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オスカーの種類は?特徴や飼育方法・必要な設備についても紹介

更新日:2024年02月14日

オスカーという熱帯魚をご存知でしょうか。本記事ではオスカーについて紹介します。様々な種類のオスカーの紹介や、飼育についての疑問についても解説していきます。オスカーに興味がある方や、オスカーの飼育を考えている方はぜひ参考にしてください。

オスカーの種類は?特徴や飼育方法・必要な設備についても紹介
タイガーオスカーは、体に赤い虎柄模様が入ったオスカーの改良品種です。体色はワイルド個体に近く、黒色と灰色が混ざった色をしています。

タイガーオスカーの模様には個体差があり、幼魚の時は赤い虎柄が体全体を覆っています。それが成長するに伴って、徐々に模様の形状や発色に変化が出てくるのです。強い生命力を持ち、南米の広い範囲で生息しています。

性格の凶暴性はオスカーの中でも特に高く、基本的に単独飼育が望ましいでしょう。

アルビノオスカー

アルビノオスカーは、他の生物のアルビノと同様に白い体と赤い眼を持つオスカーです。突然変異で生まれたアルビノを固定した個体です。

アルビノオスカーは黒色色素がないため体色は白く、そこにオレンジ色の斑点模様が入ります。この斑点模様の数には個体差があり、極少量の個体から全身を覆うように大量に入った個体まで様々です。また、アルビノ種は共通して視力が弱いという特徴があります。

オスカーの飼育方法

オスカーは基本的には丈夫で飼育も難しくない魚です。しかし、飼育するにあたっていくつかのポイントを理解しておく必要があるでしょう。

以下では、オスカーを飼育する際に押さえておきたいことを紹介します。基本的なポイントを3つピックアップして解説しますので、予備知識として活用してください。

オスカーに適した水温・水質

オスカーを飼育する際の水温は25~28℃、水質は弱酸性~中性(pH6.5~7.5)程度にするのが適しているでしょう。

オスカーは水温が20℃以上あれば死んでしまうことはありません。そのため22℃程度まで適温の範囲にされることがありますが、低水温での飼育は活性が落ちてエサを食べなくなったり、免疫低下を引き起こしたりして病気にかかりやすくなってしまいます。年間を通して25℃以上に保つのが良いでしょう。

オスカーの餌

オスカーのエサは、主食に「人工飼料」を与えながら、副食として金魚やコオロギといった「生餌」を与えるのが良いでしょう。

オスカーは丈夫で大食漢のため何でも食べてくれます。しかし、エサを与えすぎると消化不良を起こします。また、偏食だと栄養の偏りで病気にかかってしまいます。様々なバリエーションのあるエサを用意してあげましょう。

エサは1日に2回程度、食べ残さない量を少しずつ与えましょう。

水槽のお手入れ頻度

水槽の環境維持には定期的な清掃が欠かせません。

オスカーは丈夫な魚ではありますが水質の悪化に弱いです。また、大食漢でありフンの量も多いため、水槽が汚れやすいです。以上の理由から水槽の清掃や水換えは週に1回を目安に行うのが良いでしょう。

オスカーは体調を崩すと、体が白濁したり横たわったりします。こうした状態になってしまうと元に戻すのは難しくなります。予防はしっかり行いましょう。

オスカーの飼育に必要な設備

オスカーは丈夫な魚で飼育に特別なアイテムも必要ありません。一般的なアイテムで飼育することができます。初期費用はおよそ3万円をみておけば良いでしょう。

以下では、オスカーの飼育に必要なアイテムの中から、代表的なものを紹介します。水槽やライトなど4つのアイテムをピックアップして解説しますので、参考にしてください。

水槽

オスカーが小さい時は60cmサイズの水槽でも良いですが、オスカーは最大でおよそ40cmまで成長します。そのため水槽は90cmサイズのものを用意した方が良いでしょう。あまり小さいとストレスで短命になってしまいます。十分な遊泳スペースを確保するという点でもオススメです。

オスカーは水から飛び出す力も強いため、必ずフタも用意しましょう。アクリル製がオススメです。
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初回公開日:2022年11月02日

記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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