ハムスターが仰向けで寝る理由とは？他の寝方や病気との見分け方も解説

「ハムスターが仰向けになって寝てるけど、どうしてだろう？」
「いつも見ている寝方と違うけど、大丈夫かな･･･？」
「どうして変わった寝方をするのか、理由を知りたい！」

ハムスターは普段丸くなって寝ていますが、たまに仰向けになったりうつ伏せになったり、他の寝方をしています。いつもと違う寝方をしているとびっくりしますよね。

本記事ではハムスターの寝方や睡眠時間、飼育環境について解説しています。

この記事を読むことで普段とは違う寝方をする理由や、飼育するために必要なことを知ることができます。ハムスターを飼育するときに必要な環境や、変わった寝方をしたときにどうしたらいいのかわかるので、すぐに対処できるようになるでしょう。

ハムスターを飼っている方、これから飼いたいと思っている方は、ぜひ記事を参考にしてください。

ハムスターの睡眠時間は1日14時間で、昼間に寝ています。夜行性で夜中に活動しているからです。

しかし、1日中ずっと寝ているわけではなく1回に10分くらい寝たり起きたり、という行動を繰り返しています。

睡眠が浅いときはちょっとした物音だけで目が覚めます。睡眠が深いときは呼吸が深いのですぐには目を覚ましません。

無理に起こしてしまうとストレスになり健康に悪いので、静かに寝かせてあげましょう。

ハムスターが安心して落ち着ける環境を用意しましょう。神経質でストレスを感じやすいため、落ち着いて生活できるようにケージを静かな場所に置きます。

音や光に敏感なので窓際やテレビの近くは避けましょう。暑さや寒さにも弱いので、温度や湿度を適切な環境にすることが大切です。

飼育に適した室内温度は20度～26度です。エアコンやヒーターなどで調整し、夏は涼感プレート、冬はペット用ヒーターを使って過ごしやすい環境にしてください。

ハムスターにも個性があり、寝方や寝る場所も好みがあります。人間と同じように気分や環境によって変わるのです。

寝方もそのときによって違い、それぞれの意味があります。いつもと違う寝方をしていた場合、おかしいと感じたら早めに対処をしましょう。

仰向けで寝るのは、飼い主を信頼していて、安全で警戒する必要がないと感じているからでしょう。

ハムスターは警戒心が強いため、普段はお腹を見せません。危ないと感じたとき、すぐに逃げられなくなってしまうのでお腹を隠して寝ています。

リラックスできる環境に満足して仰向けになることが多いので、心配する必要はありません。

暑いと感じたとき、仰向けで寝ているときもあります。体を伸ばすことで冷たい空気に触れる体表面積が増え、熱が発散できるようにしているのです。

ハムスターが巣箱の中で寝ない場合は、室内温度を確認して高くなっていたら調整して暑さ対策をしてください。

うつ伏せは体の力を抜いてリラックスしている状態で、比較的多く見ることができる寝方です。お腹を隠せるので、安心して寝ています。

平たくなって床にぺたっとくっついている場合は暑がっている可能性があります。夏は特に観察し、暑がっている場合はすぐに対策をしてください。

ハムスターも寝返りをすることがあります。ややリラックスをしているときもありますが、寝返りをしたときにたまたま横向きになることも多いです。

警戒しているときはケージの隅や巣箱の中で丸まって寝ることが多く、寝返りをしても横向きになることが少ないです。

また、少し暑いと感じたときにお腹を出して温度調節をしている場合もあります。室内温度を確認して高いときは調整しましょう。

ハムスターも寝落ちします。座って寝るのは、座りながらなにかをしているとき、そのまま寝てしまった可能性があります。

回し車で遊んで疲れたときや、毛づくろいをしているときにうっかり寝てしまうことが多いです。ユニークで珍しい寝方なので、見ていると癒やされます。