ハムスターを飼う時の適温は何度?ケージのレイアウト紹介
更新日:2024年07月23日
ハムスターのために温度調整を行う前に注意すること
ハムスターを飼うときには、温度の管理をきちんとしてあげることがとても重要ですが、温度管理の前に知っておくべきことがあります。
ここでは、温度調節の方法を考える前に、最初に知っておくべき基本事項を確認しておきましょう。
ここでは、温度調節の方法を考える前に、最初に知っておくべき基本事項を確認しておきましょう。
温度調整を行う前に注意すること1:飼っているハムスターの特徴を再確認
ハムスターの種類の中で、一般的に、大型ハムスターのゴールデンは寒さに弱く、小型ハムスターのロボロフスキーは暑さに弱いと言われています。
また、長毛種や肥満体質なハムスターほど暑さに弱く、体の細い子は寒さを感じやすくなるという特徴もあります。
そのため、ハムスターの体格によって温度を調節してあげることが必要です。
また、長毛種や肥満体質なハムスターほど暑さに弱く、体の細い子は寒さを感じやすくなるという特徴もあります。
そのため、ハムスターの体格によって温度を調節してあげることが必要です。
温度調整を行う前に注意すること2:巣箱の中を適温にするように
ハムスターを飼うときに大事なことは、ケージ全体の温度ではなく、巣箱の中の温度を適温にすることです。
野生のハムスターは、地中の17度という安定した温度の巣穴内で生活しています。ハムスターにとっては「巣箱(巣穴)から出る=外」と同じです。
巣箱以外の場所では、ハムスターが四季を感じられるようにすることで、健康的に過ごすことができます。
ただし、真夏や真冬など、巣箱内の温度と外の室温に大きな温度差がある場合は、ハムスターが体調を崩す可能性があるので、エアコンなどで部屋全体の温度を調整しましょう。
野生のハムスターは、地中の17度という安定した温度の巣穴内で生活しています。ハムスターにとっては「巣箱(巣穴)から出る=外」と同じです。
巣箱以外の場所では、ハムスターが四季を感じられるようにすることで、健康的に過ごすことができます。
ただし、真夏や真冬など、巣箱内の温度と外の室温に大きな温度差がある場合は、ハムスターが体調を崩す可能性があるので、エアコンなどで部屋全体の温度を調整しましょう。
温度調整を行う前に注意すること3:エアコンの風は直接当てない
温度調整にエアコンの使用は欠かせませんが、直接風の当たる位置にケージを置くのはやめましょう。
設定温度が適温でも、長時間当たり続けることにより、体が冷え切って体調を崩してしまう恐れがあります。
また、ハムスターは体に風が当たることが苦手です。大きなストレスとなりますので、風が当たり続けることのないように気をつけましょう。
設定温度が適温でも、長時間当たり続けることにより、体が冷え切って体調を崩してしまう恐れがあります。
また、ハムスターは体に風が当たることが苦手です。大きなストレスとなりますので、風が当たり続けることのないように気をつけましょう。
ハムスターを飼うときの適温は何度?
ハムスターは湿度に弱く、汗をかかないため、温度の変化に注意する必要があります。真夏と真冬の温度管理は必須ですが、春や秋はどうでしょうか。
ハムスターにとって適切な温度を知ることで、快適な飼育環境をつくってあげましょう。
ハムスターにとって適切な温度を知ることで、快適な飼育環境をつくってあげましょう。
温度 | ハムスターに及ぼす影響 |
---|---|
10度以下 | 疑似冬眠の恐れあり |
20~26度 | 適した温度 |
30度以上 | 水分不足 |
20~26度が適した温度
飼育されているハムスターが健康で元気に過ごせる温度は20~26度とされ、人と概ね同じです。年間を通じてこの適温内での温度を保ってあげましょう。
温度管理をするにはエアコンを使うのが無難ですが、春・秋シーズンは気温も不安定で、急に冷え込んだり暑くなったりする日があるため、他にも対策を行う必要があります。
ちなみに、ハムスターにとって最適な湿度は、40~60%です。
温度管理をするにはエアコンを使うのが無難ですが、春・秋シーズンは気温も不安定で、急に冷え込んだり暑くなったりする日があるため、他にも対策を行う必要があります。
ちなみに、ハムスターにとって最適な湿度は、40~60%です。
10度以下、30度以上は危険
ハムスターにとって命が危険にさらされる温度は、10度以下および30度以上です。
毛皮に覆われたハムスターでも、真冬の厳しい寒さには耐えられません。
30度を超えるような真夏日には、水分不足になる可能性があります。ハムスターがぐったりしていたらかなり危険な状態ですので、気をつけましょう。
毛皮に覆われたハムスターでも、真冬の厳しい寒さには耐えられません。
30度を超えるような真夏日には、水分不足になる可能性があります。ハムスターがぐったりしていたらかなり危険な状態ですので、気をつけましょう。
巣箱の中の温度を調整する方法
初回公開日:2019年08月02日
記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。