ハムスターを飼う時の適温は何度?ケージのレイアウト紹介
更新日:2024年07月23日
人間用の冷暖房器具だけで、巣箱の中の温度を調整するのは難しいです。また、巣箱の中を適温に保ち、その他の場所で四季を感じさせてあげるには少し工夫が必要です。
ここでは、巣箱の中を適切な環境にするための方法をご紹介します。
ここでは、巣箱の中を適切な環境にするための方法をご紹介します。
- 巣箱の素材を変える
- 出口の大きさをウッドチップで調整する
- ヒーターやホッカイロを使用する
- エアコンで飼っている部屋の温度を調整する
巣箱の中の温度を調整する方法1:巣箱の素材を変える
巣箱の素材には、木製、プラスチック製、陶器製、布製の4種類があります。
1年を通して使いやすいのは木製の巣箱です。冬は暖かく、夏は適度な涼しさを保ちます。ただし、ハムスターがかじって破壊したり、ひどく汚れた場合は交換が必要です。
夏の暑い時期は、陶器製の巣箱がです。陶器製の巣箱は熱伝導性が低いため、いつでもひんやりしているのが特徴。また、細菌も繁殖しにくく、水で丸洗いができるため衛生的です。
冬は保温性の高い布製の巣箱を選ぶ方も多いです。ただし、布はハムスターが誤って食べてしまう危険があるので注意しましょう。
1年を通して使いやすいのは木製の巣箱です。冬は暖かく、夏は適度な涼しさを保ちます。ただし、ハムスターがかじって破壊したり、ひどく汚れた場合は交換が必要です。
夏の暑い時期は、陶器製の巣箱がです。陶器製の巣箱は熱伝導性が低いため、いつでもひんやりしているのが特徴。また、細菌も繁殖しにくく、水で丸洗いができるため衛生的です。
冬は保温性の高い布製の巣箱を選ぶ方も多いです。ただし、布はハムスターが誤って食べてしまう危険があるので注意しましょう。
巣箱の中の温度を調整する方法2:出口の大きさをウッドチップで調整する
ウッドチップ(巣材)を利用して、巣箱の中の温度を微調整することが可能です。
暑いときは巣箱の出口を広く確保することで、通気性を良くします。寒いときは巣材を厚く盛って出口を塞ぎ、冷たい空気が巣箱に入らないようにします。
ハムスター自身で出入口をかじったり、巣材に潜ったりして、自分で温度を調節することもあります。
暑いときは巣箱の出口を広く確保することで、通気性を良くします。寒いときは巣材を厚く盛って出口を塞ぎ、冷たい空気が巣箱に入らないようにします。
ハムスター自身で出入口をかじったり、巣材に潜ったりして、自分で温度を調節することもあります。
巣箱の中の温度を調整する方法3:ヒーターやホッカイロを使用する
床材だけでは保温不足となる場合、ペットヒーターを使いましょう。ヒーターを使うことで、巣箱の中を確実に温めることができます。
いろんな種類のペットヒーターが出ていますが、は自動で温度管理してくれるPTC搭載のパネルタイプのヒーターです。簡単で効率的に暖められます。
ホッカイロを使用して暖める「カイロケース」も手軽で良いですが、調節ができず、熱くなったり冷たくなったりするため普段使いには心配です。
ですが、カイロケースは電源がいらず持ち運べるため、外出時や停電などの緊急時に重宝します。
いろんな種類のペットヒーターが出ていますが、は自動で温度管理してくれるPTC搭載のパネルタイプのヒーターです。簡単で効率的に暖められます。
ホッカイロを使用して暖める「カイロケース」も手軽で良いですが、調節ができず、熱くなったり冷たくなったりするため普段使いには心配です。
ですが、カイロケースは電源がいらず持ち運べるため、外出時や停電などの緊急時に重宝します。
巣箱の中の温度を調整する方法4:エアコンで飼っている部屋の温度を調整する
部屋全体を暖める、また、夏場の温度を下げるのに、やはりエアコンは欠かせません。
夏は暑さと共に湿度も増しますから、人と同じように、ハムスターにとってもかなり不快です。エアコンを使用して適切な温度と湿度を保ちましょう。
最新のエアコンは部屋全体をムラなく一定の温度にし、湿度調節も可能なものも多いですが、通常は、冷たい空気は部屋の下のほうに行きます。
ケージの置き場によって温度が違う可能性があるので、温度計で確認するとよいでしょう。
夏は暑さと共に湿度も増しますから、人と同じように、ハムスターにとってもかなり不快です。エアコンを使用して適切な温度と湿度を保ちましょう。
最新のエアコンは部屋全体をムラなく一定の温度にし、湿度調節も可能なものも多いですが、通常は、冷たい空気は部屋の下のほうに行きます。
ケージの置き場によって温度が違う可能性があるので、温度計で確認するとよいでしょう。
温度管理がしやすいケージレイアウト
お使いのケージの種類やケージのレイアウトによって、ハムスターの体感温度や快適さも変わってきます。
ここからは、温度管理がしやすいケージレイアウトについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ここからは、温度管理がしやすいケージレイアウトについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ケージは直射日光が当たらない場所に置く
直射日光は、動物の生命にかかわります。夏の強い日差しはもちろんですが、人間には気持ち良い春や秋の日差しにも注意が必要です。
体の小さなハムスターは、春の日差しに5分間当たっただけで、体調を崩すことがあります。窓際や西日が差し込む場所は絶対に避けてください。
また、ハムスターは夜行性であるため、光の強い場所は好みません。一番良いのは直射日光の当たらない、昼間明るく夜暗い場所。
日差しによる温度変化が少なく、かつハムスター本来の生活リズムを保つことができます。
体の小さなハムスターは、春の日差しに5分間当たっただけで、体調を崩すことがあります。窓際や西日が差し込む場所は絶対に避けてください。
また、ハムスターは夜行性であるため、光の強い場所は好みません。一番良いのは直射日光の当たらない、昼間明るく夜暗い場所。
日差しによる温度変化が少なく、かつハムスター本来の生活リズムを保つことができます。
回し車は少し手前に置く
ハムスターにとって快適な環境作りのためには、「死角」が欠かせません。臭いや直射日光などの温度、人間の目からも逃げられるような死角を作ってあげましょう。
回し車は、ケージの壁から少し手前に置き、壁と回し車の後ろに細い隙間を作ります。
そうすると、そこはハムスターにとって、常に日陰で間接的に太陽の明るさを感じられる快適な隠し通路となります。
回し車は、ケージの壁から少し手前に置き、壁と回し車の後ろに細い隙間を作ります。
そうすると、そこはハムスターにとって、常に日陰で間接的に太陽の明るさを感じられる快適な隠し通路となります。
引きこもれるスペースを作らない
ハムスターの生態を理解し、快適な環境を提供することは大切です。しかし、一緒にいるのは決して野生のハムスターではありません。
ですから、人間と共に暮らすために、ハムスターにとってベストな飼育環境をつくる工夫をする必要があります。
人間から引き離す生活をさせてしまうと、引きこもり状態になり、ハムスターに噛まれたり、病気の発見が遅れる原因を作りますから、引きこもれるスペースを作らないようにしましょう。
ですから、人間と共に暮らすために、ハムスターにとってベストな飼育環境をつくる工夫をする必要があります。
人間から引き離す生活をさせてしまうと、引きこもり状態になり、ハムスターに噛まれたり、病気の発見が遅れる原因を作りますから、引きこもれるスペースを作らないようにしましょう。
初回公開日:2019年08月02日
記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。