ハムスターの爪切りの方法|爪が長い時は爪とぎできていない?
更新日:2024年07月23日
適切な飼育環境なら爪が伸びる心配はないのですが、伸びてしまった場合はどうすれば良いのか解説します。動画でハムスターの爪切りの方法が紹介されています。
このハムスターは非常におとなしいですが、普通は爪を切られるのは嫌なことなので、ハムスターは暴れて逃げようとします。あまりに暴れる場合は日を分けて切るようにしましょう。
このハムスターは非常におとなしいですが、普通は爪を切られるのは嫌なことなので、ハムスターは暴れて逃げようとします。あまりに暴れる場合は日を分けて切るようにしましょう。
ハムスターの爪切りの方法1:光に爪を透かす
ハムスターの爪を光に透かします。ハムスターの爪はかなり小さく、種類や大きさによっては血管が分かりにくい場合があるので、太陽光や蛍光灯、懐中電灯、スマートフォンのバックライトなどいろいろ試してみましょう。
100円ショップでも小型の懐中電灯が販売されています。
ただ、長時間ハムスターを掴んだままだとストレスになってしまうのでほどほどにしましょう。
100円ショップでも小型の懐中電灯が販売されています。
ただ、長時間ハムスターを掴んだままだとストレスになってしまうのでほどほどにしましょう。
ハムスターの爪切りの方法2:血管がどこまで通っているかを確認する
誤って血管や神経を切ってしまわないよう、光に透かしてどこまで血管があるか確認します。血管の確認も難しいくらいハムスターの爪は小さいですし、飼い主の目も疲れてしまいます。
どこまで切っていいかはっきり分からない場合は、ほんの先端だけを切るか、動物病院に連れて行き、切ってもらいましょう。その時に、爪切りのコツを教わると良いでしょう。
どこまで切っていいかはっきり分からない場合は、ほんの先端だけを切るか、動物病院に連れて行き、切ってもらいましょう。その時に、爪切りのコツを教わると良いでしょう。
ハムスターの爪切りの方法3:爪の先端を切る
ハムスターの爪のほんの先端を切ります。目安としては血管が無い部分の半分程度を切ります。爪と平行になるように切りましょう。一度に全ての爪を切るのではなく、一本づつ切るようにしましょう。
爪切りはハムスターのストレスになりますので、暴れたりして嫌がる場合は日を分けて切るようにしましょう。1日1本でも構いません。
そして、爪を切った後は必ずご褒美のおやつをあげてください。爪切りをするとご褒美をもらえると学習し、だんだんハムスターが大人しくなってくれることもあります。
爪切りはハムスターのストレスになりますので、暴れたりして嫌がる場合は日を分けて切るようにしましょう。1日1本でも構いません。
そして、爪を切った後は必ずご褒美のおやつをあげてください。爪切りをするとご褒美をもらえると学習し、だんだんハムスターが大人しくなってくれることもあります。
ハムスターの爪が伸びている場合に見直すべき飼育環境のポイント
ハムスターの爪が伸びすぎているということは、飼育環境が適切でない場合が考えられます。
自然に爪とぎがされるのが適切な環境と言えます。爪とぎグッズ、砂風呂、床材、回し車が置かれているか、置いている場合は適切な状態かどうか確認しましょう。
自然に爪とぎがされるのが適切な環境と言えます。爪とぎグッズ、砂風呂、床材、回し車が置かれているか、置いている場合は適切な状態かどうか確認しましょう。
見直すべき飼育環境のポイント1:素焼きなど爪とぎ用のグッズがあるか
素焼きのトンネルや、ハウスを使いましょう。自然の爪やすりのような働きをしてくれます。ざらざらした材質なので、ハウスに入ったり、トンネルをくぐることで自然と爪が削れます。
他にも、木製の爪とぎグッズも販売されています。使ってくれるかはハムスター次第ですが、齧り木代わりにもなるので試してみてはいかがでしょうか。
他にも、木製の爪とぎグッズも販売されています。使ってくれるかはハムスター次第ですが、齧り木代わりにもなるので試してみてはいかがでしょうか。
見直すべき飼育環境のポイント2:砂風呂があるか
砂風呂は必ず設置するようにしましょう。ハムスターにとっては爪とぎの他にお風呂やストレス解消の役割もある、重要な飼育用品です。
砂は深めに入れてあげると、砂を掘り自然と爪が削れ、ストレス解消にもなります。数百円で購入できる飼育用品なので、設置していない場合は必ず買ってあげましょう。
素焼きの砂風呂もあるので、プラスチック製の砂風呂を使っている様子が無い場合や、爪とぎの効果を上げたい場合に使ってあげましょう。
砂は深めに入れてあげると、砂を掘り自然と爪が削れ、ストレス解消にもなります。数百円で購入できる飼育用品なので、設置していない場合は必ず買ってあげましょう。
素焼きの砂風呂もあるので、プラスチック製の砂風呂を使っている様子が無い場合や、爪とぎの効果を上げたい場合に使ってあげましょう。
見直すべき飼育環境のポイント3:床材は敷いているか
床材は掘れるように、ハムスターが完全に埋もれるくらいの量を敷きましょう。
ハムスターは元々地下に巣穴を掘って暮らしていたので、床材を掘るのは本能です。床材やケージの床に爪が当たることで自然と削れて行きます。
材質はたくさんの種類があり、紙、ウッドチップ、砂などがあります。事情があって床材が利用できない場合は「白新聞紙」と呼ばれる無地の新聞紙があります。
ペットシーツとしても利用できるとです。
ハムスターは元々地下に巣穴を掘って暮らしていたので、床材を掘るのは本能です。床材やケージの床に爪が当たることで自然と削れて行きます。
材質はたくさんの種類があり、紙、ウッドチップ、砂などがあります。事情があって床材が利用できない場合は「白新聞紙」と呼ばれる無地の新聞紙があります。
ペットシーツとしても利用できるとです。
見直すべき飼育環境のポイント4:回し車は置いているか
ハムスターと言えば回し車をくるくる回している光景が思い浮かびます。ハムスターは一日中走り回っていると言われており、運動不足解消のため回し車は必須です。一日に数十キロは走るそうです。
回し車はハムスターの体に合うサイズを選んであげてください。大きさが合わないと背骨が湾曲する原因になります。
また、ハムスターは夜行性のため回し車を夜に回すことが多く、集合住宅では騒音になると心配される方もいるでしょう。静音のホイールも発売されていますので、ホイールの音が気になる方は使ってみて下さい。
また、爪とぎになるからと回し車に紙やすりを張り付ける飼い主がいますが、絶対に止めて下さい。爪どころか足の裏が削れて怪我をしてしまいます。
回し車はハムスターの体に合うサイズを選んであげてください。大きさが合わないと背骨が湾曲する原因になります。
また、ハムスターは夜行性のため回し車を夜に回すことが多く、集合住宅では騒音になると心配される方もいるでしょう。静音のホイールも発売されていますので、ホイールの音が気になる方は使ってみて下さい。
また、爪とぎになるからと回し車に紙やすりを張り付ける飼い主がいますが、絶対に止めて下さい。爪どころか足の裏が削れて怪我をしてしまいます。
ハムスターの爪は切りすぎに注意しよう
初回公開日:2019年07月30日
記載されている内容は2019年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。