ハムスターに適した温度と湿度は？巣箱の中を快適にする方法

ハムスターを人工保育する場合も最適な温度がありますので、調節していきましょう。人工保育は成長に合わせて温度を下げていく事が必要になります。

人工保育になる理由としては、ハムスターの子育て放棄や子食いなどが原因の場合がほとんどです。

人工保育が必要になった場合は温度管理を適切に行わないと赤ちゃんがなくなってしまう可能性もあります。

やむを得ず人工保育になってしまう場合もありますが、育児放棄や子食いが原因の場合には、なぜそのようになってしまったのかも考えていく必要があるでしょう。

ハムスターの生活に適した湿度は40％から60％になりますので、低すぎたり高すぎたりしないようにしなければいけません。湿度の調整は飼い主にとっても必要な事です。

何もしない状態での湿度は基本的に50％から80％にまで変わる事があります。常に40％から60％の間におさまるように、湿度を調整していく必要があります。

人間にとっても高すぎる湿度は悪くして熱中症になってしまいますし、命にかかわりますので普段から気をつけましょう。

温度や湿度をハムスターに合わせるだけではなく、ハムスターの寝床となっている巣箱を快適な空間にする事も大切です。

夏の巣箱と冬の巣箱では快適に過ごさせるための方法が異なりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ハムスターの夏の巣箱には薄めの素材を使って作ってあげる事もできます。段ボールやお菓子の箱のように軽くて加工しやすい素材を使いましょう。

木箱やプラスチック製の巣箱の場合、ハムスターが齧って穴を広げたりする事ができませんので、夏の巣箱には不向きです。

ケージの側にタオルで巻いた保冷剤を設置するなどすれば保冷効果も得られますし、水滴が垂れないようにするための防止にも役立つでしょう。

夏はエアコンも活用して快適な温度や湿度を保つようにしていく必要があります。

冬の巣箱は、ハムスター自身が自分で巣箱の中の温度を調節しようとする可能性があります。

ケージの底に敷いているウッドチップなどを巣箱に運んで入口を塞ごうとするなどの行動が見られた場合は巣箱の高さを高めに設置しなおしてあげるといいでしょう。

ヒーターが原因の事故などが起きないように、設置したヒーターもこまめにチェックするようにしましょう。

ハムスターは湿度が高かく暑い時や、冬の寒さが厳しい時には特徴的な行動を起こします。

暑い時や寒い時のハムスターの行動の中には問題ないものもありますが、具合を悪くしている場合もありますので気をつけてみていかなければいけません。

ハムスターが暑い時に見せる行動を知っておきましょう。暑い時の行動には問題ない行動もありますが、放っておいてはいけない場合もあります。

ハムスターの体調がおかしいのではないかと考えるきっかけにもなりますので、普段とは違った可笑しな行動をしている場合は注意深く観察しておきましょう。

短時間でもハムスターの命にかかわります。特に仰向けで寝ているような場合は注意が必要になりますので気をつけて下さい。

ハムスターは寒い時には巣箱の中に入ったまま出てこなくなる時がありますので、行動を見落としがちになってしまいます。

少しでもハムスターの変化を見逃さないように気をつけておかなければいけません。巣箱から出てこなくなった場合にはヒーターで温めてあげる事も大切です。

あたためすぎるとエサにカビが生えてしまったりすることもありますので気をつけなければいけません。