でも飼育できることで有名です。また、その美しい見た目から品種改良が盛んで色々な種類が存在します。

そんなベタの種類の見分け方は、体色やヒレの大きさ、形、性格などで見分けることができます。ベタの種類を見分けたい時はまずは尾びれや背びれを確認するとわかりやすいでしょう。

のベタの種類

ワイルドベタ

ワイルドベタとはベタの原種で、品種改良されていない野生の種類です。ワイルドベタの特徴は体色が一般で販売されているベタよりも渋い色味であるということと、ヒレが短いことです。ワイルドベタの体色は赤茶色や、深い青色など、極彩色と言うよりは少し控えめな体色です。性格は、その他のベタと比べて大人しい傾向にあります。

混泳ができないことで知られているベタですが、ワイルドベタはオスとメス同士に限り混泳ができます。また、種類も50種類以上と非常に多く体色や大きさなどが大きく異なるものも存在します。ワイルドベタは数が減りつつあるので価格も一般的なベタよりも高価な個体が多いです。

トラディショナルベタ

トラディショナルベタはワイルドベタをタイやカンボジアで長く品種改良されてできたものでヒレが長いのが特徴です。トラディショナルベタはベタの中でも最も一般的な種類で、流通が多く数百円ほどで買うことができます。カラーバリエーションも豊富でホームセンターなどでは赤や青などの単色の個体が多く販売されています。

トラディショナルベタは非常に気性が荒く、オス同士を同じ水槽に入れると片方が死ぬまで戦い続けると言われています。また、ベタの中でも非常に丈夫で水質の変化にも強いので単体ならば買いやすい種類です。トラディショナルベタは尾びれが長くなっているベールテール型と、スペードの形に似ているスペード型が存在します。

プラガット

プラガットは別名ショートベタとも呼ばれるヒレの短い種類のベタです。闘魚と言う魚同士を戦わせる競技のために闘争本能重視で品種改良されたので、気性が荒く体型はトラディショナルベタなどと比べてがっちりとしています。

ヒレはショーベタのハーフムーンと似た形で、尻びれの先が長いのが特徴です。体色もカラフルなものが多いので観賞用としても用いられますが、普通のベタよりも少し高価です。

ショーベタ

ショーベタは、見た目の美しさを重視して観賞用に品種改良された種類で、トラディショナルベタよりも観賞価値を上げたものです。ショーベタの中にもヒレの形などで色々な品種に分けられます。こちらもトラディショナルベタと同じくホームセンターなどで1000円ほどで購入できます。また、ショーベタは観賞魚なので、傷がつくと観賞価値は下がります。

ショーベタの種類

ベタのカラーについて

ベタはカラーバリエーションが豊富で、赤や青、黄色、紫、白、黒などが主な体色の種類になります。模様も単色やバイカラー、マルチカラー、マーブルなどがあります。単色のベタはソリッドと呼ばれ、光沢のある鱗や黒ずみが少ないものが観賞価値が高いとされています。しかし、今のところ完全なソリッドの個体は現れていません。

バイカラーは主にヒレの色と体色が異なるものを指します。バイカラーの中でもマスタードガスという、体色が青でヒレが黄色の個体はの高い色合いです。

マルチカラーは2色のベタだけど、バイカラーの定義には当てはまらない個体や3色以上のベタを指します。その中でも身体とヒレの付け根とヒレの先でカラーが分かれているものは鳥バインドと呼びます。マーブルはマルチカラーの一種で、ベタの身体にまだら模様がついているものを指します。

また、ベタの中でも体色が金属のような光沢を持つものは、メタリック、ドラゴン、カッパーと呼ばれます。

ヒレの大きなショーベタ

ハーフムーン

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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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